007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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パロマにわくわく、ボンドにもやもや
夢のあるガジェットと最高にカッコいい車、強いメンタルのセクシーな女性たち、景勝地や美しい街並みの中でのキレッキレのカーアクションなど、007シリーズに期待する要素の中で、今回白眉だったのはCIAエージェントのパロマだ。
前作でボンドとくっついたマドレーヌも出ているし、パロマの出演時間は結構短く感じたけれど、私の中ではアナ・デ・アルマスが本作の筆頭ボンドガールだ。キュートでセクシー、そしてちょっとテキトーだけど強い。ほんとカッコいい。
脚本のキャリー・フクナガはアナをイメージして当て書きしたそうだ。ただ、スケジュールの都合で彼女は役に必要な訓練を3週間で終わらせたという。パロマの台詞通りなのが面白い。
アナは「ナイブズ・アウト」でダニエル・クレイグと共演していたが、その時は地味でダボッとした服装で、嘘をつくと嘔吐してしまう看護師という風変わりな役どころ。パロマを観ている最中は同じ俳優と気づかなかった。
Qの自宅とバステト神のようなシュッとした飼い猫が見られたのも嬉しかった。ベン・ウィショー自身猫好きで、かつて猫の多頭飼いをしていたそうで、猫をあしらう手つきも慣れたものだ。
一方、残念な部分もあった。
一番違和感が大きかったのは、ボンドの娘が生まれて、ボンドがその存在に捉われる(ように見える)描写だ。それでも最終的に生き延びるならいいが、今回はなんと死んでしまう(という体の終わり方)。戻ってくるってテロップは出るし、これでボンドの物語が終わりなんて誰も思ってませんけどね。
凄腕エージェントのカッコよさと凄腕たる所以とは、職務の遂行において私情に捉われないある種の非情さや、そこから醸し出されるニヒリズムにあり、意外な一面を見せてもカッコよさが保たれるのは生きて職務を全うしてこそ。と個人的には思っている。そして最後は何食わぬ顔をして、いい女を助手席に乗せて、カッコいい車で去っていってほしいのだ。
だから、後の反撃のためとはいえマチルドを人質に取ったサフィンの前で土下座したり、逃げてる最中にウサギのぬいぐるみに感傷的になったり(これがなくても逃げ遅れただろうけど)というウェットな描写は、自国のミサイルに吹っ飛ばされるという結末もあいまって、正直あまり見たくなかった。
ダニエルボンドの終わりの暗喩と思えば、諦めざるを得ないが。
スペクターはあっけなく全滅するし、サフィンは今ひとつ強者感に欠ける。せっかくマチルドを人質に取ったのに、手を噛まれただけでポイッと放置してしまったりして。
サフィン絡みは日本風コーディネートだったが、割れた能面風マスク、毒草の庭が枯山水、アジトは北方四島のどこか(色丹島か歯舞群島?)、ボンドの土下座と、微妙に悪意を感じるアレンジで苦笑い。
この辺はもう歴史あるシリーズのご愛嬌のようなもので、真剣に不満を持ったわけではない。
クールなダニエルボンドとのお別れは寂しい。次のボンドが誰になるのか、期待と心配とともに待ってます。
シリーズのファンとして歯切れの悪い感想を。
クレイグボンドの最終作として生まれた作品だけに、こういう展開になることは理解できるし、ボンドに○○がいたり○○だりすることに対して、シリーズの伝統を壊すなとか言うつもりはない。本当に。ただ、クレイグボンドがシリーズにもたらすと思われたハードで現実的という新機軸はどこかで放棄され、ボンドと関係者のみのメロドラマに終わったことには惜しかったという気持ちがある。
それよりも本作で不満なのは、後半がまったく楽しくないこと。ブロフェルドもラミ・マレックも喋ってばかりで、映画の流れが停滞してしまう。ボンド映画は傑作ばかりではなく、むしろ凡作、珍作、失敗作の宝庫だが、キャリー・ジョージ・フクナガは(例え失敗しようとも)観客を楽しませるために時間を使えていないのではないか。本シリーズの宝である定番スコアを封印したハンス・ジマーともども、このシリーズでも大きな転機作で楽しさが減退したことは残念でならない。
でも、みなさん思うことでしょうが、アナ・デ・アルマス扮するパロマのくだりは、これぞボンド映画というノリに現代的なアップデートも加わっていて、Qの料理シーンと並ぶ重苦しい本作における清涼剤でした。あと『女王陛下の007』の引用への苦言とか言い出すときりがないのでやめますが、クレイグボンドのことはずっと好きでしたよ、どうもありがとうございました。
有終の美
映画館でのリバイバル上映にて。これぞ締めくくりにふさわしい。
ボンドの最期に涙してしまった。最強の男も、最後には愛する人を心から思う普通の人として最期を迎えたんやね。
マチルダとマドレーヌには幸せになってもらいたい。
新007はどうなのかと思ったけど意外なほど馴染んでたわ。ラミマレックの悪役は最強なようなそこまでだったような…まあ、ボンドにとどめをさしたっていう点では最強の悪役やったんかな。
ありがとうダニエルグレイグ!
突然の交代、降板ではなく、有終の美を飾って綺麗に終ったと思います。ハッピーエンドじゃないんだけれど、でも、もしかして?と妄想の余地も残してくれるラストが個人的に良かったです。
タイトルに偽りあり‼️
この作品については多くを語りたくはない‼️私はこの作品の否定派ではないけど、肯定派でもない‼️アクションは素晴らしい‼️007のノーミはともかく、新米エージェント・パロマ役のアナ・デ・アルマスはチョー魅力的‼️クレイグ版ボンド最終作のわりに敵役ラミ・マレックはあまりに小物でミスキャスト‼️物足りない‼️続投のレア・セドゥはボンド最愛の女性としての魅力に満ち溢れている‼️しかもボンドとの間に娘まで‼️しかし‼️ボンドを殺してはいけません‼️多分ダニエル・クレイグがこれで最終作となるように、そしてとてつもないエモーショナル感を出せるように、そういう思惑があったと思う‼️でも一番安易な展開であり、ある意味禁じ手だったと思う‼️歴代のボンド役者や製作陣は禁じ手を封じて使うことなく、何とかボンド映画として観客を楽しませる事に尽力してきたはず‼️それなのに‼️エンドクレジット後のJAMES BOND WILL RETURNの字幕も何か違う意味で悲しくなってくる・・・
クレイグ最後のボンドでタブーに切り込む
自分は、007シリーズやミッションインポッシブル等のエージェント物は、欧米が善であるというプロパガンダ映画に見えてしまう人間。前もって、断った上でのレビュー。
最後であるということで、ボンドが愛するマドレーヌとの愛を中心にストーリーが進む。
戦う相手は、遺伝子の配合から狙った相手すべてを殺すことができる遺伝子兵器を盗んだスペクターと、そのスペクターに復讐をしたいサフィン。スペクターの一員ミスターホワイトの娘が、実はマドレーヌであり、サフィンの家族は、ミスターホワイトに殺され、その復讐にマドレーヌの家を訪れ、彼女の母を殺害し、彼女をも殺そうとした曰くつき。
序盤、元カノのヴェスパーの墓を訪れた時、ボンドが襲撃をされ、マドレーヌと一緒に逃亡して難を逃れるが、彼女が敵と通じていると疑ってあっさり別れるのは違和感。彼女の弁明に耳を貸そうとしない。
振り返ってわからないのは、サフィンが、この遺伝子兵器を使って、何故人類を殺そうとしてアジトを作っていたのかの理由。復讐するのなら、スペクター一味をやっつけるだけで良かった。スペクター=旧ソ連のイメージ、現代の悪い奴らは、それ以外の組織としたいのか。
ボンドが愛した女性が、スペクター一味の娘であり、その娘との間に生まれた女の子がいて、その二人を守ろうと奮闘するボンドを描くというのが新機軸。それ故に、ただの色男ボンドではなく、一人の人間としての行動するという部分が多かった。涙あり、土下座あり。ただ、人質に取っていた娘を、サフィンがあっさり手放すのは意味不明。
サフィンとの対決で、遺伝子兵器に感染し、彼が触れる人間すべてを感染させてしまうことを知り、自ら死を選ぶボンド。(ミサイルで島ごとアジトを吹っ飛ばしただけで、あの後、感染を防げたのかは疑問。)007シリーズでタブー的であった、ボンドの妻とその子、ボンドの死に切り込んだ、クレイグ最終話であった。ボンドが死ぬために、どういう設定であれば良いかって、逆算して作った物語なのかも。
次回、007が初の女性、ノーミになるのか、話題のアナデアルマスのパロマが登場するのだろうか。
新型コロナウイルス感染症やワクチンは、米軍が絡んで開発させた遺伝子兵器であるという説が、欧米中心に広がっている。実際、ワクチン騒動で、とんでもない儲けを得たのは米英の製薬会社だ。007等のエージェント映画は、知らず知らずのうちに悪は誰かを人々に洗脳する力を持っていると思っている。この映画でも、遺伝子兵器の開発を進めたのは、米英で、テロをする側に渡ったら人類が破滅するような描き方がされている。実際に起こることを、事前に予言的に映画で描き、悪はテロを起こす奴らであると洗脳しようとしていうのなら恐ろしいことだ。現実世界で、本当の悪は誰なのかは、映画に洗脳されずに切り離して考えなければならない。
自分は、そのような世界観を持っているが故に、007シリーズを単純なアクション映画として見られなくなっている。ただ、これまでのシリーズの流れからして、かなり異質な内容。また、物語の連続性を高めることで、他の作品も再度参照するという効果はあるのかな。こんなボンドもありっていうことで、見ておいて損はない。
僕の眼だ
当時、映画館で観ました。
ダニエルボンドが見納めということで、若干寂しげに鑑賞。
マドレーヌを演じた、レア・セドゥは相変わらずきれいでした。
冒頭ヴェスパーの墓参りで、罠にはまったボンドはマドレーヌも裏切っていると断定していましたね。
そんなこんなで、マドレーヌとは一旦別れますが、5年後再会。
途中フェリックスが死んだのは、残念でした。
ブロフェルドの尋問で、案の定ぶち切れるボンド。
と思ったら、ブロフェルドが死亡したり。
黒幕のサフィンは、不気味さは出てましたね。
なぜ少女マドレーヌに撃たれて助かったのでしょうか?
防弾ベストかな。
最後、ボンドは亡くなってしまいましたね。
間際のマドレーヌとの会話が‥とても悲しい。
でもサフィンにウイルスか何かにやられて、もう人体には触れられないみたいなこと言われてましたよね?
どうなのでしょうか‥。
私はこの映画、哀しい結末ですが面白かったですね。
そして他の方も言ってますが、パロマを演じたアナ・デ・アルマスが、美しすぎました。
とても魅力的なキャラクターでした。
本当に彼女は可愛いですね。
意外な筈のジェームズ・ボンド最後の闘い?なのだが、物足りなさを感じてしまった
キャリー・ジョージ・フクナガ 監督による2021年製作(164分)のアメリカ映画
原題:No Time to Die、配給:東宝東和
世界文化遺産イタリア南部マテーラを舞台とした冒頭のアクション・シーンは、いつも通りなかなか良かった。前作に続いてレア・セドゥは悪くない演技。子役の青い目の女の子(Lisa-Dorah Sonnet)も、とても可愛らしかった。新しい今風の明るいキャラ設定だが、セクシーさがボンドガールらしいアナ・デ・アルマスは印象に残り、主演らしい他作品も是非見てみたいと思わされた。ただ、全体としての魅力は今一つに感じてしまった。
一つには、ボヘミアン・ラプソディで素晴らし演技を見せたたラミ・マレックが、期待に反して悪役として魅力が乏しかった。引退していたボンドに変わって、007が黒人女性となっているという設定も悪くないが、演じていたラシャーナ・リンチが、ナオミ・ハリスらレギュラーメンバーと比べるよ、華も愛想も無く、今一つと思ってしまった。
意外な筈のジェームズ・ボンド最後の闘いも、貴重なるシチュエーションに関わらず、何だが予定調和的に思えてしまった。脚本が今一つということなのだろうか。折角の日系人監督・脚本であったが、物足りなさを感じてしまった。
監督キャリー・ジョージ・フクナガ、製作マイケル・G・ウィルソン、 バーバラ・ブロッコリ、製作総指揮クリス・ブリガム、原案ニール・パービス、 ロバート・ウェイド、 キャリー・ジョージ・フクナガ、脚本ニール・パービス、 ロバート・ウェイド 、キャリー・ジョージ・フクナガ 、フィービー・ウォーラー=ブリッジ。
撮影リヌス・サンドグレン、美術マーク・ティルデスリー、衣装スティラット・アン・ラーラーブ、編集エリオット・グレアム トム・クロス、音楽ハンス・ジマー、主題歌ビリー・アイリッシュ。
出演
ダニエル・クレイグジェームズ・ボンド、ラミ・マレックリュートシファー・サフィン、レア・セドゥマド、ラシャーナ・リンチノーミ、ベン・ウィショーQ、ナオミ・ハリスマネーペニー、ジェフリー・ライトフィリックス・ライター、クリストフ・ワルツブロフェルド、レイフ・ファインズM、アナ・デ・アルマスパロマ、ビリー・マグヌッセンローガン・アッシュ、ロリー・キニアタナー、デビッド・デンシックヴァルド・オブルチェフ、ダリ・ベンサーラプリモ、リサ=ドラ・ソネットマチルド。
素晴らしい作品に感謝です
コロナ禍もあり公開が遅れて、自分の都合も合わず
劇場で観れなかったことが悔やまれます。
ですが、大満足でした。
ダニエルボンドとしてのお話は綺麗に完結しました。
自分にとって
007シリーズは大きな軸になっています。
ボンド役が代わる度に慣れるまで
少し違和感があります。
ダニエルさんは歴代のボンドのイメージと
大きく違うので
カジノロワイヤルでは
かなり違和感を感じました。
ですが、今となっては
大好きなジェームスボンドです。
最後は家族までできて。
親父の顔してましたね。
娘のためにウサギの人形を拾うシーンは
007シリーズと思えない感情を覚えました。
ボンドと家族
本来なら相容れないものですが
ダニエルボンドならありだよなぁ
って、すごく嬉しいです。
マチルダちゃんが捕まって
不安そうな表情でちゃんと演技していて
可愛いかったです。
次回作まで何年か空くようですが
しばらくは
この余韻で満足です。
楽しみではありますが
のんびりと待っています。
有終の美
IMAXで3回鑑賞してBlu-rayも購入しました😂
映画の展開も素晴らしく、様々な国に移動したりするので、007と一緒に旅行しているような感覚になりました!
マテーラでマドレーヌと幸せな旅行のはずが、
DB5カーチェイス→駅でお別れ→オープニング曲
の流れがとても芸術的でした👏🏻✨ここでまず泣いてしまいます。。。
その後の展開も個人的には良かったです!
フィリックスは何とか生き残ってほしかったです😢
強敵のサフィンが核ミサイルなどではなく、生物兵器というのが見えない恐怖という事もあり怖かったです。
ラストの島では、家族を守るためにも絶対に失敗できないミッションだったので、みていて辛かったです…
007が殉職してしまい、マテーラでマドレーヌと息子が車に乗っている場面が本当に感動しました😭
カジノロワイヤル・SKYFALLも大好きですが、今作も素晴らしかったです!
ジェームズも感染?
安定の面白さだけど話が長い。
何度かウトウトしてしまった。
ボンドガールのアナ・デ・アルマスが美人過ぎる。プロフィールをチェックしたら、ノックノックに出演していた危険な美少女の一人でした。
前作『スペクター』で、悪の首領ブロフェルドを捕らえ、運命の女マドレ...
前作『スペクター』で、悪の首領ブロフェルドを捕らえ、運命の女マドレーヌとの幸せを手に入れたボンド。
ダニエル・クレイグ主演の007はこれで終えてもよかったが、もう1作品制作することになったらしい。そこで、「簡単には幸せにしない」と、スペクターに替わる新たな悪が二人の仲を引き裂く。
クレイグ最後の007
冒頭のアクション楽しめます。
ボンドが引退してる間に新007となった女が、私が007だから!ってこだわるところや、コンピュータギーク(?)のQ
が腕時計を見るたびに腕を上にサッと上げるところ、最初にボンドガールかと思ったセクシーCIAが新神田少ししか訓練を受けていないなど、ウププと笑えるところがちょいちょい散らばっていて楽しいです。
愛に生きる戦士ジェームズボンドが今回も大活躍です。
残念だったのが、悪役のイメージ作りに何かと日本が関わっていたことです。能面、日本庭園、着物風の服装など。
映画の中では日本政府は敵より味方に近い扱いでしたが。
いまだに日本のイメージは、英国にとっては得体の知れない遠い国だと思っていると言うことがなんだか再確認できてとても悲しい。
ハリウッドの「日本っぽさ」
オリエンタル(東洋の。東洋らしい。)という意味でくくっている感じがして、ラスボスの部屋の畳がどうしても腑に落ちない。畳敷いた部屋=日本らしさを感じられる、キル・ビルやらマトリックスにも出てくるもはやおなじみの小道具。ただ、あんなに追いつめられた家族を目の前で殺されたラスボスが、心を落ち着かせるために畳の部屋にいる…というのは理解できるが、視覚的にも必要な要素だとはわかるし、鑑賞者が思う日本っぽさに合わせる必要性もわかりますが、ダニエル・クレイグの007は、硬派で骨太なイメージがあり、ポップでカジュアルな印象がないので、ステレオタイプの感じがある大きい畳の部屋は、違和感がありました。
勧善懲悪のスカッとした爽快な感覚はなく、小説を読んだ読後感がある気がする。硬派で骨太なら、鑑賞者に合わせることはせず、オリジナルな007を貫いた方が、ダニエル・クレイグたる意味がある気がする。最後のシーンは、美しい自然に建てられた人工的な施設と人間の対比で、人の小ささと愚かさを、ミサイルが壊していく。(結局、人間が壊していくし、作ってもいける)というメッセージなのかなと思いました。007は、人類を守っていたし、破壊もしていた。…というのは深読みで、単純に(景色を見せたかったのかな?)とも思いました。
前作・スペクター見ていないとわかりにくいです。
そろそろネタが尽きたか
第1作目から全てのDVDかBlu-rayを持ってるほど007マニアです。60年ほど続いて全25作ともなればそりゃ世の中も変わるし、どんな脚本にすれば良いかも悩むでしょう。昔の作品は東西冷戦の真っ最中で、大体ソ連が絡んで来たけど、今年のウクライナ侵攻前じゃそんなストーリーにも出来ないし大変だったと思います。時代も変わったのでプレイボーイの007を続けてれば批判も出るでしょうし、時代に合わせた内容かと思います。歴代ボンドでは、やっぱりショーンコネリーは抜けないかな??でもダニエルボンドは第2位には入りますね。なんか007の集大成みたいに過去の作品のオマージュシーンが多くて、エッこれで007終わり?って感じもしました。次回作はパロマがボンドガールになるのは間違いない印象でした。007世界を救うのは一旦は一休みって感じですね。
優しいジェームス・ボンド…
賛否あると思うが、前作に引き続く今作のボンドはより人間らしい、愛に生きる男を演じる。顔の皺や、ボディラインが年齢を感じさせることから、くるのかも知れない。いや、マドレーヌや、マチルドを見る目が優しすぎて、それはもはや人殺しの目ではない。甘さが一切なく、無骨でよりリアルなアクションをこなす初期の頃のダニエル・クレイグ007が私は好きだった。今作はダニエル作品の集大成という意味ではありなのかも知れないが、007でなくとも良かったと思うし、どうせならハッピーエンドが良かった。敵役ラミ・マレックも顔が怖いが出番も少なく、いまいち恐怖感がない、不気味という感じ。そもそも彼はマドレーヌを生かしておいて、また苦しませながら殺そうとする意図が分からなかった。もう一人のボンドガール、アナ・デ・アルマスはコメディエンヌのような立ち回りで新風を巻き込んだ。今作のマドレーヌの立ち位置から出番が少ないのは残念。
スペクターを倒した敵があれでいいわけ?
ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドはシリーズで一番好き。
見た目がマックイーンに似ててなんか子供の頃を思い出すし、激しいアクションが
良かったから。
しかし今回のノータイムトゥダイはアクションは結構控えめ。
オープニングでのアクションが良かったので期待はたかまったし、
マドレーヌとの別れ方は後の展開を期待させるものがあった。
スペクターは007シリーズでも敵役として何度も登場する悪の組織。
今シリーズでは全編を通して敵対してきたにも関わらず、
何処の馬の骨とも分からない輩にあっという間に全滅など、
むしろ今までMI6は何をやっていたのかと責任を問われるべきではないか?
と思うほど弱小な組織と描かれていた。
それを倒したサフィンとやらも過去スペクターに親を殺されたとか言う程度の描き方で
結局なんの組織か非常に曖昧だった。
今作がダニエル・クレイグのシリーズが最後なのにこんな描かれ方でいいのであろうかと
思うばかりだ。
ジェームズ・ボンドは最終的に家族を守るため死んだ的に終わっていくのだが、
もう少しギリギリの状態を描けなかったのかなと思う。
なんか古い007がこんな温い展開だったなと思い出された。悪い意味で🙄
ともあれ次のジェームズ・ボンドがどんな人なのか非常に気になるところではあるが
今回出てきた新任の女性007は似合わないと思う。あくまでも個人的な感想ですが。
多様性とかいわれそう。。
ややこしいんじゃ!スペクターって何よ!登場人物多すぎ!こんがらがっちゃう!
予告編の迫力あるシーンの数々って物語の序盤で全部消化しきっていたのね。
もっと出し惜しみすればいいものを。
いわゆる“出オチ”っていうやつ?
でね、過去作を全く観ておらず(なんかおっきくてこわいオジサンと宇宙船?の中で闘っている絵面の作品は、なんとなく薄ぼんやりと覚えてるの。なんやねんな、アレ…)
ちょっと待ってね、調べてみます。
それ『ムーンレイカー』で合っていますか?こわいオジサンはジョーズで合っていますか?
YouTubeでダイジェスト映像を観てみると、かなり荒唐無稽なSF映画だったみたいですね。
スペースシャトルや、宇宙ステーションや、果ては光線銃も出てきてたし。
なんやねんな、アレ…
なので、ジェームズ・ボンドってロジャー・ムーアのイメージしかないのよね。(俳優さん必死で調べました)
だから、今作のダニエル・クレイグはコレジャナイ!感が強かったです。(ちゃんと観てないくせに…)
で、そんなこんなの予備知識マイクロ1mmのままの鑑賞でした。
まず、スペクターって何???からの疑問ばかりで、バカ頭が混乱してしまいました。
登場人物も多いし。こんがらがる。
特にセクシーなチャンネーが多いからややこしい。
誰がヒロインやねんな?(ボンドガールって言うんでしょ?それくらい知ってる!あと、ボンドカーも知ってるもん!)
ヒロインはマドレーヌでいいのッ!合ってますッ!←何キレてるねん!
どっちかちゅーと、パロマが強烈に印象に残ったんで、パロマの方がよかったんだけどな…
なのに出番ほとんどないよ…
おっぱいボヨヨ~ンロックのセクシー服だったので
めっちゃ(*´Д`)ハァハァしたのに。
私もシリコンの偽おっぱいじゃない、リアルおっぱい付けてあんなセクシーな服着てみたい。←また余計な女装ネタぶっこみやがった!
あぁ!またグダグダになってきたよ。
ごめんなさい、今度こそちゃんとレビューに戻りますね。
てか、ストーリーが入り乱れて、いつ!どこで!誰が!何を!何のためにどうやってるのか!わかんなくなっちゃったんだよ!
あのプールみたいなの何なのよ!
んもう!自分のアホさ加減にイライラするッ!←だからキレるなし!(クールダウン…冷静にだよ)
わかったことは、ジェームズ・ボンドって決して超人じゃなくて、等身大のふつーの人だったってこと。むしろ弱っちいヤツだったってこと。
だって…そんな強くないもん…失敗ばっかりしてたもん…
謝って
ボンドさんに謝って!
でもさ!負けそうに!死にそうになるシーンが多々あったもん!そう見えてもしゃーないやん!
どうかするなら、土下座までしてたし。最後も死んだっぽいもん。
なんかね…ストーリーがちゃんと頭の中に入りづらい作品だったの。
だって!初見さんには優しくない映画だったんだもん!
どうせバカですよ!私は!
(“4W1H”&でも・だって・どうせ、の“否定キーワード・3D”でロイヤルストレートフラッシュ切りましたよ)
↑
こういう余計なこと書くから、私の駄文レビューは長くなるし、誰からも相手してもらえないんだよ。
ぶっちゃけ言うとPCモニタで観てるせいもあって、あまり迫力を感じなかったの。
肝心のアクションも予告編映像観てるから、想定内だったし。
もっとシンプルにワクワクドキドキの数々を楽しめるアクション映画だと思ってたの。
なので、疑問点???を解消するために、二度観ようとは思わなかったの。
ボンドさんが肝心なところで、自動小銃じゃなくて、ハンドガンを頼りに使っていたのは、かっちょよかったです。
で、問題のラスト。ボンドさん死んじゃったの?
“うさぎさん”回収した時点で、絶対に生き延びるって思っていたのに。
てっきりありがちな、エンドクレジットで「実は生きてましたよー」ってなカットが入るかと思いきや
「JAMES BOND WILL RETURN 」で済ませてもいいの?
ここ最近の映画って『最後の…』だとか『LAST…』だとか『FINAL…』がめっちゃ多いけれど、『007』シリーズも一旦は終わりってことでいいの?『最後の…』だとかも、絶対に信用できないんだけれどね(笑)
『No Time to Die』=「おちおち死んでいるヒマもない」なので、ボンドさん、きっと生き延びてるんでしょうね。
てっきり終わったと思いきや、永遠に続きそうなスタローン作品みた…おっと!危ない危ない!
もし、とりあえず一旦終わりなら、ボンドさん、かわいそう。
最後の最後はきっちり男気見せてくれたのね。
ごめんなさい…ボンドさん…
明日は、そこそこ楽しみに期待している『ガンダム』
こちらはきっちり観続けている作品なので、こんがらがることは、まず無いと思い。
ストーリーもそらで追えると思い。
目いっぱい楽しめると思います。
変に余計な味付けさえしていなければ。←これがこわい!
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