「ややケレン味のあるボンド」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
ややケレン味のあるボンド
ダニエル・クレイグ最後の出演と聞いて、惜別の思いから見た。イタリアの街(どこだろう?)のカーチェイスは流石だが、キューバはジャマイカで、日本とロシアの国境付近の島はフェロー諸島辺りで見立てのロケで撮ったらしいことがエンドロールから分かる。飛んでるところはCGだろうが、乗り込むところは空軍の輸送機もロケで使えたのだろうか。ストーリーはボンドの恋人との関係も普段より哀しく、まるでダニエル・クレイグのボンド時代の終わりを慕んでいるようで、いつになく湿っぽい感じのボンドだった。
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