「不思議な空気が生み出す余韻、今泉マジックの心地よさ」パンとバスと2度目のハツコイ かわちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
不思議な空気が生み出す余韻、今泉マジックの心地よさ
まだ映画館で公開される前、まだ高校生だった頃の私は、ポスターを見て「目があった」ような感覚を感じた。それから2年経ち、ようやく観れたのだが、観て本当に良かったと思えた。
今泉監督の作品を観るのは、まだ3作目。『愛がなんだ』でも感じた不思議な余韻で、言葉を生み出すことも難しい。それくらい心地よくて、恋愛映画とは思えない世界観を作っている。
深川麻衣や山下健二郎のフレッシュな演技に、伊藤沙莉や志田彩良の確かな助演が光る。普通の空気が余韻を生み出す、今泉マジックが光る作品。
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