擬音 A FOLEY ARTIST

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擬音 A FOLEY ARTIST

解説

台湾映画界の伝説的フォーリーアーティスト(音響効果技師)、フー・ディンイーにスポットを当てたドキュメンタリー。

雑多な物があふれるスタジオで、映画の登場人物の動きやシーンを追いながら、様々な道具と技を駆使してあらゆる音を生み出すフォーリーアーティスト。フー・ディンイーが手がけた70本以上の作品を中心に、台湾映画が世界的に注目を集めた1980年代ニューシネマの登場、それ以前の台湾映画にも言及。彼の40年に及ぶキャリアを通して、台湾と中国の映画史をひも解いていく。さらに、音響制作やサウンドトラック制作の巨匠たちが、映画の音を取り巻く環境の変化や未来について語る。

2017年・第54回金馬奨で、フー・ディンイーが年度台湾傑出映画製作者賞を受賞。第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では「フォーリー・アーティスト」のタイトルで上映された。

2016年製作/100分/G/台湾
原題または英題:擬音 A Foley Artist
配給:太秦
劇場公開日:2022年11月19日

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映画レビュー

3.5映画の裏方仕事、台湾・中国映画に興味があれば、

2022年12月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

非常に地味な音響製作の現場は
貴重なのですが、最近はTVで少し
取り上げられたりするので、
特に斬新な情報等はないのですが
メインの方以外に、音響製作に係る
年配の方から若手の方も登場するので
少し興味深い面もありました。
特に昔は効果音だけでなく
セリフの吹替も当たり前だったので
その辺の事情は日本も同じで
声優なんて仕事がない時代に
そういう仕事をされていた方の声は
貴重でした。

しかし台湾映画界がいろいろ大変な事に
なっていたとは、全く知らず、
そのあたりの様子が知れて良かったです。

どの国でもいろいろ状況は違いますが
現場の人はいろいろな葛藤を抱えながら
生活をしているのだなと感じました。
とにかくありのままで飾らず
音響製作をされてきた方の日常を描いてる
点には好感を持ちました。
息子さんが語る話で、父にとって
フォーリーとは仕事ではなく
「生活」なのではないかという言葉に
少し合点がいきました。^ ^
(本人はそう思ってないようでしたが)

台湾映画、と少し中国、香港映画の話も
出てきて、侯孝賢監督等が好きな人には
少しその辺の話もあり良いかも。^ ^

コメントがゼロだったので
とりあえず入れてみました。
興味ない方には全くオススメできません。

しかし日本でもそうですが
なぜか伝説の名匠の弟子は
若い女性が多いですよね。
f^_^;

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iwaoz