アメリカン・アサシンのレビュー・感想・評価
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殺しのプロになる
シーヴァ・ネガーいいな
水中核爆発の模写
うん、まあ、よかった、
しょーもない勧善懲悪
アメリカ映画で、敵役が「ナチス系や共産主義者、イスラム系」の場合、もうこれに米国が勝利するのは必定パターンやけど、典型的なこれらを描いたテンプレ映画。したがって、開始15分もすれば結末が読める。
とりま、ストーリー上のオカズや意外な展開を期待して観るも、オカズに関しては、個人的にエモいと感じるとこはなく、展開上においてはテンプレに忠実に進むストーリーなので、やったら「早よ敵役の極悪人を倒してくれ」と、残りの1時間そこそこが苦痛でしかなかった。
政治的摩擦を懸念してか「イスラム武装組織の中に、彼らを惑わす"極悪人"がいて云々~」との設定だが、その「盤外からの一手に保険を打つ、"腰の引けた正義感"を褒めてくれ」と言われても、「もうええで」の感想。
こんな事件なんて起こらないで欲しい。
いやはや
監視カメラが優秀
理不尽な行為で大切な人を失った男が不屈の想いで立ち上がる姿を描く
教え子同士の対決!
最も興奮したのが、序盤の復讐劇だったなぁ。復讐の連鎖をテーマにした社会派アクションが多い中、どうしても単純な復讐劇が好み。わかっちゃいるけどやめられない。そんなこんなで、ビーチでプロポーズしたばかりのミッチ・ラップだったが、テロリストの無差別殺人によりその婚約者を失い、単独でイスラムテロリストの本拠地に乗り込む無謀な男。監禁され危険な状況になった中、CIA特殊部隊が突入してくれた・・・。監視されてたのね、ずっと。
CIAにスカウトされ、マイケル・キートン演ずる鬼教官ハーリーのもとで修業。やがて、ロシアのプルトニウムが盗まれるという事件を掴んだCIAはハーリーとともに新米ミッチにも実戦へと送り出す。ナイフを手で握るとかの反則技や、喉にナイフをグサッと刺すとか、色んな教えが後半に生かされたり、敵に捕まったら銃を口の中へ・・・これはイスタンブールでの相棒となったアニカ(シーバ・ネガー)が実践してしまった。
CIAといえば色んな作品も世に出てますが、とにかく家族にも友人にも職業は明かせず、死んだら名前の無い死体となってしまう。映画では“ゴースト”と呼ばれる元教え子ロニーが出てきましたが、死体になったらジョン・ドゥとかジェーン・ドゥと呼ばれる過酷な世界。個人的な感情を捨てなければならないのも重要だ。
裏切りとか二重スパイなんてのもある非情な世界。核兵器を持とうとするイランの少数派の大臣も画策し、アニカの家族も犠牲になっていた。そして、死んだはずの男“ゴースト”の登場で話がややこしくなるが、彼の目的はイスラエル攻撃ではないハズ。単に海で死にたいからと第6艦隊を巻き添えにしたかったのか?彼の動機もはっきりわからなかったし、主人公ミッチがCIAに入った動機もなんとなく不明瞭。「愛国心を持たなければいかんな」などとハーリーに言われたのも、単に冷酷な暗殺者として非情な職務に身を投じる、その不安定な心があったからかもしれない。映画を観ている者にとっては傍観者的にミッチに肩入れするにはするのだが、やっぱり予測不能な男の心までは到達できない。また、最後の核爆発も計算はしてたんだろうけど、被害はあんなもんでいいのか?核兵器の描き方はスパイアクションものとしてはまだマシな方だと思うが。
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