「緊迫感すごい」シリアにて コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
緊迫感すごい
緊迫感が半端なく。
口の中がずっと乾きっぱなしになり。
後足悪いほど苦い、戦争のつらさ、戦場で異常になる人間の凶暴さを存分に味わいました。
戦闘に加わりにいった旦那が戻るまで、家族と隣人を市街戦の危険から守るため、自身のマンションをシェルターとしする主婦のお話し。
広場がスナイパーに狙われ、建物が爆撃で振動する恐怖におびえる中、シェルターに強盗が押し入ろうとし……
部屋の中での描写がほとんどで、具体的な戦闘シーンはないものの、状況が悪化する一方で、ハラハラしっぱなし。
観ていて、シェルター内の人々へ感情移入し、強盗たちをどんな手を使っても殺害したくなりましたよ。
改めて戦争はいかん、と思えた一作でした。
2017年の東京国際映画祭でかかった時は、タイミング合わなくて観逃したんですが、やっとのスクリーン。
つらい内容だけど、観られてよかった。
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