「アイドル映画なのに何か懐かしさを感じる」あの頃、君を追いかけた ホワイトベアさんの映画レビュー(感想・評価)
アイドル映画なのに何か懐かしさを感じる
高校の同級生男女6名が織り成す青春グラフィティ。人気者だが勉強が今一つ苦手な浩介(山田裕貴)とクラス一の優等生・早瀬真愛(斉藤飛鳥)、惹かれ合いながらもお互い最後の一歩が踏み出せないふたりの淡い恋心を軸に話が進む。学生時代の日常を切り取ったようなエピソードの一つ一つは細切れで実に他愛無いもののようにも見えるのですが、自分の若かった頃と重なるものが垣間見え、何か郷愁をそそりました。特に我々男子はいつも幼稚で馬鹿なことばかりしていましたが、反対に女子たちはとても大人びていたな、と。未鑑賞ですが台湾の大ヒット作品のリメイクとのこと。そのせいか、季節感が少しずれていたり、日本では余り見かけないランタン(天燈)がストーリーの重要なモチーフとして登場したり、と多少違和感はありましたが、斉藤飛鳥さんの反則級の可愛らしさの前には何も言えません...
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