007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
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時代の変わり目の一本
冒頭からいきなり、アクションシーンのクオリティの高さに目を奪われる。 やはり金をかけると凄い映像ができるのだ。 これで、掴みはOKといったところ。
昔の007と比べて状況がより深刻に見えるのは、クレイグボンドのキャラクターか、敵役のキャラクターか、演出か、いや、やはり時代のせいか。 実際、今回の007には、時代と時代の変わり目を感じさせるようなシーンがいくつもあった。
クレイグボンドは今回で引退らしいが、映画の終わり方は「完」というより「つづく」という印象。 期待以上ということはないが、期待通りに楽しませてくれた一本でした。 クレイグさん、見事な有終の美。 15年間ご苦労様。
尚、アナ・デ・アルマスが可愛い。キューバにはあれ程のきゃわい子ちゃんがいるのです。
世間は広いよ。
007史上、最高にエモーショナル
実は前二作を見てないまま本作を見るという暴挙にでたのだが、人間関係はある程度推測はできた。
ヒールのサフィンは、世界を必要以上に憎んでいるサイコパスでもなく、どことなく達観した掴み所のなさが現代的。能面の使い道は少しだけだが、凄く強烈な印象を残す。ウイルス兵器を扱うのはスパイものとしてド定番ではあるが、この時代にネタとして使うのはなかなかの勇気。
レア・セドゥは「ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル」で報酬にダイヤを求める暗殺者の役も演じており、スタイリッシュな佇まいがスパイがらみの映画に似合う。
しかしまさかボンドの愛がシリーズ終盤でこのように丁寧に結実するとは予想外だった。同じ空を見ながら逝く、という場面は007史上最高にエモーショナルで、彼の表情が強烈に脳裏に焼き付いた。体が消滅するところまで生々しく描かなくても…とも思ったが、もうダニエル版007は絶対に作られない、二度と出演はしない、という決意表明とも受け取れる。
全体的にボンドの過去と愛のメロドラマな展開の中で、アナ・デ・アルマスがいかにもボンドガールに相応しいセクシードレスで、007らしいアクションを華々しく披露。
引退したボンドが暫時的にMI6へ復帰したとき、007のコードは他のエージェントに与えられていたが、女性版007の話はこれで収斂&消化したと思いたい。
やはりボンドは男であってほしいし、女性にする必要性も感じない。
いや、もしかしたら、成長した娘マチルダが跡を継いだりして?
それはそれで観てみたい気もするが、スピンオフでお願いしたい。
正直残念な最後
正直ストーリーも中途半端でいい加減。敵役の設定も意味不明で感情移入不可。
最後がこれでいいのか?という駄作。
もしも『今は死ぬ時ではない』と、実際は死んでおらず、次回作が存在し、その為の繋ぎであるとするのであれば、それで微妙な出来なのが許されるという事では無いが、多少は評価できる。が、
現状はこの評価。今までの面白さに免じて☆1つオマケです。
実は日本が標的?!
ダニエルクレイグ最後の作品とのこと。
以前のセクシーさにも翳りが出てきてるので、やはりギリと言ったところで、お相手役も家庭的な暖かさを感じられる可愛らしい女性。
ボンドがヤられるのは、遺伝子操作的な液体。
折しも、ある特定の民族を攻撃することのできるウィルス研究の論文を見たばかりなので、あながち夢物語ではないだろう。
悪人が日本の能面を被っていたり、悪人の島には祠が飾られていたり
タイトルバックに日の丸みたいなのが出てきたり
会話でも、日本が日本が、と連呼したり
かなりイメージ操作されていると思う。
彼奴等が一番根絶やしにしたいのは、日本人なんだからね。
と思わせる仕上がり。
ま、そんなことも気にせず、普通に楽しめますですよ。
青い目のボンド
今作でダニエル・クレイグ版007は完結ということで
まあ笑いありアクションあり、そしてクレイグ版シリーズのストーリーを回収していくかのように畳みかけた上でのジェームズ・ボンドのラスト、という長いけどダニエル・クレイグの集大成にふさわしい作品だったと思う。
色々考えるところはあるが、キャリー・フクナガ監督の作風は、個人的には結構好みだった。
次回作もぜひ撮って欲しい。
最後に"ジェームズ・ボンドは帰って来る"と表記していたが、007は今作の彼女が続投するのだろうか?
家族の愛に飢えている人々
どうにか最新作の劇場鑑賞がギリギリ間に合った。
そのためのダニエル・ボンドのシリーズの復習は、スペクターだけ叶わず…そこ、大事なところなのに。年末で時間切れに…。仕方なく、スペクターのあらすじだけ読み、当時の記憶を呼び起こしながら劇場へ向かう。
オープニングのビリー・アイリッシュの歌が最高だ。映像も、すごくカッコイイ!
マドレーヌの幼少期がとても切ないけれど、背景の大自然はとても美しい。母との関係。能面の不気味さ。美術センス最高だ。しかし、マドレーヌの悲しい過去に、早々に涙出そうになった。
場面変わって、ボンドとマドレーヌとの幸せな甘い時間。ドライブの歌なしのBGMが、女王陛下の007のあの幸せなシーンで使われていたルイ・アームストロングの曲。レトロ感がとても良い。
あぁ、そうよね。幸せにはなれないんだよね。女王陛下の007でもそうだったよね。この曲で思い出す、せつないストーリー。
わかってる。
ヴェスパーの墓での、I miss you. 爆破。
その後の、マドレーヌとの別れ…。
駅でのシーンは、もう、つらい。涙出た。いきなり、切なすぎる!
人を信じることができないのは変わらないね、ボンド。
そして、数年後、1人海辺で生活するボンド。
ロンドンの研究所のシーンもドキドキ。しかし、やはり科学者はみんな殺されるのね。殺される人が多いなぁ。仕方ないけど。
懐かしい旧友のフェリックス登場!
フェリックスとの別れも涙…。
スペクターのドン、ロンドンの独房にいるブロフェルドの誕生日パーティーって展開も驚いた。ここで登場する生物化学兵器怖い。今回の鍵となる身体に入り込む生物兵器。一度入ったら、もう取り除くことはできない。よく考えたな。
そこで活躍する新人CIAのパロマがキュートで、かなりインパクトのある場面。また観たい!見た目もセリフも可愛い!アクションシーンのドレスのスリットが美しい!短い場面でこれだけ印象深いとは。
また、黒人女性の007には驚いた。
現代の世の流れを象徴しているな。
意外な展開だったけど納得。
ロンドンの独房のブロフェルドとの面会シーンも、おぉ、こうなるのかと驚かされた。首を触っただけで死んでしまう…。この後の伏線になろうとは…。
大好きなQの自宅の猫ちゃんとのシーンも好きなところ。Q、気になってる彼を自宅に招く準備中。Q…やはりそうか。オシャレだしね。Q大好き。
ボンドがマドレーヌと和解して、可愛い娘のブルーアイズのマチルドと会うシーンもほっこり。ほんの少しの間のボンドの幸せな時間。まさかの家族のひととき。続かないってわかってるから、見ていても辛い…。
その後のサフィンのアジト。日本的なインテリア。シンプルなモダニズム。カッコイイ。
しかし、ホワイトに家族を殺された復讐でここまでやっちゃうサフィンも気が狂ってるよね。
サフィン、ボンド、マドレーヌ、今までの悪役の人々…誰しもが家族の愛に飢えている…。
最後のボンドとマドレーヌの電話がせつない。
さようなら、ダニエル・ボンド。
家族は持てなかったけど、仲間たちは家族だね。最後のお酒でグラスを合わせる追悼シーンもとても良い。
最後のサフィンとの戦いが長かったけど、全体的にとても楽しめた。
ダニエル・ボンドの、初期の頃の荒々しい冷酷さが、あまり好きではなかったけれど、ヴェスパーを失い、人を信じることができなかったボンドが、マドレーヌに出会い、シリーズが進んでくると、だんだんと人間らしい温かみを感じるボンドになってきたので、最初の頃より好意的に観ることができるようになった。
お疲れ様です、ダニエル・ボンド。
美しい終わり方だった。
エンドロールのルイ・アームストロングの曲がなんともジーンとくる。女王陛下の007では、この曲の流れる中、愛する人を失ったボンド。今回は愛する人たちを命がけで守って、終わりを迎える。運命って…。
次のシリーズ、どうするんだろう?
ボンド亡きその後はないよね。
またさかのぼるのか。あるいは、パラレルワールド的な?気になる。
そして最後に、ダニエル・クレイグも、15年という長い期間だったので、今回はやはり見た目の年齢を感じるのは避けられなかったな。
007シリーズはオシャレなので好き。
これを機会に、大好きなピアース・ブロスナンのボンドシリーズ見返している。次はその感想を。
全力エンターテインメント
最初は、よくこんなに穴だらけの脚本&演出を……と思った。
が、「あ、あえての穴ですね。リアリズムは捨てて、振り切ったんですね」と納得したらめちゃくちゃ楽しめた。
フィジカルコンタクト、カーチェイス、銃撃戦、爆破、陸海空、全部詰め込んであります。
ダニエル・ボンドともお別れか……。
寂しいな。
パロマ役のアナ・デ・アルマスがめちゃくちゃ可愛かった~。
お疲れ様でした
なんとか年内に劇場にて鑑賞でしました。
ダニエルクレイグ、卒業おめでとう。お疲れ様でした。
序盤のアクションシーンが最高。
んでも、以降の盛り上げに欠けたかな。
悪役のキャラ弱め。
007、ミッションインポッシブル、ワイスピなど
細菌兵器ネタ多すぎw
見事な幕引き
物語序盤からクライマックス
中盤でのまさかの展開
終盤での見事な幕引き
言うまでもなく、今年一番見応えのある作品でした。
上映時間も2:43とかなり長めの長編作品なんですが、アクションや車でのレースシーンが迫力満載。
飽きることなく次々に襲ってくる敵。
明かされていく謎に息付く暇もありません。
ダニエルクレイグ初め、キャスト陣もとても豪華で素晴らしい。
アナ・デ・アルマスも滅茶苦茶キュートで素晴らしい肉体美を披露しています。
一方で体型が変わったなと言う印象のレア・サドゥー。元々が病的に細かったので、ふっくらしたなと言う印象を受けました。
いつも睨みを効かせているイメージが強かったので、涙鼻水でぐちゃぐちゃになった顔は新鮮でした。
ビリー・マグヌッセンの人をイラつかせる笑顔も最高でした。
シリーズもこれで完結かと感慨深く、エンドロールが終わっても泣けて泣けて。
今回のボンドの終わり方には賛否両論あるかもしれませんが、私は良かったなぁ。
素晴らしい幕引きだったと思います。
ダニエル・クレイグ版のボンドが一番好き
次の007は果たしてどなたが演じるのか
時代を超えて愛される007シリーズ
一旦、こちらの作品でお別れです
そうきたかーー
映画館で終わる間際に念願の滑り込み劇場鑑賞。
とにかく詰め込んでる感。情報盛りだくさん!でした。
自分としては、表情の変化を見せずに沈着冷静な彼を好んでいたのですが、今回は台詞が多く、いつものクールガイなボンドではなく、感情をあまり隠さないキャラの印象を受けました。
パロマはナイブズアウトを見てから楽しみにしていたのもあってかなり良かった!
マドレーヌは殺されるのではと思ってたら、そう来るか!彼女はタフでさすがボンドガール。
不満はもう少しマニーペニーを現場で活躍させて欲しかった。
Qはさいこう。
ちょーーーっとだけ、toomuchだったなー。
観に行く前のワクワクがたまらなかったのと、劇場で見ることができたのでヨシです。
ここぞというところでテーマ曲が流れずもったいぶり感に悶えました。
エンディングもパイレーツオブカリビアンぽいなと思ったら、ハンスジマーでしたか!やはりな。
ダニエル・ボンドがこれで最後なんて悲しい!
話が難しくて、よくわかりませんでした。冒頭のカーアクションは見ごた...
話が難しくて、よくわかりませんでした。冒頭のカーアクションは見ごたえがありました。それ以外は特に声が出るほどのアクションもありませんでした。銃を使ったシーンはあるですが、特筆するほどの見応えはありません。ダニエル・クレイグがこの作品でボンド役を退くことや、口コミでの高評価で期待値を上げてしまったのかもしれません。
卒業生代表、ダニエル・クレイグ君
ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンド最終章にして集大成が故、ダニエル・クレイグのプロモーションビデオに成り下がってしまった感は否めない。
もちろん007=スパイアクションが全てではないのだが、それにしたってメリハリなく続く2時間40分はなかなかのもので、前作スペクターでピリオドを打っておけば・・・と頭をよぎったのも紛れもない事実。
低評価の多くとして、敵役のラミ・マレックが薄いという意見をよく見るが自分はそうは思わない。何も敵全員がスカイフォールのハビエル・バルデムの様でなければいけないという事は決してなくて、今回のラミ・マレックの様な陰のあるダウナーなキャラも魅力的だし、現に他の映画でこのようなキャラを目の当たりにした所でとりわけ突かれる事もないはずである。
要はシンプルに本に魅力がなかった、ダニエル・クレイグの卒業アルバムに成り下げてしまったのではないか。
まぁ制作サイドは既に新ジェームズ・ボンド探しに躍起になっているらしいので、そちらを楽しみにしたい。
とにもかくにもダニエル・クレイグ、卒業おめでとう。星1つおまけして星2つ。
★★☆☆☆
ダニエルクレイグ007の集大成
内容的に期待は裏切らないものの思っていたのとちょっと違う感が…
色々詰め込み過ぎていると言うかなんと言うか。
007シリーズも色々やり過ぎてこれ以上やりようが無いのかも知れないけど。
まあ色々言いたいこともあるけどこれで最後だし、そう思えば良い最終回だったとも言える。
次の007がどうなるのか分からないけど。
ダニエル・クレイグ、ひよったな!
ダニエル・クレイグの最終作という事で期待して見た本作は駄作だと断言して良いと思う。
まず主題歌が暗いし全然ダサい、全然かっこ良くない。「死ぬのは奴らだ」とは言わないけどせめて「ゴールドフィンガー」くらい良曲であって欲しかった。
こんな時代ではあるけどボンドガールが全然不細工。こんな女のために死ねますかって事。
アクションが全然駄目。アクションのためのアクションになってる。悪役が007を本気で殺そうって感じが皆無。007の反応待ちが多数あり。
悪の主人公の人類滅亡を目指す動機が希薄。なぜここまでするのが感じられない。
世界の公人のDNA情報がそんなに簡単に入手できるの?ならばなぜそれらを収集するサイトがある?
アクション映画なのにアクション駄目、サスペンス映画なのにディテールめちゃくちゃ、007映画なのに007にカリスマ性無し、ボンドガールはブス、やっぱりボンドガールはボンキュボンじゃあなきゃ。
さすがの貫禄!楽しませてくれる映画だった
前作を観ていなかったこともあり、登場人物の関係性などが分からないままに観たが、映画中盤ぐらいからなんとなく分かってきた。
映像やカーチェイス、アクションシーンなど見飽きさせない。さすがに王者の貫禄といった映画だった。
007ノー・タイム・トゥ・ダイ
オープニングワクワクしながら観てましたが、展開が進むにつれて世代交代!世界の相変わらずな無意味な争い!
ラストは残念でしたが。007はタイトル通り
今は死ぬ時ではない。次回作が楽しみですね。(^ ^)
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