バトル・オブ・ザ・セクシーズのレビュー・感想・評価
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パイオニアの信念だな、二つの戦い
男女間の格差を解消していく、この道筋は整った。でも、男性アナウンサーが女性プレイヤーの首に手をかけ続けるTV放送に違和感と嫌な感じが拭えず、まだ道半ばを感じさせる。さらに、アラン・カミングとの抱擁で、もう一つの戦いの始まりを示唆させるエンディング。ということで、この作品ではM」主人公の戦いは一つの区切りをつけただけもしれない。
主人公は性別間の違和感を感じ続け、先頭に立って活動し続ける。テニスを通して、きちんと鍛錬して実現する姿が美しい。エマ・ストーンが良かったな。本当はもっとドロドロした葛藤もあったはずだけど、さらっと明るく検討的に仕上げたスタッフにもあっぱれ。
今見れば、間違った格差意識なんだけど、1972年当時はそれが世界的な常識だったのではないかな。学校でも親からも「男の子だから女の子をいじめちゃいけない」「男の子は女の子を守らなくては」とさんざん性別の違いを言われ続けて育った世代。自分より強い女の子を守るという???はあったけど、それから抜けられないのもまた事実。
タイトルがむしろ皮肉
実際の選手達についての知識は全くなく、
予告で面白そうだと観に行った。
タイトルは性差別の戦い的なものだけども、
映画を見ていると、むしろそれは
試合の名目としてキャッチコピー的に掲げられており、
実際にはビリージーンは賞金アップのための意地、
ボビーは妻子にもテニス界からも見切られそうな状態からの脱却狙い。
つまり2人とも這い上がるための、
そして己のアイデンティティのテニスの価値を高める試合だった。
なのに周囲が、男女のガチンコと捉えて
気色ばむのはなんとも皮肉とも言える。
それ故に、試合後彼女の流した涙は
緊張感からの解放と共に、
果たして今後自分はいったいどう流されてしまうのか、
それを抱える覚悟があるのか、と
不安もあったに違いない。
それにしても実際の人物への寄せ方凄かった。
そして同性で泊まってたら、普通は
あ、友達も泊まってったんだね、くらいにしか
思わないのかしら。
ずいぶん察しのいい夫だな。
男女差別に立ち向かい道を切り拓いた話としては勇敢に感じるけどLGB...
男女差別に立ち向かい道を切り拓いた話としては勇敢に感じるけどLGBTQが絡みだしてからはなんかいけ好かん
主人公がいつから性的指向について悩みがあったのかは分からないけど普通に不倫だし、それを試合への不安などでナーバスになってるからといって容認するような描写は素敵じゃないでしょ
LGBTQだからとか重圧の多いチャンピオンだからとか
男女差別を是正したからといって道徳的に不倫が彼女を支えて真の自分を見出しハッピーエンド!って綺麗にまとめすぎちゃう?
実際マリリンとは別れる際裁判沙汰になり自殺未遂したマリリンは下半身付随
元旦那とは円満らしいけど
単純に男女差別について描きたかったのであればもっと違う視点があったのでは?
笑える戦いが石頭を懐柔させました・・・
テニス界で有名なキング夫人のウーマンリブ運動の映画、当時、優勝賞金が男子の12.5%しか与えられない保守的な全米テニス協会に反旗をかかげ女子テニス協会を設立、白が基本のウェアをカラフル、ファッショナブルに一変、独自にスポンサー集めにも奔走した点ではプロスポーツ界の改革の旗手と言った方が良いかもしれない。
後に自身でもカミングアウトしているが劇中でも美容師との同性愛に悩む一面が描写されている、製作陣は男女平等ばかりでなくLGBTにも間口を拡げたかったのだろうが雑味に思えた。
肝心のテニスの方はおまけのような描き方、元チャンピオンとは言えボビー・リッグスは55才、前後左右に揺さぶられては体が持たなかった。キング夫人とリッグスは心底敵対している訳でもなくプロスポーツのショーアップと言う点では両者ともに抜きんでた才能を発揮したと言えよう。
試合に負けたリッグスだが愛想尽かしされた妻と復縁、それに反してキング夫人は離婚してレスビアンの道を歩むのだから振り回された旦那が不憫に思えてきた。
むしろ男女差別との闘いなら「ビリーブ 未来への大逆転」、「RBG 最強の85才」のルース・ベイダー・ギンズバーグさんの方がシリアス、彼女は男性社会に向け、「女性を敬って欲しいのではなく、踏んでいる足をどけて欲しいだけです・・」と名言を放っています。
ただ、このテニスマッチの偉大な功績は北風と太陽の寓話のようにイデオロギー対決をユーモアで処理したことで頭の固いお偉いさんたちを懐柔させたところなのでしょう。
色々な想いが交錯するエキシビションマッチにワクワクする
女性蔑視に対する戦いかと思ったが、もっと大きな思惑や信念などが交錯する内容で楽しめた。
キャストは言わずもがなの演技でかなり引き込まれる内容であったが、肝心のテニスシーンは迫力に欠けると言うか、カメラワークがテレビ中継の様な引きが多く、尚且つスピード感も無いので少し悲しい感じがあった。
もう50年程前の話ですが、こんなにも差別がひどい時代に声をあげる事はとてつもない勇気と決断だったに違いない。
またそれぞれのパートナーの付かず離れずの描写もとても物語に深みを持たしていたし、ロッカールームのそれぞれの対比も良かった。
LGBTの内容も包括しており、色々考えさせられた。
素っぴんメガネ女子のエマ・ストーン が見れるのも今作だけじゃないかなw
勝手に結末想像して外れた
男が勝つけど女子に拍手!
という結末を予想していたので
女が勝ったからありゃっとなった
けれど、とてもよい映画だった
エマストーンは素晴らしく演技上手い。
旦那さまが本当によい理解者だ。
愛するってのはそうゆうことなんだろうなと思う。自分のわがままを相手に押し付けず(会いたいとかなんとか)相手の事を思って見守る姿勢が感動的だった。
主人公が、もともと心に持っていた、負けんじゃねぇよ精神。まわりのひとからどう思われるかに流されずに誠心誠意自分の想いのために戦う姿には心動かされた。
本当の敵
池袋・新文芸坐
「アイ、トーニャ」との2本立て
タイトルを知った時は単純明解すぎて逆に食指が動かなかった世紀の男女対決試合、その実現までに初めは乗り気でなかったビリーがなぜそれをするのか、そして彼女が得たものと、得られなかったものについてのストーリー。
作り手はその単純さこそを逆手に取ってくる。
試合を持ちかけた自称「男性至上主義者のブタ」ボビーにとっても、それは単なるヘイトの結果なんかではなかったという。
注目されればなんでもいい、求められるためならどんなことでも言う、というのはむしろ現代のヘイトスピーカーの本質にも通じるものがあり、その点でボビーが罪作りなのは間違いないんだけど。
ストーリーテリングそのものはけして単純ではなく考え抜かれたもので、不明を恥じる。
結局のところ、ヒロインにとってはファム・ファタル的な美容師のことも、献身的に尽くす夫のことも、取るに足らない相手であるというあたりが残酷。
結局コートの上の「世紀の男女対決」は行われるのだが、ヒロイン言うところの「本当の敵」はそこにはいない。
スティーブ・カレル演じるボビーもビリーも2人とも道化のように祭り上げられるだけ。
スティーブ・カレルは面白くてその場を盛り上げるお調子者だが、どこか物悲しい役みたいなのをうまく演じてた。
そしてわかりやすい「男女対決」の影でビリー・ジーンの「本当の敵」は明かされることもなく隠されてしまう…という終わり方も心に残り、その後の彼女の幸せを祈りたくなる。
最後 ロッカールームからの
テロップで その後の出来事まで
で 考えさせられますね。(ここだけ良かった)
(感動。面白かった。は、無いなぁー)
(テニス対決シーンは…重要 ではないんやね)
(スポ根映画じゃないもんね)
彼女の涙 て、色々なプレッシャーと闘い
そして、勝者に湧いてくる感情なんかなぁ?
知らんけど!
男って奴は…不器用やわ!
知ってるけど!
時代の流れは
あんがい 女性が作ってかも。
知ってる!
思ったのと違った
男をやっつけるコメディだと思ってたのね。だから何か微妙。
●たぶん女性の苦労をもっと葛藤として描いたら良かったと思うんだけど、前半がレズ浮気の話だから、後半のカタルシスをあまり感じない。
●そもそも行きずりにしか見えない愛人とは添い遂げる力強さがないので中途半端。夫を取るか愛人を取るかの苦悩もない。夫もただの良い人だし。ラスト字幕でその後を解説されてもなぁ。
●男の方も苦悩がないというか、差別発言するだけだし。賭け事好きで奥さんに逃げられた中年オヤジが敵キャラとして弱いんだよな。しかも金持ちでハングリーに見えない。勝って当然みたいな?まあ、史実だからしょうがないとしても、どうにかならない?乗り越える敵はジャックの方にした方が良かったんじゃないか?
楽しむ観点が違ったのかもしれない。
人生が生きる意味を問うてくる物語
プロテニスプレイヤーのビリーがテニスを通じて、男性の女性に対する差別や偏見に立ち向かい、女性の尊厳を勝ち取る物語。一つの試合をきっかけにビリーが人生に生きる意味を問われボビーと戦うことを決意する。試合に向かう中で女性かつレズビアンの性的少数者としての自分自身に迷い、苦しむのだが、そのことは試合の勝利がきっかけとなって新しい生きる意味となる。弱者に寄り添い、権利を主張する彼女の生き様に感動した。
すごいなエマ
ラ・ラ・ランドを最近観たばかりだったので、超キュートなエマのテニスをする姿を想像していたのに…度のキツそうな眼鏡(あの頃流行ってた形?)に黒髪。すごい変わりようにびっくり。
対するボビーは元プロテニスプレーヤーに見えなくて、コメディアンかと…ごめんなさい。
元プロとはいえ、すでに人生の折り返し過ぎのおじさん対現役の女子プロプレーヤー。
ここまでハンデがないと同じ土俵には立てないのだと、つくづく体力的な性差について考えさせられた。(本来スポーツでは立つことはないのだが)
女性の立場向上のために奮闘するビリーが、バイセクシャル(ていうのか?)に目覚め、結局は離婚したというオチはちょっと意味深?皮肉?
最後の試合のシーンは嘘っぽさがなくて良かった。観ていて力が入ってしまった。
ボルグとマッケンローの映画の予告もやっていたが、今テニスきてるのかな?
伝説の一戦とフィラデルフィア・フリーダム
今年もテニスの全米オープンが開幕した。
会場であるナショナルテニスセンターは、2006年にその功績を讃えてビリー・ジーン・キングの名が冠せられた。
この映画は、そのビリー・ジーン・キングとボビー・リッグスとの間で行われた伝説的男女対戦にまつわる物語だ。
この一戦は、女性差別との戦いの矢面に立ったキング夫人の活動の象徴として語り継がれている。
映画のタイトルは、このイベントのタイトルそのままである。
この試合にキング夫人が勝利(3セット先取のストレート勝ち)したことで、女子ツアーが興行として成立するようになった。
折しも、現在開催中の全米オープンテニスにおいて、エリーゼ・コルネ選手が試合中にTシャツを着替えたことに主審が警告を与え、試合後に協会が警告は誤りだったと認めたことが話題になっている。(2018/8/28)
試合中の着替えは認められているのに、女子選手にだけ警告を与えるのは性差別という訳だ。
ま、これは余談。
この映画では、伝説の一戦がクライマックスになってはいるが、この試合を描くことばかりがテーマではない。
女性差別と戦い、その後同性愛蔑視とも戦うことになるビリー・ジーン・キングと、彼女を支えた当時の夫、同性愛に目覚めさせた恋人、女子テニスのツアーを立ち上げ自力で各地を転戦する選手仲間たちの姿を、愛情深く映し出している。
殿堂入りまで果たしたボビー・リッグスが、
本気で女性を蔑視していた訳ではなく、
もう一度脚光を浴びたくて自ら企画したアイディアだったというのは、恐らく事実だろう。
キングにとっては世間との戦いだったかもしれないが、リッグスにとっては自己再生の戦いだった。
あきれるほどに道化を演じるリッグスの姿が、過去の栄光を忘れられない引退したスター選手の哀愁を匂わせている。
態度や発想の不純さに反して、真剣にこのイベントに取り組む裏の姿も描かれており、疎遠だった息子、別れた妻との関係が修復されたことにほっとする。
久々にエリザベス・シューに会えたことにも感激!
また、仲間(あるいはライバル)の女子テニス選手達の複雑な思いもある。
プロとしての上昇思考とライバル意識、妻や母として過酷なツアーに参加することの負担感、自分達の未来を託した希望と友情。
彼女達全員(フィラデルフィア・フリーダム/byエルトン・ジョン…!)の戦いでもあった。
弁護士である夫キング氏の献身的な妻への思いやりにも敬服する。
自分も夫の立場ではあるが、妻に対してあれほど献身的にはなれない…と、反省しきり。
ライバルのマーガレット・コート夫人の横にも、寄り添い支える夫の姿があった。
試合のシーンは少し迫力に欠けるが、過度な演出がない分、物語性を損なわない。
最近のCGやクローズアップ(寄せ)を多用してスピード感や迫力を出す技法を使うことはできたはずなので、あえての演出だと理解する。
試合前のイベント演出がド派手だが、わりと忠実に再現しているようだ。
アメリカではよく知られているのだと思うが、かなり大々的に開催されたイベントだったようだ。
選手入場の実況アナウンスで、女優のように美しいと表現されるが、当時のアメリカではそんな評価だったのかなぁ?
インタビュー映像で一瞬映るクリス・エバートは美人だと思うが。
『世界は全てを許すわけではない』
70年代のウーマンリブ運動の一つの闘いを描いた実話ベースの作品である。とはいえ、男対女という単純な構図ではなく、それぞれが人生を賭して自分の権利を勝ち取る情熱と清々しさを、スポーツという舞台で演じきった二人のテニスプレイヤーのストーリーだ。なんといっても特徴的なのはその映像のルックである。ポップでサイケなファッションとインテリアを惜しみなく映像に流し込んでいて、その時代のハイセンスを存分に楽しめる。
顔のアップのシーンが多用しているのは、流石エマ・ストーンならではである。
今作品の白眉は、ビリー・ジーンの人生だけでなく、キチンとその対戦相手であるボビー・リッグスを丁寧に描いたことであろう。男の悲哀を淡々と盛り込むことで、よりこの時代の空気感を表現できていると感嘆する。
もしできるならば、この後のシークエルがもっとドラマティックなので、そっちも盛り込んで欲しかったと思ったのだが・・・。
ビリー・ジーンが対戦前にインタビューで放った『敬意を払って欲しいだけ』という台詞に今作品の全てが凝縮されていて、世界中の人間がその意味を脳髄に叩き込むべきと強く感じさせられた作品であった。
なんてかっこいいんだビリージーン
テニスは好きですが、生まれる前のことは全く知らなくて、ビリージーンキングも、ボビーリッグスも、知りませんでした。
ビリージーンキングのかっこよさに震えました。
映画界での男女賃金格差が話題になった2017年ですが、スポーツの世界でも男女賃金(賞金?)格差はまだまだ存在するのが、現代です。
そんな中、先ほど軽く調べてみたのですが女子テニスの賞金ランキングは、男子とそう変わらない。スポンサー料などでの金額差はあるので、総収入では差がつくでしょうが、グランドスラムの賞金では男女同額です。
それってすごいことで、そのすごいことを実現するためにビリージーンキングは、ばかげた男女対決をやってのけて、勝ったわけです。
(日本の)賃労働の世界でも、男女格差は目に見えています。
女性が多い業界は、とにかく低賃金ですしね。
仕事の内容が易しいから低賃金ならば納得できるかもしれませんが、そんなことはない。
もっと戦わなくてはいけないのでしょうが、そのためのパワーが全然わかないんです、少なくとも私は。
なので、戦ってなおかつ勝利したビリージーンに、ありがたいなあという気持ちと、自分のふがいなさを感じました。
また、美容師ガールとの恋もいいなと思いました。
そして夫がいい人でした。彼はビリージーンを女、妻としてではなく、ビリージーンとして見つめていると感じました。
ボビーリッグスは残念な人で、彼本人が言動の通りの、男尊主義のくそヤローではないと思うのですが、周囲の求めに応じてピエロになってました。お金が欲しいから。
情けないけれど、そうとしか生きられなかったのかなあと思いました。そして妻がラストで許してたっぽいのがあめーよと思いました。
ビリージーンの本当の敵は、テニス協会のえらいさんでした。
笑顔で誹る本物の男尊女卑のくそヤロー。
彼は全く、女が人間であることを知らない様子でした。
人間である男とは同列にならない違う種が女だ、という感じ。
故郷に山ほどいるナチュラルボーン男尊女卑ヤローたちと同じ人種だなと。
これらと戦う気力を私は持てなくて、すごすごと都会へ逃げました。
いまでも陰口しか言えなくて、無力感を覚えます。
無力感から前進できる日が来るのかな。
愛と自己闘争
いやー、そんな感じの作品でした。良いんですわ、色んなものがいちいち。
既得権に反して女子ゴルファー協会つくる件、恋に落ちちゃう美容師の女の子の可愛さ。バリーのお父さん振り。70年代の景色。
一見、色物のテニス対決に掛けていた双方の背景も、決して過剰に演出されることもなく、ちょっとしたジョーク要素も織り交ぜられてて。
善悪の対決、じゃなくて、ジェンダーやシニアへの偏見との自己闘争、なんですね。だから、二人は同類なんだ。
鼻をつくフェミニスト感も無く、期待を大幅に超える映画でした。エマストーン、良かった、とっても。
スティーブ・カレル、変装役者選手権の圧倒的チャンピオン維持証明の1作でもありました。あんた、誰⁉️だもん。
音楽の件
エアロスミスのDream On は予告編オンリーでした。二人が愛を育む場面は、Elton John/Rocket Man , 彼のおちゃらけテニスのシーンには、George Harrison/What is Life。
EltonはLGBTをカミングアウトした歴史あり。 Georgeは恋人 PatiをCraptonに寝取られた男。ストーリーに被る私生活があったりするんだが、意識してつかってるよね?
子ブタ
エマストーンは増量して
この役に挑んだらしいですね
何キロアップかわからないけど
人相変わってました。
ラストに本人達が映ってましたが
2人とも良く似てました。
寄せてますね〜
勝った喜びを
旦那でも愛人(美容師)でもなく
ただ一人
控え室で喜びを噛み締め涙するところなんて
トップならではなのかなと思いました。
ボビーやビルプルマン
男性至上主義のブタども達の
やられた顔(笑)
最高〜‼︎
ラスト
コテンパンにやっつけたの
気持ち良かった‼︎
久々アランカミングが‼︎
チョコレートドーナツもっかい見たい‼︎
奇しくも作品の内容がタイムリー。
基本は笑えるコメディ要素強めな作品。
男女の賞金格差(女子の賞金は男子の15%だったそう)の均等にするよう訴えるビリー・ジーン・キングと男性至上主義者でテニス界のレジェンド・ボビーが対戦する実際にあった話。
ボビーは、どうしようもない女性差別野郎。
「俺が女性を愛するのは、彼女たちがキッチンもベットルームにいる時だけさ!」と腰が抜けそうになるようなセリフも飛び出します。(まぁ、今も変わらんような事言う人はいますが)
ボビー以外にもテニス協会の偉いさん、ジャック・クレイマーも最低。
ビリーとの対戦の際にボビーのスポンサー、Sugar daddyの代表も極右団体メンバー、男性至上主義者として有名な企業だそうです。
この作品少し前情報を頭に入れて観に行きましたが、LBGTについても割としっかり描かれています。女性の権利と同性愛者の悩みについても触れているので、凄く複雑な気分。今も問題は山積みですがら、時代が違いますから、更に厳しいかったことでしょう。
主演は、ラ・ラ・ランドで同じみのエマ・ストーン。ほぼノーメイク!!でも美しい!!テニスシーンもほぼノーCG!素晴らしい!面白かったー!!
「女性の方が優位だって言ってるんじゃない。男性と同じだって言ってる...
「女性の方が優位だって言ってるんじゃない。男性と同じだって言ってるだけ」みたいな台詞に、当たり前だけどどっちが上かって話じゃないよなって気付くとか。ロージーはあくまでパフォーマンスでやってて、おぞましいのはもっと違うとこにいるとか、ボビーがそのことをちゃんと理解してるとか、脚本が上手くてシビれる。
今のテニス界につながる出来事だが
ご本人も監修された実話なので
どうこう言ってもしょうがないのですが
作品として面白いとは思えなかった。
賞金と権利の主張の為とはいえ
現役引退した50代の男性に
現役女子選手が勝って
そんなに嬉しいかなぁ😅
レズシーンも長いわりには
愛情が感じられず…
あまり楽しめなかった。
よかった
コンディションづくりに失敗してかなりうとうとしてしまった。面白い映画だったのにもったいなかった。
エマ・ストーンがゴリラのような体型になっていて、のっしのっしとちょっと猫背にして歩いているのがすごかった。スティーブ・カレルもエンドロールまでだれだか分からなかった。子どもと遊んでいるところが心から楽しそうだった。ギャンブルくらいいいような気もするのだが、やっぱり破産することもあるだろうし、ダメなのかな。害のない、釣りくらいに依存していればよかったのに。
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