アバター ファイヤー・アンド・アッシュのレビュー・感想・評価
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炎の要素が薄い?
今作の映像美も圧巻の一言でした。目の前に広がる大自然は素晴らしく、まるで自分がその場にいるような臨場感がありました。ドルビーシネマで観たので、色鮮やかに映し出された景色にずっと見惚れていました。3D効果はフルに活かされており、本当にスクリーンから飛び出しているような場面もありました。ここから、キャメロン監督の3Dに対する強いこだわりが伝わってきました。
一方で、シーンごとにフレームレート(動きの滑らかさ)が頻繁に切り替わっていました。上映時間が3時間以上ということもあり、映画に集中し続けるのが大変でした。そのため、観終わった後は目が乾いたような疲れを感じました。
肝心のストーリーは、前作の焼き直しに見えました。炎の要素が全体的に薄く、火山を舞台にした場面があまり登場していませんでした。海のシーンが比較的多かったので、同じような物語を見ている既視感を覚えました。
初登場したアッシュ族の掘り下げが少なかったのも惜しかったです。なぜ復讐に燃えているのか、パンドラを支配する目的が具体的に描かれていませんでした。クオリッチ大佐がそのポジションに立っている影響か、彼らの存在感が薄くなってしまったのが勿体無かったです。
個人的に驚いたのが、スパイダーが中心になっていたことです。本作で彼に驚くべき変化が起きたので、それを見たときは「まじか!」と衝撃を受けました。ここから、実質スパイダーが主役の印象が強かったです。
私は過去作を全部観ていますが、内容はほぼ忘れてしまったので、観る前はついていけるか心配していました。しかし、見ている内に何となく思い出せたので、そこまで問題なかったです。1・2はどちらも非常に長いので、予習する時間がなくてもネットで軽く調べるだけでも良いと思います。
ストーリーに新鮮味はなかったものの、リアルな映像美でカバーされていたので、普通に満足できました。アバターは3Dで見てこそ価値がある作品なので、もしよろしければ3Dで鑑賞してみてください。
圧倒的スケールの映画体験🎬 世界最高峰の映像技術と、普遍的な家族の愛の物語
16年前、幼い息子を連れて1作目を観に行った。
まだ小学1年生だった息子は、映画が終わるまでチュロスを握りしめたまま、口をあけて固まっていた。それほどインパクトのあった、あの青い世界。
3年前の復活第2作、そして今回の第3作目。前2作の集大成だという今作が、実は私はいちばん好きかもしれない。
まずは、映像とテクノロジーの「到達点」としてのアバター。
推定4億ドルとも言われる製作費は伊達じゃなく、海・空・火のすべてのエレメントが、これでもかというほどの密度でスクリーンを満たしてくる。
どの一瞬を切り取っても絵になる「最高峰の画(え)」を、約3時間ひたすら浴び続ける体験は、それだけでチケット代以上の価値があるように思える。
ただ、今回いちばん刺さったのは、そこに宿った“物語”のほうだった。
幼い頃パンドラに取り残され、サリー家の養子として育てられた人間の少年・スパイダー。
自分の父親がクオリッチだと知りながら、ナヴィの家族とのあいだで揺れ続ける彼は、今作の「心臓部」と言っていい存在だ。
彼を「家族」として受け入れきれないネイティリ。
それでも家族だと信じて愛し続けようとするジェイクやキリ。
そして、そんな彼らの本当の一員になりたいと願うスパイダー。
この三者の揺れがあるからこそ、ラスト近くのある選択と沈黙が、後からじわじわと胸を締めつけてくる。
贅沢なVFXと3Dの裏側で、やっていることはとてもシンプルな「家族と愛の物語」なのだと、しみじみ感じた。
日本では、あの青い見た目に少し尻込みしてしまう人も多いのかもしれない。
正直、私自身も最初は「ちょっと怖い」と感じた一人だ。
でも、3時間を共に過ごすうちに、彼らはいつの間にか“どこか不器用で、どうしようもなく愛しい家族”の顔になっていくから不思議だ。
テクノロジーの粋を集めた映像体験と、普遍的な家族ドラマが、同じ器の中でちゃんと同居している。
そんな贅沢な一本に仕上がっている映画だと思う。
まだアバターを体験したことのない人こそ、ぜひ劇場の大きなスクリーンで。
可能なら3Dで、この青い家族の物語に飛び込んでほしい。
楽しみや興奮を超えた巡礼のようなもの
歳月の経過は恐ろしい。1作目の公開時、我々は映画の未来に触れたかのように沸いた。しかし今見渡すと世間の3D作品は風前の灯。製作費や技術面で最高峰でありつつも絶滅危惧種というのが本作の偽らざる立ち位置ではないか。地球上の「侵略の歴史」を色濃く織り込んだパンドラの物語は、人々の驚くべき忘却のスピードと無関心に晒されながら試練の時を迎えている。が、いざ前作の記憶を取り戻し感情がゆっくり空を舞い始めると、私は197分の終わりなき冒険を存分に堪能しはじめていた。絵に描いたような敵役がいる。既視感ある展開も続く。それでもなおドカン、ズバンと豪快にぶつかり合う破格のアクションは極めてキャメロンらしいし、畏怖すべき自然の力は胸を震わす。従来とやや別の表情を見せる一人のキャラの変位も魅力的。続編が楽しみというわけではないが、次回作も必ず観る。探索と闘争と進化の歴史を見届ける。それはもはや巡礼のようなものだ。
ポジティブなマンネリズムを極める覚悟か、巨船のごとく沈む運命か
2025年12月後半の今、日本のみならず世界の映画ファンが、いよいよ今年の真打登場とばかりに待ち望んでいたSF超大作シリーズ第3作「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」。ジェームズ・キャメロン監督が自ら開発に携わったパフォーマンスキャプチャー技術とCGで精緻に描画した美麗かつ濃密な映像世界は、確かに2作目、3作目で着実に進化しているものの、やはり2009年の「アバター」を初めて観た時の衝撃と感動には及ばない。第1作はそれほどまでに、従来のSF超大作とも3D映画とも次元の異なる、画期的で圧倒的な映像体験だった。
ストーリーの面についても、そもそも第1作からして独創的というより、過去の物語の借用を散りばめた集大成的な内容だった。この点については、他サイトのコンテンツで恐縮だが、「集大成にして新境地。ジェームズ・キャメロン『アバター』がインスパイアされた諸要素を探る」と題した拙記事で詳述したので、興味があれば検索して読んでもらえるとありがたいが、そこのまとめで「過去の出来事や物語、自作を含むSFカルチャー、そして多くの宗教的要素を織り交ぜて、まったくの未知の環境でありながらもどこか懐かしく親しみを覚える」と書いた。
そのように作られた第1作を受けて、第2作では主人公ジェイクの子供たちと新たな部族、第3作でもまた新たな部族といった具合に、世代的な広がりと部族の追加でパンドラの世界を拡充してきたものの、ストーリーの基本線は似た展開をたどる。新たな出会いがあり、互いを知り仲を深めるが反目もあり、しかしパンドラの生き物と資源を略奪し利用しようとする人間の侵略と破壊を前にして力を合わせ、「エイワ」の助けも借りて困難に立ち向かう。
当レビューの題にマンネリズムというワードを入れたが、日本語でマンネリと略されるこの言葉は、様式や手法を意味する英語の「manner」と語源が同じで、様式や手法を反復して用いる芸術表現を指す用語。今では否定的な意味合いで使われるのが一般的だが、もともとはそうではなかった。キャメロン監督はこの「アバター」シリーズにおいて、第1作で提示した大筋を“主題”と位置づけ、この主題を変奏(バリエーション)として続編で示しているのかもしれない。主題に変化や進化を加えつつも、ポジティブなマンネリズムを極めようとしているのではという気がする。
世界歴代興行収入ランキングで「アバター」は1位、前作「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は3位。キャメロン監督はさらに第4作を2029年に、第5作を2031年にリリースする計画を明かしているが、この巨額の予算を要する超大作シリーズの長旅が最後まで驚きと歓喜をもって観客に支持され続けるかどうか。キャメロンが「アバター」の前に作った「タイタニック」の豪華客船の物語のように、旅の途中で思わぬ障害にぶち当たり、沈没してしまうようなことがなければよいのだが。
ヴァランツァヒク
↑良いね。悲哀を狂気と知性でごった煮にしている感じが素敵でした。このシリーズは主人公サイドが意固地な内輪揉めをひたすらしている所を延々と見ることになるので、敵サイドが暴走気味に走ってくれると楽しくなれる。なんだかんだで大佐も好き。ちゃんと軍人なんだよね、あの人。そしてみんなのアイドル、スパイダー。知らん間に大好きになってたなぁ笑
それにしてもやっぱ長い。過去作も長いから復習するのも難儀やし、今作に至ってはホントの終盤の頃には少し飽きがきていたかも。楽しめないわけではないんだけどね。そう考えると最近の当たりインド映画の剛腕には唸らされますな。そんな事を思いつつ、次回作(あるのか?)に思いを馳せたりしました。ギリギリ、復習しなくても大丈夫です。
人間VSその他生物
MX4D最高でした!!!!!!!!✨
今回も海だった...
陸海空で大乱戦!
疲れた…orz
劇場大画面で癒し映像を観るだけで満足だから、そんなムリな期待で諦めつつ足を運び、やっぱり後悔したワケで。クジラが傷ついて大量虐殺される姿なんて見たくもないって。ラッコが可愛かったことだけが救いでした。人間がバカみたいに何度も同じく繰り返してきた残酷な戦争を描いているせいか物語にも新鮮さは全くない。もういいって。知ってるって。わかってるって。やめれ。癒し映像で昼寝できる映画作品できないかな。作ってくれよ。
祖先との繋がりを考えさせられた
守り抜く
我が子を失った悲しみに暮れるネイティリ。
スパイダーを誘い森の奥へと進むジェイク。ジェイクの心の内を知ったスパイダー。どうなる事かと … 。
妖しく気性の激しいアッシュ族の女王ヴァランを演じたウーナ・チャップリン。チャーリー・チャップリンの孫娘なのですね。撮影シーン動画を見てヴァランのリアルな表情と動きに納得でした。
続編が観たくなるシリーズ。
8割埋まった劇場にてIMAX・3Dでの鑑賞(字幕)
こういうのだったっけ?
前作を映画館で観たきり、復習せずに鑑賞。
確かキャメロン監督が「次は砂漠と炎の物語になるよ」みたいなことを言ってたように記憶してたので、海の世界から一転、砂漠の民とかと交流する、乾いた雰囲気のファンタジックなお話かと思いきや、ちょっと違ったみたい。
前作から完全に繋がっていて、復習無しで観ると思い切り置いてけぼりになる。「大佐」との因縁も、「モンキーボーイ」が大佐の息子だったこともすっかり忘れてた。
キャメロン監督らしい武骨な軍事メカの迫力は楽しめたけど、キャラクターが増えてお話が複雑化したのと、最初から最後までドンパチの連続で、正直疲れただけだった気がする。
まぁ、これはこれで「繋ぎのフェーズ」として、次作はもっと爽やかで心温まるお話を期待したい。
2より好きかも
2で生まれた疑問の多くが今作で説明されていたのが良かった。2は1公開から年月が経ち内容もガラッと変わっていて新しく出てくる事柄や物語の方向性を受け入れるのに少し戸惑ってしまったが、それを乗り越えた今では3はすごく見やすく素直に物語に入り込めたと思う。まあ、ほとんど2の後編と言ってよく、2作を通して見るとストーリーも面白いと思った。前作で少々話題となった日浦?の文字は若干デザインが変わり日の文字が一画突き抜けたロゴのようなものになっていたが、どう見ても日ではあった。一作目は森の部族がテーマで湿潤で生命力溢れる森の動植物が出てきて、前作では海の部族がテーマで海の神秘的な生き物が出てきて、今作は火の部族?という新しく登場する部族の世界観がどのように映像美として表現されるか楽しみにしていたが、火と灰を基調とした景観は華やかではなかったし、装飾品もどこか既視感のある呪術っぽい感じだったので少し残念だった。そう言った意味でも、せっかくパンドラに住むのであればエイワと共に生きその神秘に触れながら生きた方が癒やされるし幸福なのではないかと私は思った。
長すぎる上映時間とトイレ問題
実は
アバター1作目2作目の時、子育てと仕事に忙しいのと、青い人がなかなか受け止められず観ていなかったのです。
本作を観るにあたり…それも上映が始まってもう1月以上経っていたので今日劇場で観ないとと思い、急ぎ昨日1作目2作目をアマプラで予習して(汗)
家族はひとつみたいなスローガンを掲げながらも、自分は他の家族とは違うとか、自分はダメなんだと子どもたちが思う場面が、結構出てきてどうなのよ?と思いつつ観ていました。
そこは最後には回収され、むしろ昇華されるけど、観ていて結構辛い気持ちになったかな。
絵も綺麗でストーリーも分かりやすく、まさにスクリーンで観る映画と思うのに、何で1・2作観なかったのかなぁと、今さら残念。
【映像革命】アバター最新作『ファイヤー・アンド・アッシュ』を観たら、既視感バッキバキなのに脳がパンドラから帰ってこなくなった件!
おいみんな! 伝説、目撃してるか!?
2026年も1月が半分過ぎたが、私の心は今、地球ではなくアルファ・ケンタウリ系惑星「パンドラ」に完全移住しているぞッ!!
先日、日曜日の午後。妻と小5の息子が「遠方の親戚が来る」とかで実家へ帰還。
……神は言っている。ここで映画に行かない運命(さだめ)ではないと。
ついに手に入れた、「6時間の完全自由時間」!! 40歳既婚男性にとって、これは砂漠で見つけたオアシスどころか、石油王から油田を譲り受けたレベルの奇跡だッ!!
この黄金時間を何に使うか? 迷う必要はない。
上映時間192分という、もはや「ちょっとした海外旅行」レベルの大作、ジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』を観るしかないだろォォォ!!
というわけで、今回も我らが聖地「コロナワールド大垣」へ爆走! 3D吹替版で、脳みそをパンドラ色に染めてきたぜッ!!
まず言わせてくれ。「映像革命」なんて言葉じゃ、もう足りないッ!!
今回の『アバター』最新作、もうスクリーンの向こう側に世界があるんじゃない。自分がその場に立っているんだ。コロナワールド大垣のシートに座っているはずなのに、私の鼻腔はパンドラの森と海の匂い(※個人の感想です)を感じていたぞ!
前作『ウェイ・オブ・ウォーター』でも腰を抜かしたが、今作はそのさらに上を行く。
「これ、全部CGなんだよね?」という疑念すら湧かない。光の反射、肌の質感、浮遊する灰……。3時間強、ずっと脳に高濃度の映像信号を直接流し込まれている感覚。
ストーリーなんて二の次だ、キャメロン! あんたが「ここにパンドラがある」と言えば、我々はそれを信じるしかないんだッ!!
……さて、映像を絶賛したところで、ちょっと冷静に(なれないけど)中身に触れてみよう。
正直に言おう。ストーリーの展開、既視感バッキバキだぜッ!!
観ている間中、「お、また連れ去られてる!」「お、どうせまた逃げてもう一回攻めてくるんだろ!」という、前作をなぞったような展開のオンパレード。
もはや『水戸黄門』の印籠か、志村けんのコント並みの様式美である。
普通なら「手抜きか?」と思うところだが、そこはアバター。一周回って「これこれ! これを待ってたんだよ!」というお約束の快感に変わるから不思議だ。
今回は「火」がテーマだと思っていたが、蓋を開けてみれば水のシーンも連発!火山のシーンが一瞬写っただけで、タイトルにFIRE入れるのは、正直ずるい!
「火って言ったじゃん!」と心の中でツッコミつつも、圧倒的な水の表現美を前にしては、ひれ伏すしかない。40歳のおじさん、ニヤニヤしながら「お約束」を享受するマシーンと化してしまったぞ!!
今回、私の心をガッチリ掴んだのは、後半に登場するイカのような原生生物、その名も「ツィヨング」だッ!!
ビジュアルパンフレットを即買いして名前を確認したのだが、こいつの触手の動きがもう、ヌルヌルしてて最高にキモかっこいい!
素早い動きで迫りくるツィヨングを見て、私は確信した。
「やっぱりパンドラ、人間住めねーよ!!」
あんなのがウヨウヨいる星で、生身の人間が移住しようなんておこがましいにも程がある。
自然への敬意を忘れた人間は、ツィヨングの餌食になるのがお似合いだ。西濃の自宅の庭にたまに出るムカデですらビビっている私には、パンドラの生態系はレベルが違いすぎるぜ……!
そして、アバターといえば忘れちゃいけないのが、人類側の重機・兵器のビジュアルだ!!
今作も、いちいちカッコイイんだよォォォ!!キャメロン監督、絶対ノリノリでデザインしてるだろ!
あの武骨で無機質なデザイン、まさに『エイリアン2』のウェイランド・ユタニ社が作ったかのような趣がある。パワードスーツの油圧の音、戦艦の重厚なハッチの開閉……。
「石の博物館(博石館)」で鉱石に萌えるのと同じくらい、40歳男子のメカニック欲を刺激してくる。
パンドラの自然もいいが、私はあの「人間が作った、自然をねじ伏せるための無骨な鉄の塊」にも、抗えない魅力を感じてしまうんだ!!
当初は5部作構想とされていたアバターシリーズだが、最近になって「続かないかも?」なんて不穏な噂も耳にする。
だが、私は言いたい。「ジェームズ・キャメロン、最後までやりきってくれ!!」
ストーリーが既視感まみれだろうが、お約束の連発だろうが構わない。
我々は、あのパンドラの新しい世界を見たいんだ。新しい空、新しい海、そして新しいメカを見せてくれるなら、私は何時間だってコロナワールドの暗闇に沈む覚悟がある!
192分の冒険を終え、大垣の街に出た時、いつもの景色が少しだけ「偽物」に見えた。それほどまでに、キャメロンの魔法は強力だった。
帰宅して妻と息子に「お帰り」と言う私。私の体は岐阜にあるが、魂はまだツィヨングと一緒に海を泳いでいる……そんな感覚だ。
現場からは以上です! 私は今から、パンフレットを隅々まで読み込んで、次作の予想(という名の妄想)に浸ってきます!!
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