劇場公開日 2018年2月1日

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「滑らかな脚本にほれぼれ」スリー・ビルボード しげぴいさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0滑らかな脚本にほれぼれ

2018年2月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

笑える

悲しい

何度観ても後を引く
人間くさい魅力が凝縮の一本。
俳優たちの名演に彩られ
珠玉の脚本が輝いている。

あと一度くらいは劇場へ足を運びたい。

脚本賞もいけると思ったんだけどな
おめでとうサム・ロックウェル

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2018.2.27 TOHOシネマズ日本橋にて2回目
サム・ロックウェルに
心の底からからアカデミー賞を
とってもらいたい。

こんなに複雑で見せ所の多い役って
そうそう出会わないのではないか。
重そうなお腹抱えて
大仰に見えるのに
実は外連味なく演じてる姿には
笑わされうるっとさせられ
個人的に拍手喝采してました。

この群像劇
半端なくいとおしい。

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2018.2.13 TOHOシネマズ日本橋にて1回目
冒頭からラストシーンまで
画面に目が釘付けだった。
怒りにかられた人々の
表も裏も生き生きと描かれ
善悪の尺度がその都度ぶれていく。

俳優たちひとりひとりの怪演が
心に焼きついて離れない。
マクドーマンドの潔さ
ロックウェルの小物さ
ケイレブの胡散臭さ
…また観たくなってきた

さすがトロント観客賞だわ。

しげぴい