沈黙 立ち上がる慰安婦のレビュー・感想・評価
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『サンダカン八番娼館』と言う映画があったが、それは名作
『福田村事件』を見たので、この映画も見てみた。
日本国の責任について、韓国人女性から追求される場面がある。
全く怖くなる。
しかし、日本人の中にも責任の無い者はいる。それは、多くの日本人女性だ。誰がこのシステムを考えたにせよ『物理的な男』の欲望が根源になっている。従って、被害者は全て『女性』なのだ。
『サンダカン八番娼館』と言う映画があったが、それは名作になって、この映画はク◯ミソに言われる。挙句の果てに嘘つきとまで蔑まれる。
誰が何を目的にこの映画を作り、誰の責任とかではない。男が自分達の為に女性を利用してきた歴史の一例なのだ。
だから『公娼』と過去の出来事として免罪符の様に括られても『福田村事件』や『サンダカン八番娼館』の様に見てみてそれぞれ感想を持つべきだと思う。特に日本の女性には見てもらいたいと願う。
理由は、この民主主義の世の中になっても、相変わらず、女性は物理的男性の欲望の為に利用されているからだ。
製作年 2017年
製作国 日本・韓国合作
劇場公開日 2017年12月2日
上映時間 117分
がっかり
主演の李玉先(イ・オクソン)さんが汽車で連れていかれた北満州には軍人用の慰安所はない。所謂、従軍慰安婦は一人も居ない。日本軍による強制連行とは関係ない話を、さも事実のようにチラシや予告でアナウンスすることはよくない事だと思います。
記録映画として秀逸
無数の沈黙を背負って
重苦しいドキュメンタリーだろうと覚悟して観に行ったのだが、予想はいい意味で裏切られた。監督が韓国に元慰安婦の女性を訪ねる冒頭の場面が、風景も雰囲気も意外と明るくて、そのまま最後まで引き込まれるように見てしまった。ナレーションも淡々としていて、糾弾調ではないのがよかった。
でも何よりも魅力的だったのは元慰安婦のハルモニたち自身だった。全てをさらけ出して闘うと決めた人の強さと、突き抜けた明るさが彼女たちを輝かせていた。
従軍慰安婦は日本軍の恥部で、直視しがたい負の歴史だけれど、なかったことにはできない。日本人の慰安婦も大勢いたはずなのに、なぜ彼女たちはこんな風に声を上げられなかったのか、声を上げさせない雰囲気が日本の社会にあるのではないか。そんなことも考えさせられた。
最悪
日本政府が認め公に謝罪するまで我らは訴え続ける
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