スリー・ビルボードのレビュー・感想・評価
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傑作ですが
映画通ぶってる人が好きそうな映画だと思ってました
あのオレンジジュースが、全てを物語ってるのではないか…。 人間の一...
すんごい脚本
最後まで面白かった! ストーリーは少し重めなのに、ユーモアたっぷり...
映画は芸術だと再認識させられた
素晴らしい脚本
軸
解決しないのね。
子を思う母の強さを感じました。
ストーリーは、レイプされて殺された娘の母が、犯人を捜すべく3枚の広告に警察に対するメッセージを記載したことで住民の間で様々な軋轢が生まれて話が流れていくという内容です。その広告に記載した内容は、次のとおり。
「娘がレイプされ殺されたが、犯人はまだ捕まっていない。ウィロビー署長、どうしてですか。」
このウィロビー署長は誠実で人当たりも良く、住民からも好感を持たれています。また、ガンを患っていて死期が近いのです。そのため、署長を慕う住民がその母に看板を取り下げるよう申出をしますが、母は、「犯人をしっかり捜してくれればよいだけ。その責任は署長にある」と意に介しません。母の目的は、娘が殺されて7ヶ月が経過したが、捜査が進んでいるように見えず、このままこの事件が忘れ去られてしまうことを恐れたようです。私もその気持ちは、分かります。事件、事故又は震災であっても片が付いていない(解決していない)状態であっても、人々の脳裏から忘れられてしまうというのは、恐ろしいことであると思っています。
ただ、今回の事件は証拠が犯人のDNAしかなく、また前科もないためなかなか犯人を捕まえるのは難しい状況なのです。
一般的に犯人を捕まえようとする目的は、私は二つあると思っています。一つは、罪を償わせること、もう一つは、他の人に危害を加えるのを防ぐことです。今回の事件のように性犯罪であれば、犯人が他の人に危害を加える恐れがかなり大きいと思っています。そのため、早く捕まえないと犠牲者が増えてしまいます。
多くの人は犯罪に関わり合いたくないと思っています。平穏な生活を送りたいと思っています。しかし、往々にして理由なく巻き込まれてしまうことがあります。その時でも明るく、前向きに生きるしかないと思っています。いつまでも気にしていてもいけないと思っています。私も偉そうなことを言っていますが、現実にそのような状況になったときにはどうなるのかわかりません。
今回の映画は、子を思う母の気持ちが痛いほど伝わってくる映画です。犯罪に巻き込まれたときにどう生きればよいのか考えさせてくれる素晴らしい映画ですので、時間の許す方は、是非、ご覧になってください。
犯人探しはテーマではなく
監督・#マーティンマクドナー
出演・#フランシスマクドーマンド#ウディハレルソン#サムロックウェル
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アカデミー前に間に合った!
作品賞、主演女優、助演男優2人、脚本、作曲、編集、6部門7ノミネート
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極上の演劇、アメリカ社会風刺、ラストの開かれた未来。
アメリカを、現代を凝縮させた小さな町。主人公を中心に登場人物が入れ替わり立ち代りする様がとても演劇的だった。
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映画のラスト、素晴らしい終わり方でした。
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この映画は犯人探しが目的ではなくて、
同じ目的に向かって"一緒に進みだした"ここでスパッと物語は終わる。
ということはスタートは犯人を捜すという"目的は同じだが敵対"している人々。という人々の構図、アメリカ、世界の構図そのものがテーマ.
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町の内部で分裂していた人々が"外の敵"に向かって共に進みだす.
でも敵は真犯人ではない。殺しに行くのかどうか.
ラストのセリフ素晴らしいですね.
"それは道々考えればいいわ"
これから世界の未来は彼ら、観客の我々全員が決めるんだ、っていう現実の世界に開かれたメッセージ.
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ヘイズに味方してくれたのはどんな人か。ディクソンに優しくしたのは誰だったか。
めちゃくちゃ琴線を揺さぶられた。
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サスペンスながらユーモアもたっぷりで、ドラマチック、人間は単純な善悪に別れておらず、カントリー調の世界は優しくもある、物語に社会風刺全開で115分でまとめる。文句無しの作品でした。
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役者サムロックウェル、素晴らしすぎる。
シリアスな中にも滑稽さが
憎しみの彼方
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