「【"You are the apple of my eye"今を時めく山田裕貴のコミカル演技と秀才女子に恋する姿が魅力的。仲良し七人男女高校生達の成長物語でもある。オリジナル台湾映画も観ようと思う。】」あの頃、君を追いかけた NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"You are the apple of my eye"今を時めく山田裕貴のコミカル演技と秀才女子に恋する姿が魅力的。仲良し七人男女高校生達の成長物語でもある。オリジナル台湾映画も観ようと思う。】
■クラスの仲間たちと悪ふざけをしながら能天気に過ごしている高校生・浩介。(山田裕貴)
だがある日、不真面目な浩介の態度に怒った教師が、秀才の真愛(齋藤飛鳥:失礼ながら、存じ上げなかったが素敵な女性である。)を浩介のお目付役に任命する。
かくして真愛の前の席に座ることとなった浩介は、反発しながらも真愛との距離を縮めていく。
◆感想<Caution! 内容にやや触れています。>
・今作は、今ではあまり見れない能天気で武道大好きな浩介を演じる山田裕貴のコミカルな演技と、そんな彼が秀才の真愛と相思相愛の想いを抱きつつ、一線を超えない所が焦れったくて良い。
・何故か”裸族”の浩介と父の姿が前半は可笑しい。
・真愛を演じた齋藤飛鳥さんも、清楚で可愛い。
浩介の背中を青いペンで矢鱈と突く所も可笑しい。
そして、浩介が教科書を忘れた真愛を庇った事で、二人の距離は縮まるが、そこからナカナカ発展しない所も、他の高校生恋愛映画と違っていて、良い。
■今作の魅力は、そんな彼らを取り巻く松本穂香さん演じる詩子達5人の姿が良いのである。
高校生恋愛映画はどうしても、主演の二人にフォーカスし過ぎるきらいがあるが、今作はその匙加減が良いのである。
<一昨日鑑賞した東京リベンジャーズのドラケンのイメージが吹っ飛んだ山田裕貴のコミカルな演技と(演技の幅が広いなあ。)真愛を演じた齋藤飛鳥さんとの焦れったい関係性や、彼らを取り巻く松本穂香さん演じる詩子達5人の姿が印象的な作品。
機会があればオリジナルの台湾映画も観ようと思う。>