劇場公開日 2018年2月17日

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「真面目で誠実な恋愛模様と良い空気感。」パンとバスと2度目のハツコイ れいすけさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0真面目で誠実な恋愛模様と良い空気感。

2021年1月20日
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難しい

幸せ

深川麻衣って、なんか、かわいい。
最初にパッと見、地味めに思ったけど、じわじわと可愛さ、佇まいが魅力を感じる女の子。山下健二郎って劇団EXELEなんだね。彼も好きだなあ。確かにかっこいい。
よくわかんないけど、いい空気感の映画だとは思いました。
ふみがプロポーズされた時に言ってた「ずっと好きでいて貰える自信もないし、ずっと好きでいる自信もない」って何なんでしょうね。難しい女。プロポーズされて、はじめて、結婚を考えてみて、ハタと気づいたみたいな感じなのか。若いし結婚なんて20代前半ではやまることはないし、ゆっくり自分の気持ちに正直に進んでいけばいいのだ。

でも、人を本当に好きになるときには理屈はないような。実際、ふみも、たもつなら、理屈抜きに好きなんでしょう。

落ち着いた、こういった、しっとりとした恋愛映画がいいです。

例えば、お互いの好きな景色を、共有し合う二人っていい関係ですよ。本音を山で叫び合う2人もいい感じでした。お互いに真面目で、正直で、誠実です。

人生紆余曲折、恋愛経験を経てまた新たに見えてくるものが、あるでしょうね。まあしかしまだまだ若すぎる2人の話の割に深い話でした。

「異性の友人ってどっちかが片思いなんだよ」と、ふみの妹。それは、あるあるだなあ。

れいすけ(休眠中)