アバター ウェイ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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舞台は森から海へ。物語のメッセージ性をどう捉えるか。
前作【アバター】から、期待していた通りの世界に思い切り浸れる続編。その映像美にただただ感嘆。だが、サブタイトルの『ウォーター』とあるだけに、青色ばかりに少し飽きてしまう自分も。
それでもグイグイ引き込まれる脚本は流石。3時間近い尺でも中弛みを感じさせず、適度なタイミングで見せ場もあり良かった。
マイノリティを思わせる様な表現、捕鯨に対するアンチテーゼ、宗教的な雰囲気を想起させる展開には評価が分かれるかと思うが、個人的には純粋に物語を楽しめた。
前作を思い出させるラストシーンに鳥肌。続編に期待。
鯨と海に夢を見ている
画が綺麗なハリウッドあるある映画なので、ストーリーとしては水戸黄門を見ている感じに安心して見られる。親兄弟との確執→やんちゃ→ちょっと成功→敵と戦う→辛勝→家族の絆…みたいなやつ…
日本人も、大卒、20代で恋愛結婚、子持ち、マイホームは総人口の1割の上澄みと言われているが、こんなテンプレ映画的人生を送っているアメリカンは全体の何割くらいなんだろうか。
鯨関連に監督のクソデカ感情が入ってるのは、個人的には面白かった。そんなに好きなら鯨塚拝みに日本においでよ監督。
『人類の想像力の限界点』
私の師匠がビジュアル責任者をしてるので…その師匠の絵を動かしてるものを3時間繋いで見せてくれる。という感覚で見に行った。音付き動く作品集としての出来はまさに100億点。こんなに彼方の世界を美しく見せてくれて、『人類の想像力の限界点』という言葉が何度も頭をよぎった。
ストーリーについては、期待なんてする人いませんよね?スターウォーズと一緒です。使い古されすぎたハリウッドスタイルのストーリーなのでそこを期待するのは間違っています。
これだけ宇宙のことを想像できた!その喜びだけだ人間は幸せになれるのです!
現在製作中の『三体』にも期待が膨らみますね。こちらはなんとストーリーまで最高ですから。
3D,4Dを最大限に活用した演出。戦闘シーンは避けながら🤣
⭕️素晴らしいとしか言いようがない映像美
キャメロンは創造主か?よくぞあれだけのクリーチャーを創り、世界を丸ごとをリアルに映像化したものだ。
⭕️3D、4Dを最大限に活用した演出
ホントに堪能した。素晴らしい。逆に言うとシアターはもう「アトラクション」として生き残れないんしゃないかな?2D映像なら家庭の4K有機ELの方が上だからだ。
⭕️魅力的なキャラクター
主人公達に感情移入できるかどうか、が映画成功の絶対必要条件だと思うが、あんな特異なルックスの彼らにスッとできた。
人間的な弱みを持っており、悩み、苦しむ姿をちゃんと描いているからだ。
⭕️これでもか!えっ?まだ続くの?でももっと見せて!と思わせるキャメロン節の戦闘シーン
マーベルの戦闘シーンを見ても何も感じないのは主人公達が強過ぎて「負ける気がしない」からである。
ナビー達は防御面がまるでなく、素早く逃げ回るだけ。だからハラハラする。あと、敵の武器がマシンガン、ロケット弾、ミサイルなど爆音のする武器しかないというのも重要。あれがレーザー戦ならあそこまでハラハラしなかったと思う。
❌捕鯨批判を延々見せられてウンザリ
日本人の捕鯨方法をそのまま異星で見せられてもなぁ。それに日本人は油だけを取ってあとは捨てるなんてしない。それはあなた達、西洋人のやり方でしょ!
とはいえ私は鯨がさほど美味いとも思わないので、捕鯨には反対です。
❌前作と全く同じプロット
最大のガックリ感は「前作と全く同じプロットやーん」
でも上記の⭕️がそれをカバーして余りあったから、良しとしようか。
CGの想像を超える映像
前作の森の民が舞台を海に移してあの星の美しさが帰ってくる
年末年始とバタバタしていてやっと観に行けました。
(なかなか吹き替えなしの3Dで見れる時間も少なくて焦りました。東京ではまだ満席の劇場も出てるのに。。。)
とにかく水中の映像は評判通り。
鯨っぽい生き物とネイティブアートの入れ墨みたいな紋様とか、ナヴィの人々の日蝕とかの肌の光り方とか絶対にCGでしか出来ない表現が素晴らしかった。
まあキャメロン氏は海に魅せられて単独で深海に挑むくらいだから、海が来るのはある意味必然かもしれない。
物語の構図としてはやはりアメリカのネイティブと白人の侵略を思わせるような描写。
また鯨っぽい生き物を狩るシーンは本当に胸くそ。。。言葉は悪いが本当に心が痛いというか。。。生き物を殺すのにもう少しリスペクトがあってもいいはず
センシティブな人や子供にはショックが大きいのでは。。。というシーンも多々ありました。
東京行ったタイミングで設備がいい劇場でまたみようかなぁ。
ケイト・ウィンスレットも出てたの?
前半は一作目の既視感的な感じも強かったけれども、中盤以降オリジナリティが出て来て、『これは家族の絆と再生の物語りなんだな』と感じた。
只後半、明らかに日本の捕鯨業を批判するメタファーも感じて、日本人としては複雑な気持ちがしたし、本国アメリカ程の興業成績が上げられなかったのには、そういうのも影響しているのかなとも思う。
自然と調和して豊かな生活を営むアメリカンインディアンを追い詰める白人の悪と、豊かな情緒と知性を持つクジラを狩る東洋人の悪。この二つが、物語の根底にある潜在的なテーマと言っても良いんだろうか?(途中、クジラ?を狩るのは明らかに日本人女性だったり、モリの発射装置にはハッキリと漢字が書いてあったりとか…)
映像は素晴らしくて綺麗で、3時間を越える上映時間もそれ程長くは感じませんでした。
上映中、ウクライナの人達の辛さと苦しさが頭をよぎったりもしました…。
ストーリーはさておき、前作より進化した圧倒的な没入感。臨場感のある...
ストーリーはさておき、前作より進化した圧倒的な没入感。臨場感のある音、美しいきめ細かい映像、違和感なく現実にそこにいるかのような生命感、生態系の3DやCGの演出技術には本当に驚かされる。さすがキャメロン。
神秘的な惑星、海、部族由来の哲学的、宗教的な世界観や演出は簡単に理解しえない部分もあるが映像や展開の速さも相まって時間を気にせず、すっ〜と入ってくる。
家族の絆、団結。幸せは単純。
映画というより映像体験
IMAX 3Dで鑑賞。
とにかく海、水の描写がとんでもなく美しい。
現実よりも圧倒的に臨場感のある体験ができるのではないか。映画というよりまさに映像体験だと感じた。
もはや映画の内容にどうこう言うのも野暮な感じがするレベルだったが、ストーリーも悪くなかった。
「親子」の関係、特に切っても切れない心の繋がりを描いているように感じた。
それは同時に出自からの逃れなさも意味するところで、主人公の生まれを思うと一層深さが増す。
言葉にすると陳腐に見えるが、アバターの世界観と圧倒的な映像美の中で見ると、思わぬところでグッとくるものがあった。
次回作も映画館で観たいと思う。
映像美
森や海の映像が素晴らしかった。
トゥルクンのタトゥーのような模様やイルミネーションを飾ったような体内,
光を放つクラゲなど海の生き物が美しい。
ストーリーは
外交による解決など皆無の
ならず者のスカイピープルに対して
逃げるのではなく闘うという
戦意高揚ともとれるプロパガンダを
含んでいるように思えて
あまり好きではありません。
不戦が一番。
映画を劇場で見る価値
TOHOシネマズ日比谷にて鑑賞
IMAX・3D・字幕版
192分の大作。
海外劇場では、本作上映時にクリストファー・ノーラン監督の新作『オッペンハイマー』の予告編が流れるというが、国内劇場では予告編の上映は行われない模様。
・・・・・
立体感があり、クリアで鮮明な映像は劇場でしか味わうことができない。
昨今は動画ストリーミングサービスの発展により、映画を劇場で鑑賞することの価値の低下が懸念されるが、本作は3Dというアトラクション的価値が付加されることによって、映画に劇場公開の意義を持たせるものと言えるだろう。
今作がもっとも腐心していたのは、水中・海中での表現である。
中盤には物語の進展がないシーンが長時間続いたものの、観客は大自然との一体感、惑星パンドラの住民ナヴィが感じているような、母なる星そのものとの一体感に浸ることができる。
これは映像が3Dであることにより、単に視覚的であるにとどまらず、より体全身で感じることのできるような体験となったことに由来する。
これがまさに、冒頭で述べたような「アトラクション的価値」だ。
作品は、観客に対して惑星との一体感を体験させたあと、続いて海洋生物保護的なテーマを提示する。
動物愛護自体は素晴らしい価値観であるとは思うが、日本人目線には反捕鯨団体、グリーンピースやシーシェパードによるプロバガンダのようにも映ってしまい興醒めしてしまっった。
惑星パンドラに生息する鯨のような大型海洋生物の知性を訴え、象牙目的の狩猟のようにその生物を狩る人間を非難する目線(もちろん乱獲はいけないことである)は、現実社会における捕鯨を非難しているようにも映る。
終盤は、家族のつながりと温かさを軸に、感動的かつ崇高なラストを迎える。
物語にはいくつかの謎や気になる点(人間関係)も残っているので、公開予定の続編「3」「4」「5」に期待したい。
細かい点を見ていけば、地球人がわざわざ、主人公一家のために軍事コストをかけて作戦を展開する意味はない。
そういった難点を、前作にも登場した悪役である「大佐」の復讐心を描くことによりなんとか凌いでいる。
続編を製作する理由となる物語的駆動力が、厳密に納得いくものであるとは言い難い。
しかし映像表現、そして感動的な体験の提供という面で、クリエイティブな仕事をしたのではないだろうか。
劇場に足を運んでよかった。そのような映像を提供してくれた意味で、★4.5を与えたい。
面白かった。 1の森よりも2の海の方が個人的には映像が美しくて好き...
面白かった。
1の森よりも2の海の方が個人的には映像が美しくて好き。
…にしても森の部族だったのに水中に馴染むの早いなぁ。
スパイダーがどうしても好きになれない。いくら捕まったとはいえ、あんなに協力的にナヴィの情報を敵に喋ってどういうつもり?
今回の敵のパワーアップはお前のせいでもあるんだが。
たとえ父親でもほとんど記憶にないような相手に情が移るとか理解不能。しかも敵。
せっかく戦いを終わらせられるところだったのに助けちゃうし。
よくそれで主人公一家の前に友達ヅラして戻れたもんだ。
キリの父親に関して何かしらヒントみたいなのが開示されるかと思っていたけど全く未回収のまま終わった。
個人的には海の民族が父親だったりしないかなと思っているけど。
・・・でも中身がない状態のアバターと子どもを作るとか普通に問題か。
生きている時に子どもを仕込んだとしても海の民といつ知り合ったの?みたいな。
キリの誕生の謎も残ったままだし、敵も生きたままだし、3もあり得るってことか・・・?
奪われるのは目か、心か。
非現実の追体験をする映画として、200分という時間全てにおいて隅々まで完成された映像が素晴らしい。
世界観が現実と離れているほど感情移入には時間がかかるが、映画が長くなれば観客の関心を惹き続けるのも難しくなる。
そんなジレンマを圧倒的な映像と世界観の力で解決している。
古代から現代までのさまざまな生物の形態を含ませながらも特異でロマンのある生態系に加え、独特だが随所にはシンパシーを感じるナヴィたちの価値観に触れられる。
捕鯨を想起させるシーンにアジア系の役者をあてるのはやや腹黒く感じるが、前作に続き最先端の技術を巧みに駆使した作品。
想像を超えるストーリー
楽しみに待っていたアバター。
期待を裏切らないスケール。
どういう話になるのだろうと思っていたら、クオリッチ大佐がそういう形で出てくるとは!え?息子も出てくる?え?キリの母は、え??と、想像を遥かに超えるストーリーになっていて、一度では脳内処理追いつかず二回観に行きました。
時間長がったけれど飽きずにずっと夢中になりました。
ただ個人的には、後半は船上のシーンが多くて、彼らが青色では無かったら‥と冷静に観てしまうとアバターの世界を見てる感が薄れてしまい、船の沈没もタイタニックを思ってしまうような。(個人的見解です)
また続編があるような終わりでしたけど、クオリッチ大佐の執念深さがどこまで続くのか。やはりネイティリの矢で射抜かれないとかな!と思ったり、続編にも期待したいです。
圧倒的迫力! 圧倒的映像美! 圧倒的混沌!
久しぶりの3D観賞。
持ってたはずの3Dメガネが見当たらず、新規購入(100円増)。
前作のストーリーは全く覚えていない。
十何年も期間をあけての公開だから、ダイレクトな続編ではないだろうと、予習復習なしで観賞したが…侮るなかれ!正直、ついていけなかった❗
全くと言っていいほど、設定が理解できない。
が、それを差し引いても満足‼️
ついていけない前半は映像美をただただ堪能し、後半はノンストップアクションに大興奮。
分からないままに感動もさせられた。
天晴れ❗
今回の物語には、親子の確執がテーマに置かれていた。
父親は息子をあるべき姿に育てたい。息子は父親に愛されたい。このギャップに兄弟が故の実力差が絡む。
更には、実の子ではない子。
自分の親が誰なのか問い続ける子と、親の記憶を移植されたアバター。
…なかなか深度のある横軸だ。
『スター・ウォーズ』のシリーズ末期のような迷走に陥らないことを願うが…。
また、メカニックのデザインが秀逸。
派手で奇抜さもありながら、ちゃんと機能美が意識されている。
ただ、前作でもそうだったが、アバターの爬虫類っぽいと言うか、獣っぽさに若干引いてしまう。
演じた役者たちの原型が見えない。
ケイト・ウィンスレットはどれ???
と、いうあたりが感情移入を妨げてはいまいか…。
私はそもそも設定についていけてないので、尚更。
役者さんたち、よく出演を受けたものだ。
観賞後にちょっと調べたら、5部作の2本目⁉️
なんとなく続きそうだとは思ったが。
次作が公開された時には、復習して設定を理解しておきたい…と、自信はないけど思った次第で。
限界値オーバー
初めて見る映像や3Dは綺麗で驚いた部分は多いけども、やっぱ、CGと分かるクオリティの場面もあり、そこが技術の限界でもあり成長部分なんだろう。
ただ、3時間が、あっという間だった。
だから、とても楽しい作品なのは間違いない。
映像はさらに素晴らしくなったがストーリーは古風
海の映像体験としては文句なく素晴らしいのだが、
ストーリーはとても古風であって無いようなストーリー。
スケールが前作と違いとても狭いコミュニティーで展開し、物語も昔からよく表現されているような展開やテーマでとても古風。
キャラクター紹介で終わってしまった感じ。
5作中の箸休め的な位置の話になるのだろうか。
イラっ
イラっとするストーリー展開とフック。
しかも凡庸、冗長。
あと気になるのは、異文化が出てくるアメリカ映画では、その異文化の造語の名詞やなにかを、必ず語尾に変なアクセントをつけてそれっぽくする。この手法には飽き飽きしている。
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