ジュピターズ・ムーンのレビュー・感想・評価
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こんな映画を待っていました
普通のアクション映画や、SF映画を期待して観にいかれた方には納得出来る作品ではないです。
これは、アンドレイ・タルコフスキーやイングマール・ベルイマンのような
文芸作品を観るつもりで、観に行くべき映画です。
それでいながら、マーケット向けの展開や演出もあり、
個人的には、エンターテイメントと映像芸術とのバランスがとれた作品だと思います。
ただ、日本人として説明不足に感じるのが、
冒頭で説明させる、映画の題名となった木星の月のひとつ、エウロパがヨーロッパの語源であること、
これが説明されないので、
映画を解釈する上で大きなマイナスになっているのが残念です。
これを念頭に、映画をみれば見方が変わると思います。
ハリウッド・リメイクもありでは
天使
ハンガリーに不法入国した際に銃撃を受けて何故か身の回りの重力を操れる様になったシリア人難民の青年と、彼を利用して金儲けを企む難民キャンプで働く医師、それを追い蛮行を隠蔽したい警備隊の話。
ただ浮かぶだけではなくてそんなことも!?というところはあったが、基本的には凶暴さが微塵もない主人公で、そこからの拡がりはあまりなし。
なんか色々出来そうだけどそういう話じゃないからということか。
はぐれた父親との再開の為に、欺されていると気付きながも医師を頼る主人公と、金儲けの為だった筈が情がうまれる医師との関係の変化をみる作品という感じで、それ程衝撃的なものはないし、みる側に委ねるところが結構あるラストではあるものの、それなりには楽しめた。
普通に楽しめます。
日経の映画批評で☆が満点の5点だったので、期待して観に行きましたが、感想は普通です。まぁ、それなりに楽しめますが…
ラストも主人公がどうなるかは観た人に任せる形で終わります。
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