「シンプルな展開ながら深い内容」スヴェタ SHさんの映画レビュー(感想・評価)
シンプルな展開ながら深い内容
2017 TIFF competition
聾唖者は音が聞こえないだけで、あとは周りの人と同じ、借金に苦しめられるし解雇もされる。嫉妬もするし、追い詰められれば罪も犯すし、人だって殺してしまう。
聞こえないだけ、といっても、それは決して小さなことではなく、普通に生きるまでには過酷な道を辿ることも珍しくはない。
そんな主張を映画から読み解くことができた。
最初から最後まで手話で成立しているこの作品は、それだけでチャレンジ。
好感を持てないスヴェタにも、最後はグッとくるものがあった。
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