「ダニエルボンド」007 ノー・タイム・トゥ・ダイ ひろあきさんの映画レビュー(感想・評価)
ダニエルボンド
oo7はファミリー映画になって終わるんですね。ありきたりの昼ドラみたいな内容でがっかり。魂は精神を超えるか、精神は肉体を越えるか、肉体は精神を補完できるのか、そんなキリキリとギリギリの所で自我を保ち任務を遂行するoo7はいませんでした。そんな多大なストレスの中に常に身を置いているから、アルコールに依存気味だし、刹那の恋にも身を投じるのでしょう。スカイフォールからダニエルが制作に関わるようになり.所謂、自分が惚れ込んだoo7映画ではなくなってしまいました。サムメンデスから監督が変わり期待しましたが、結果よくあるお涙頂戴昼ドラ映画になってしまったようです。ダニーボイルも制作陣の予定調和な決まり事に嫌気が指して降板したんじゃないかと勘ぐりほどでした。
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