「とても良かった」マイ・プレシャス・リスト 赤忍者さんの映画レビュー(感想・評価)
とても良かった
予告を見て少し危惧していた、あざとさは全くなかった。年末のニューヨークのいそいそとした、心が浮き立つような雰囲気の中、純粋なあまり潔癖過ぎる主人公と、そんな彼女を尊重してそっと見守る周りの大人たちの暖かさが、自然な感じで描かれていて良かった。まさにサリンジャーっぽい、アメリカっぽい、「若さ」を題材にした映画だった。晩秋のニューヨーク、夜の散歩に出る2人のシーンがとても良かった。
そして、ガブリエル・バーンは爺さんになってますます格好良い!
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