コンフィデンシャル 共助のレビュー・感想・評価
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現実でもあり得るといいバディ‼️
最強のデコボココンビ!
この橋の上の数分のシーンのために
極秘指令を受けてソウルに派遣された北朝鮮の敏腕刑事は、韓国の熱血刑事と協力し捜査を開始する。だが韓国側の刑事には、密かに与えられた別の任務があり...(Netflixより)。
韓国映画ではお馴染みの北朝鮮をテーマにした物語。肉弾戦、銃撃戦、カーチェイス等、スピード感のあるアクションが目白押しで、飽きさせずに魅せる。
作中、ヒョンビン演じる口数の少ない北の警察官チョルリョンが「北は皆が等しく貧しい(貧富の差が激しく、金でなんでも序列が決まる南のほうが絶対に幸せと言えるのか)」という台詞にはどこか考えさせられるものがある。このセリフのほかにも、たびたび盛り込まれる「南と北の価値観の違い」「南の北への偏見」がブラックユーモアを含んでいておもしろい。それにしても、こういった表現は当地では果たしてどこまで許されているものなのだろうか。
基本的にはヒョンビンのカッコよさを120分間、ひたすら愛でるのがおすすめだが、南の庶民派刑事カン刑事を演じるユ・ヘジンの起用は、作中終盤の橋の上の数分のシーンのためにあったんだなーと納得がいく名場面。少女時代のユナが相変わらず美しい。
なかなか見どころある展開
続編が非常に良い!から、第2作目だけでも!
「コンフィデンシャル国際共助」が面白そうだったため、ムビチケを買ったら、続編?! 慌てて、第1作目のこちらをアマプラにて視聴。
アクションがなかなか良く楽しめたのですが、小さなPC画面で見たのは失敗!大画面で見たら☆が上がった可能性大です。
また、ヒョンビン扮する北の刑事チョルリョンとバディとなるユ・ヘジン扮する南の刑事ジンテが心を通わせていく様とか、チョルリョンがジンテの家族を守りたいと思わせる課程とかがもっと丁寧に描かれていたら、もっと良くなるな~と思いながら見ました。あとは南北差とか二人の見た目をネタにするなど沢山要素あるので、その辺りのコメディ要素をもっと入れてくれたら、かなり面白くなるのに!とあと一歩が惜しい感じに。
しかし、しかし!これらの要素が格段に良くなっていた第2作目!!
第1作を見た方が分かるけど、見てなくても理解はできるし、とにかく第1作で、あー残念となって第2作を見逃してはならんです。
第2作目は見た方が良い!!
ヒョンビンは、1&2を通じて、めちゃカッコいい
洗練された昔っぽい脚本
有る有るの南北映画
ヒョンビンさんがかっこよすぎ
ヒョンビンさんの、アクションが、かっこよすぎて、映画館で観れなかったのが残念でなりません。物語は割と単純な感じですが、細かいところで、良い演出や面白い台詞があったので、凄く面白く、もう一度観たくなりました。
二人の顔のちがう看板俳優
ユヘジンといえば、顎前突、厚い唇、はれぼったい薄い目、四角い顔面、低身長、五頭身。民族の標本のような外見で、まず忘れない。
なまえを知らなくても、誰でも見たことがある韓国俳優だと思う。
ちなみに韓国にはそんなおじさんバイプレーヤーが何十人といる。
ユヘジンは一日にしてならずで、むかしは、悪役専門だった。
ひわいな人物や、下っ端のヤクザや、ぶんなぐられ転げ回るような汚れ役が、むしろ定位置だった。
wikiにはこう書かれている。
『大学で演劇と映画のコースに二度応募したが、かれの外見のために拒否されたあと、ユは代わりにファッションデザインを専攻した。しかし、演劇への情熱さめやらず、大卒者の成績だけに基づいた特別な選考プロセスにより、ユはソウル芸術大学校の演劇部門に最終的に受け入れられた。
その後、ユは映画でちょっとした役割を果たし始め、scene stealerとしての評判を獲得し、やがて端役を卒業した。短いスクリーンタイムにもかかわらず、彼のパフォーマンスは観客と批評家に強い印象を与えた。韓国の映画がジャンルの面でより多様になるにつれて、ユはますます重要な役割の機会を見つけ、今では興行成績において正真正銘の看板俳優になっている。』
(Wikipedia(英語版)、Yoo Hae-jinより)
おおむね2010年代からこっちは、すでに準主役だった。Luck Key(2016)ではついに主役だった。翌年のこれもヒョンビンとのダブル主演だった。
顔偏重な日本とはいえ映画の興行成績に貢献したのは、ヒョンビンだけではなかったと思う。個人的にもユヘジンに釣られた。
ヒョンビンも長いキャリアの俳優で、女性に強固な人気だが、Confidential Assignmentとは、ボックスオフィスの割り当てでもある。
ヘジンとヒョンビンが儲け(興行収入)をフィフティ/フィフティで担っている──と映画は言っている。のである。
ユヘジンに惹かれるのは、ひとに歴史あり──の気配だと思う。主役にどつかれて、のたうちまわっているような三下から、ここへ至った階梯を思うほどに、その顔が語ってくる。
かえりみて、たしかにscene stealerなひとだった。
善人にしろ悪人にしろ、おや、と思わせるものがあった。
その努力は、想像することしかできないが『外見のために拒否されたあと、ユは代わりにファッションデザインを専攻した。しかし、演劇への情熱さめやらず』ついに主役級となり、タクシー運転手、共助、完璧な他人、レッスル、韓国を代表するドル箱スターにのぼりつめた──わけである。感慨深い。
映画はじゅうぶんに面白いが、ヘジンとヒョンビンならば、凸凹をもっと強調した笑いに仕立てられたような気がする。
つまり、ヒョンビンは暗いイケメンで、ヘジンは明るい非イケメン──なのだから、そんんな最適解のふたりを起用するのであれば、もっとコミカルなリーサルウェポンをやれたはず──と思ったのである。
この映画で、もっとも楽しいのは、北の寡黙な武人が、南の家庭で饗応にあずかるシーンで、資本主義的できままな娘が、ヒョンビンの外見にコロリと傾くのが、活き活き描かれていた。
そのような南北/明暗/美醜──正反対の凸凹を利用した笑いが、もっとできるような気がした。
ただ映画は、ヘジンとヒョンビンのダブル主演が決定した時点ですでに半分完成したようなものだった。
武人と家庭人。
つぼを心得たすぐれたバディ映画で、独創的──とは言えないが、このふたりならば、いい脚本さえあれば、続きものがいけると思った。
ちなみに2017年に自動車事故死したキムジュヒョクが敵役で、毒戦(2018)とともに印象が強かった。
ヒョンビンかっこよ過ぎ
おうち-199
あんたもその目で見たろ?
刑事を撃った奴を捕まえないでどうする?
今は南も北も関係ない!
日本版ポスターのイメージや謳い文句から、シリアスな感じかなぁと思っていたら、
スマートでクール、復讐に燃える北、妻の尻に敷かれながらも家族に愛され、熱く優しい南の刑事という対比。
凸凹バディアクションものとして、頭を使う事もなく楽しむことができました。
衣食住を共にすることで、互いにキャラやスタンスは崩すことなく、受け入れていく。
冒頭のセリフは、韓国の刑事が、お高いスーツ族に言い放ったセリフ。
純粋に、あ、いいなぁと思った。
ほんとに極秘捜査だよね?っていうツッコミどころは多々ありますが、、、。
北が絡む映画というと、シビアなイメージがあったのですが、こんなに見易い映画もあるんだなぁと自分の中では驚き。
☆面白いと思ったこと
韓国語では、携帯電話(スマホ)のことを핸드폰 (へんどぅぽん、要はhand phone)と言います。劇中ではiphoneをスマホと訳しているので、セリフは아이폰(あいぽん)になってますが。
そして、北の刑事が口にするスマホという単語が聞きなれず、、、손전화?これは直訳すると手電話。英語を避けてこう言うのかな?この映画ではスマホがセリフにも多く出てくるし、活躍もするけど、こんなところからでも言葉の違いがわかるのでおもしろかったです。
【北朝鮮のエリート刑事と韓国の熱血おじさん刑事の型破りな共助捜査をハードなアクション満載で描いた作品。】
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