007 ノー・タイム・トゥ・ダイのレビュー・感想・評価
全768件中、501~520件目を表示
グッドバイ ボンド!
最初、前作等は観ていませんので、出演者の関係性が良くわかりませんでした。しかし、ストーリーが進むうちに、段々と見えてくるところに面白さがありました。華々しい最後のジェームスボンドの姿に、私は涙というより拍手したい気持ちに駆られてしまいました。最初の導入部の映像の展開は見事としか言いようがありません。一気に引き込まれていきます。スパイとしての激しいアクションとラブロマンスの絡み合いが絶妙で、静と動が交互にやってきて飽きさせないです。新旧交代という意味なのか、007の二人の戦いは圧巻です。日系人監督の好みでしょうか、日本庭園や能面の登場に思わず画面に見入ってしまいました。それにしてもボンドの不死身も、ラストには撃たれて終焉を迎えるシーンになると物凄く寂しさを感じました。まさにエンタメの粋が集合した作品と言えます。
死ぬにはまだはやい
クレイグボンドの最終章。
最終に相応しいファンサービスの数々。
まさに、有終の美というやつだ。
これを映画館で堪能できるということは、実に幸せなことだ。
細かな矛盾点は全く気にならない(というか私はほとんど気付いていない)。
vsスペクターのアディショナルタイム……かと思いきやそれだけで終わらない。月並みな表現だが、衝撃の展開が待っている。
私は鑑賞後にカジノ・ロワイヤルからスペクターまで見直してしまった。
ボンドもさることながら、私が魅了されたのはパロマ様。美しくて格好良くてキュート。最強じゃない
今作も魅力的な敵役サフィンが登場する。
が、個人的にはスカイフォールのバビエル・バルデムが最恐という感じで、それは上書かれなかった。
怖い、不気味のは能面では……という印象。
もちろん、批判しているわけではない(むしろ好き)。
深読み、というか余計な感想ではあるが、コロナ禍のこのご時世の「ウイルス」というものの陰を作中に感じた。そして、それはジェイムズ・ボンドが吹き飛ばしてくれた。
……とか言ってみたり。
数年経って見返すと、また違った感想を抱くのか、いまからそれが楽しみだ。
とにかく、いまこのときに劇場で堪能してほしい作品だ。
ちょーっと期待ハズレかな
感動的な終幕
ダニエル・クレイグ扮する6代目ジェームズ・ボンドの最終作
とても面白かったです
『カジノ・ロワイヤル』
『慰めの報酬』
『スカイフォール』
『スペクター』
という過去4作品から一貫して続く、
ジェームズ・ボンドの内面に踏み込んだ物語の終止符は
美しくも苦い、感動的な終幕だった
シリーズを通して彼のボンドは本当に素晴らしかったと思う
他のボンドはショーン・コネリーとピアース・ブロスナンしか見たことないのですが、
彼らはどうしても自分のなかで俳優感が抜けなくて、
でもダニエル・クレイグはボンドそのものだった
ヘンリー・カヴィルがスーパーマンであるように、ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンドだったんだ!
本作でクレイグ版ボンドとお別れでも、心から送別できる素晴らしい作品でした
さようなら、ダニエルさん
スティーブ・マックイーンのようなシャープなイメージで登場したダニエル・クレイグのボンド像は、今さらながら鮮烈でした。今回の最終篇で、過去の作品とリンクしながら苦悩するボンドを最後まで体現した、ダニエル・クレイグの熱演は見事です。007史上最大の衝撃の結末は、作品の流れからしてある意味当然ですが、長年のファンとしてはかなりショックで一晩寝込みました。ドラマ部分を厚めにしたので、160分とアクション映画としてはかなり長尺になり、正直なところ見応えはあるんだけどやや冗長な感じだし、肝心の敵役のキャラも弱いです。とは言え、ダニエル・ボンド・クレイグの花道を飾る作品としては素晴らしかったです。
待ちに待った007が・・・
全編通して人間味あるジェームスボンドの話
コロナで延期延期でやっと待ちに待った007の最新作を見る事が出来ました。
まず、毎度言うようですが、007をシリーズを通してみてきた中で、私の中で、ジェームズ・ボンド= ダニエル・クレイグが一番ボンド役に適任だと思っています。
初代のショーンコネリーこそジェームズ・ボンドと思う人が多いかと思いますが、やはり、ジェームズ・ボンドの本来のイメージとは、決してハンサムではなく、男臭く、クールでシャープな人間像ではないかと思っています。
私自身、ティモシー・ダルトンもお気入りのジェームスだったけど、ロジャームーアやピアースブロスナンだと、カッコ良すぎると言うかハンサム過ぎると思っています。
今回のダニエル・クレイグ=ボンドは、大人の作品と言うか、意外に人間味溢れるボンド像だったと思います。
ダニエル・クレイグ=ボンドは、シリーズを通してみると大変に面白いと言うか、これまでの007は1作品事に完結だった作品でしたが、ダニエル・クレイグ=ボンドは、007に入った話からスペクターの登場、ジェームスとスペクターとの関連性、そして、ジェームスボンドの人間性をシリーズを通して大変に上手く描いてきた作品だと思っています。
ですので、シリーズを通してこの作品を見ないと、正直、ダニエル・クレイグ=ボンド作品の面白味が伝わらないと思うし、楽しめないかと思います。(特に、本作品は前作からの話の続きが問われる作品となります)
しかし、逆にここまでしてもいいかと思う程の内容に、更に逆に考えるのなら、映画なんだからこの位の驚きも有った方が良いかもしれないと思わせる作品に仕上がっています。
007史上、全般的に大変に重い内容重視に出来ているので、これまでの派手な007を期待している人には少々辛いかな・・・・
ティモシー・ダルトン=ボンドの作品も、当時は、もっと突っ込んだ作りをしていたら、2作品で終わる事もなかったのではないかと思う。
しかし、次から次へと意外なお話の展開に、こちらが困惑していまうシーンもあるけど、しかし、それも次回作品では、お話をどう戻してくるのか、これもまた楽しみに繋がってくると思います。
私の想い込み過ぎる考え方ですが、これまでのシリーズのなんかオマージュ的な要素も沢山あり、極めて、本作品、ティモシー・ダルトン=ボンドの「消されたライセンス」ジョーンコネリー=ボンドの「007は二度死ぬ」ジョージレーゼンビー=ボンドの「女王陛下の007」などオマージュと言うリスペクトが内容に織り込まれているんじゃないかな・・・・
ダニエル・クレイグ=ボンド作品は、全作品を通して、噛めば噛む程味が出てくる作品と言ってもいいと思う作品で、私は、本作品の内容が非常に良かったと思っています。
形にハマる事なく、新しいボンド像と言うか、新しい価値観での007を登場させたダニエル・クレイグ=ボンド作品、しかし、これが本当に最後で残念です。
007の2.0に期待を込めて…
コロナで延期が続き、ようやく公開。
キャストの本国でのTV出演などもチェックして観に行きました。もぉね、始まる前の予告にイラつくほど期待していた自分です。
良かった点
序盤のイタリアは綺麗で素晴らしかった。
007といえば車ですよ、今作もカッコいい。
女性の諜報員が出てきたこと。
レアに子供がいてビビりました。えっ、いつ?って笑
Qが私は大好き!!!!!
残念だった点
これはもぉ殉職ってことですよ。
正直2021年もはや諜報機関って今や場所や立ち位置もある程度公開されてて認知もされてるし場所もバレてる、そんな時代なのにボンド殉職するか?リタイアさせろよって思いました。まぁ描き方とっても難しいですけど私は南の島に家族で居なくなって欲しかったなぁ。
でもね、諜報員である以上まぁ仕方ない。
ダニエルお疲れ様でした。
思えば私は彼がボンドになった時あまり好きではなかったけれど、1作こなすごとに好きになっていました。そしてレアが出てきてからボンドの女遊びを観てないのも良かった。
ロンドンオリンピックの時に女王をエスコートしていましたよね笑あぁ懐かしい。いつしか007と言えばダニエルになってましたね。
もちろんジュディディンチがMを引退するのも凄く寂しかったし、これでダニエルも去った。
次の俳優が誰になるのかは未だ明かされてないけれど、21世紀。なんなら女性でもいい。
多様性を取り入れた007の今後に期待をして…次作を待ちます。有り難う!
【ジェームズボンドという男の人生を描き切った最終譚!!】
007シリーズのファンにしてくれたダニエルクレイグの集大成。
しばらくダニエルクレイグ ロスになりそう。。
この15年間の007はジェームズボンドが
どのようにして007になったか、
どんな生い立ちか、
どう成長したか、
そしてどう終えるか、
を描き切った本当に意義深い世代だったと思う。
スペクターまで観ていたファンが、今回のこの結末をどう予想しただろう。
まさか007で泣かせられるとは。。
少なくとも自分は映画館に向かう道中、ワクワクが止まらず、007のテーマをガンガンに聴きながらトヨタ プリウスを走らせていた。
まさか帰り道はこんなにも喪失感と満たされた感覚がうずまき、複雑な高揚感で全く何かを聴くという思いにはならなかった。
勿論、脚本や演出など、色々と思うところはあるけれど、アクションやメインキャスト、ガジェットの活躍など、見応えは満載の今作はファンであればきっと満足なんじゃないかな!!
自分的には、ダニエルお得意の無骨なアクションで自分もろとも巴投げ→相手より先に立ち上がる→トドメをさす、というコマンドが今回も観られてゾクゾクした!!笑
まだまだ書き足りない感想が山ほどあるんだけど、ダラダラと書き連ねるより、本当に強く感じたことだけのためにこのレビューを使い切りたい!と思うので、最後のMのメッセージを胸に、以上で乱筆を締めくくりたいと思います。
JAMES BOND WILL RETURN
クレイグボンドありがとう。
007映画というより、ジェームズ・ボンドという1人の男の人生を観てるみたい。
ダニエル・クレイグの凄みのある表情や動きのキレからこれまでとは気合の入れ具合が違うことが伝わってきた。マドレーヌを信じられなくなる冒頭のボンドの怖さが痛々しい。人を信じられなくなってる哀れな老いた男の姿だったな。
序盤のマドレーヌの少女時代に急襲してくる“能”の男の場面、そしてボンドとマドレーヌの新婚生活から別れまでの一連のシーンが矢継ぎ早に繰り出され、それでいて心理面もキッチリ描かれていて掴みが完璧だった。ボンドとマドレーヌの列車の別れのシーンは往年のヨーロッパ映画のよう。
新007役のノーミがとてもいい。さながら黒豹のような身のこなしといでたち。ボンドと牽制し合う新旧007の仲だが、最終任務前にお互いを認め合う場面は胸が熱くなった。彼女の発する“Time to die ”がカッコよかったなぁ。
アナデアルマスのキュートなCIAエージェントも魅力的だった。あの一瞬だけ出てくるところに脚本家と監督のセンスの良さを感じる。キューバの青を基調としたセットとアナデアルマスの黒のドレスのセクシーさが相まっていいシーンだった。
MやQ、マネーペニー、タナーの面々はもはや観ていて安心感がある。ウイスキーのグラスを持ち上げて乾杯し合う姿にもっと観ていたいと寂しくなった。
あ、そうそう!ところどころに『女王陛下の007』の曲が使われてるのが心憎い。
これでダニエルクレイグのボンドば終わったのだなぁ。感無量。
6歳の娘が感動して泣いてました。
どうしても行きたいというので、6歳園児年長の娘を連れて行きました。
後半は泣きながら見ていました。見終わった後、感動した、ディズニー映画なども含めて今までで一番面白い映画だったと言います。パンフレットもきちんと買いました。
私も同感です。63年Dr NOからの007シリーズ中私の5本の指に入る作品だったと思います。ここ最近映画もつまんないと思っていましたが、久しぶりに映画の良さを感じられるものでした。私はボンド映画でストーリーに対して涙したのは初めてです。
ただ一つ小さい事ですが、タイアップなので仕方ないにしろ、もういい加減オメガの時計では無理があると個人的に思います、ボンドはオメガは選ばない。ダニエルクレイグさんもプライベートではヴィンテージサブですよ。あんなに趣味とこだわりがあるのだからせめてそろそろ次回作は元のローレックスに戻して欲しいです。
スーツ姿のカッコ良さは世界一!!
良かった
非常に良かった。
長かったけど全く退屈とは思わなかった。
個人的には最後の
ジェームズボンドウィルリターン
は無い方が良かった
「感動的に死んだ」でええやんか…。
ダニエルクレイグのボンドがこれで最後ならなおさら。
あと、SFあるあるなのかもしれんが、ナノマシンなんでもできすぎ。現実の科学力を大きく超えるような兵器は出しちゃだめだと思う。
レア・セドゥが良くて泣けました
イヤ、だから。少しは感傷にひたらせて。
イギリス海軍45型フリゲート艦のVLSから発射されたミサイルが、上空でクラスター弾となって地上に降り注いだ瞬間。南北冷戦時代から、ゴルゴ13並みの不老不死を誇って来たジェームズ・ボンドにも遂に死が訪れるのか。終わるのか?終わったのか?
えー。マジで逝っちまたよ。アーメン。哀しいのぉ。寂しいのぉ。
などなどと。
長い歴史も、遂にひと段落がついたか。思い起こせば、007を最初に知ったのは小学生頃だったし、ショーン・コネリーだった...
へ?なぬ?うぃるりたーん。だと???
少しは感傷に浸らせてよ。早すぎでしょ?舌の根も乾かぬうちに、ってヤツでしょ?それは。
最後、感染してしまったボンドは、最愛のひとにも自分の娘にも、触れることが出来ないと言う哀しさに、切なさははち切れ寸前。泣き濡れるマドレーヌの頭上に飛来したミサイルに涙。と、マジで泣いた007だったのに。
もうね。ささくれましたよ。瞬間的に。大体、イギリス海軍のフリゲート艦のVLSって、対地ミサイル積んでないじゃん。しかも多弾頭っぽいけどVLSに多弾頭は無理やからクラスターでしょ?国際条約違反やで。イギリス海軍、怒るで。と、冷静になった途端にツッコミの嵐、始まる。
アレだ。クラスターだから、最初の爆風で吹っ飛ばされたがゆえ、爆発の直撃は免れた、って言うパターン。マドレーヌの前から姿を消したかったから死んだことにしてくれと?
ここで。やっとこさ、映画タイトルの意味が分かりましたよ。歴代の007監督には、ボンドを死なせてはならないとの縛りがある説。支持します。
と、難癖はさて置き。
もうね。スパイ・アクションとしては、最高でした。文句なしでした。ランクルがランドローバーを吹っ飛ばしながら疾走するシーンとか萌えまくり。アナ・デ・アルマスの意外なアクション練度に燃えまくり。言う事ないです。一年半、ムビチケ握って待った甲斐はありました。
良かった。最高!
全768件中、501~520件目を表示











