「思った以上に深い内容」バトル・オブ・ザ・セクシーズ fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
思った以上に深い内容
エマ・ストーン✖️スティーブ・カレルのポスターを見て。
「え?もしかして、コメディ」の印象を持ってたのですが、ほぼ違いました。
同じようにチケットが売れているのに、賞金に格差があるって。
おかしいでしょ!と立ち上がったキング夫人の話と。
「ふん、男女が一緒なわけがない」と、超いけ好かない男。
その二人の試合が実際にあったって、す、すごい。
世界的に中継されたとか。
ルールはあんまり知らないのだけど、それなりにわかり。
終盤熱く応援しちゃいました。
そしてその話の他。
キング夫人が、ツアー中に女子美容師といい仲になっちゃったという、セクシャリティな話も。
重きは置いていないのですが、テニスだけじゃない展開も意外でした。
全体的に70年代の世相を反映しているところが、ちょっと興味深し。
ラジオで試合を宣伝したり、スポンサーがたばこメーカーだったり。
映像も多分わざと、古めかしい色彩でしたね。
そして、お久しぶりのアラン・カミング!。さすがナイスアシスト。
「敬意を払って欲しいだけ」。キング夫人の言葉は、今にも通じるでしょう。
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