「【幾つもの喪失を乗越え、前に進もうとする少年の姿に涙が滲んだ作品。】」荒野にて NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【幾つもの喪失を乗越え、前に進もうとする少年の姿に涙が滲んだ作品。】
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ー 良い邦題だと思います。(原題:Lean On Pete 何の意味だろうと観ていたら、荒野を共に旅する競走馬の名前だった)。ー
◆感想
・物心ついた時には母は家を出ており、母親代わりとして慕った叔母も容易に会えない土地に移り住み、粗野だが息子を愛する父親も”あること”により、帰らぬ人になる。
・孤独な中、家計を支えるために世話をしていた愛する競走馬と共にある決意を胸に、北米の荒れ地を旅する事に・・。
<と書いているだけで、悲壮感溢れる映画のようだが、荒れ地の朝、晩の美しさ、時折会う人々との色々な形での交流。
そして、少年の的確な時折の判断、行動に感心する2時間であった。
飽くことが無い。そして最後にたどり着いた場所。涙が溢れた作品である。>
<2019年5月2日 伏見ミリオン座で鑑賞>
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