シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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_φ(・_・評価に苦しむ映画です。
テンポがいい映画だったか?そうでもない。少しダラダラしていました。キャラクターに感情を移入できたか?半魚人が可哀想だけど可愛くないし、飼い猫食べちゃうくらい本能が強くとにかく可愛くない。ヒロインも特別綺麗ではない。
しかしながら考えさせられました。果たして銃弾を受けて半魚人と消えたヒロインは自分とは全く違う異形の者と一緒になれたのか?
今まで異形の者たちを別の世界や元いた場所に逃がす映画はいくらでもありましたが、この映画はその異形のものと一緒になれるかという問いが重要なのでしょう。ゲイの隣人、黒人の同僚は異形なものの象徴的な表現なのかも。
ヒロインが半魚人といつまでも一緒になってアマゾン川のほとりで幸せに暮らしました、めでたしめでたし?半魚人が生々しいのでそうは思えません。これが監督の狙いなのだろう。綺麗事じゃないのだ、この世は。それでも人間は、、、、。
残念ながら家族では観れません
グレイテスト・ショーマンの予告で知り、予備知識なしで観ました。
結論、これはこれでありかなと。
登場人物の設定も良かった。
ツッコミところは、まあまあありましたが、話もわかりやすいし、ビックリするようなエッチな展開もあり、楽しめました。
途中で、この人、いい味だしてるなぁ。あれ?
ドリームに出てた人じゃないのか?!
あとで調べたらオクタビア・スペンサーでした。
映画館の出口で、女性二人組が、こんな話をしてました。
A:最後弱ってたのに、撃たれてもすぐに治ったやん。
B:最後力振り絞ったんやん。
思わず、笑ってしまいました。笑
画家のおじいさんもかなり面白い役でした。
冷戦アメリカとラブストーリー
ファンタジックなラブストーリー。
彼のかわいらしい顔立ちと性格のよさに癒される。(しかもマッチョ!笑)
ヒロインは一見、魅力の少ない中年女かと思いきや卓越した表現力ですばらしい。でも、あんなに裸 必要だったかな?始まりからびっくり…
アメリカ社会の黒人やゲイへの差別の描かれ方で、社会的弱者という目線でのメッセージ性が強い。
ソ連との抗争を背景に、抹消されてしまった男たちもなかなかショッキング。監視係の人が狂っていく様は恐怖しかない。指……
未来を夢見ながら、現在社会の歪みにもがいてる人々って感じでした。
猫!
声がなかったり同性愛だったり黒人だったりスパイだったり古き良きアメリカにのれなかったり、全員が少しずつ孤独で、時代に翻弄されていて、今いる場所で幸せになれていない。
美しい色使いだけどやっぱりずっと悲しい気持ちになるのは、そのせいなんじゃないか。
彼女が神として幸せになることを想像して気持ちを補完したい。
あと、猫は神に逆らったから、あれは猫が悪いんだ。そうなんだ。
主役の女性の描き方が素晴らしい
話すことができない女性と、秘密の研究所に監禁された怪物?との愛の物語。
舞台は冷戦時代のアメリカ。
彼女の周りにはゲイの画家や黒人女性、共産主義者などマイノリティが多くいます。
逆に悪役のストリックランドは典型的な白人の成功者。
マイホームに高級車、美人の奥さんに囲まれています。
ちなみに暴力的な彼が家でDVでもしてたら話がぶれますが、家族との関係も良さそうです。
この対比やマイノリティの苦しみが表現されています。
怪物?との交流をとおしてそれほど美しくないと思っていたイライザがどんどんチャーミングになっていきます。
彼女の日常を表現している監督のセンスもいいですし、
勉強不足で主役の方をしりませんでしたがすごくいい女優ですね。
彼女の演技が映画をグイグイ引っ張っているためストーリーのアラがあまり気になりません。
研究所のセキュリティがズボラすぎ。
ボブ、死に際に何で清掃員ってヒント与えちゃうの?とか。
マイノリティがみんな良い人。マジョリティが悪い人。とステレオタイプな表現が逆にダメなかなと思い、ちょっとマイナス。弱いからと言って常に正しいとは限りません。
薄毛の人に朗報!
いや、ホントに美しい物語でした。音楽の使い方が良かったですね。イライザがミュージカル映画の1シーンに溶け込んで行く所がすごく良かったと思います。ラスト近く半魚人クンがイライザを抱きかかえたシーンではこれは大昔の映画「大アマゾンの半魚人」だ!!とか思ってしまいました。
ここのレビューで誰か書かれてましたが、ストリックランドはこの事件に関わらなければいいお父さんだったろうに、とも思いました。
さぁ、南米のジャングルに半魚人クンを探しに行って頭をナデナデしてもらわなければッ!
ちゃんとエロい
話はどこかで聞いた事があるような内容だが、ゲテモノになりがちな内容がちゃんと男女の恋愛として見えたのがスゴイ。「アバタ―」でも違和感があったのにこの映画はちゃんとエロく感じました。
デルトロの萌えツボへの仕掛け方が実に巧妙。ヒロインの設定から絶妙だ。これが若く美しい女だったら逆に魅力のない平凡な映画になっていただろう。地味な中年女であるが時折見せるエロさとかわいらしさが素晴らしく魅力的だ。サリーホーキンスの存在がすべてに説得力を持たしている。半漁人のデザインも良い。美しい生き物に見えるからこそ二人が結ばれる場面が心を打つ。
他にも個々のディティールが良いな。敵役の実生活が絵にかいたような幸せな家庭。奥さんの誘い方もどこか生活感を感じさせる。おっぱいを片方だけ出して男の手を乗せるとか。
ただ、どうせなら二人の恋にもっと比重を置いた話の方が良かったのでは?「ET」のように悪漢から異生物を逃がすサスペンス展開は正直、退屈に感じた。
マイケルシャノンの顔のクドさ‼︎
ギレルモ大好き‼︎
パンラビは
超えられなかったけど(私の中で)
ステキなラブファンタジー?
でした。
猫ちゃん
食べちゃったのがアカン(泣)
ラスト
生き返っても
海の中じゃ息が⁉︎って思ってたら
傷がエラに(笑)
なるほど‼︎
期待通り!
他の人のレビューで隣人との関係やパイ屋のくだりが良く分からないとありましたが、隣のおじさんは同性愛者でパイ屋のお兄さんに恋をしてたから不味いパイを買いに行ってただけ。主人公とは音楽の趣味が合う親友。アメリカでも当時はあからさまな差別の対象で、案の定お兄さんからは軽蔑の眼差しで見られるし、時代遅れのイラストレーターで昔の同僚にも邪険に扱われるという、どうしようもない可哀想なおじさん。そんな社会の弱者、底辺の人も憎まれ役の新車を大破したりという予想外の活躍をするところに、監督の弱者への愛を感じました。そこだけでなく監督の色んなものへの愛に溢れた映画でした。
4.1
パンズラビリンスに続き、ギレルモのダークファンタジーワールド全開
サリーホーキンスがアカデミー賞受賞も有り得るなと作品を見て思う
agent clean を ただの掃除係さ はダサすぎる
R15ならもう少し残忍な描写を入れてよかったのでは
人物描写のために入れたのは理解できるがマイケルシャノンのsexシーンは全くいらない
イライザの首の傷の真相は?最後にエラに変化したのはかなり好き
あの生き物に名前がないのもかなり好き
イライザが急に歌い出す設定、あれはすき、モノクロでテレビショーみたく演出している、あれもすき、でもなんだか安っぽい!なにか物足りなかった
この映画はカップル、ファミリーでは鑑賞しないことをおすすめ
彼を助けないなら私たちも人間じゃない
素晴らしい作品です! これはエログロ版のET! テーマ的にはアナ雪...
素晴らしい作品です!
これはエログロ版のET!
テーマ的にはアナ雪やズートピアを彷彿させますね。
聖書を引用しながら主人公達を追い詰め、見栄や権力に執着し、異常なまでにミスを気にする敵ボスは、既存の概念に縛られた人間の象徴なのでしょう。
そして人知を超えた存在の彼は優しく繊細だが、可愛い猫を食べます。
生き物が生き物を食べるのは自然の摂理。
可愛いから食べないと言うのは先入観でしか有りません。
彼は既存の概念に縛られない存在の象徴なのです。
どうにでも変われる!決して良い意味だけでなく、善にも悪にも!
これがタイトルに込められた想いだと解釈します。
そして彼を殺そうとする行為は支配者層の考え方そのものです。
都合の悪い事実は隠す!
見たくないものは見ない!
多少チグハグな演出の部分も有りますが、それを感じさせないぐらい今のデルトロ監督には勢いとパワーが有ると感じました。
すごくよかった
話すことができない彼女が自分を半魚人に投影して、心惹かれて行くというのがとても自然で素敵だった。半魚人も神々しく気高い感じがた。
ラボで、てっきり彼女がタップダンスを披露すると思っていたのだが、そんな場面はなく、見たかった。ラボでの密会シーンが少ない。もっと見たかった。
中年女性はオナニーをして、半魚人は猫を食べる。そうであってこそ生物であると訴えているようだった。新車を壊された威張りんぼおじさんが可哀想だった。指は真っ黒に腐るし散々だ。威張っているとろくなことがなく、見ているこっちはすっきりする。
雨なんか待ってないでさっさと海に行けよと思った。
先日見た『聲の形』も手話がモチーフになっていて、手話は動きが美しくてかっこいい。覚えてみたい。
夜勤で清掃の仕事に誇りを持って取り組み、ソファーで寝ていたが、人生や生活を楽しんでいる感じがした。
デル・トロ節炸裂!
まず、ストーリーは、ありがちなモノですが、描写やセンスの関係で、人を選ぶ作品かと思います。
しかし、「パンズ・ラビリンス」でギレルモ・デル・トロ監督を知り、以降この監督の作品を観てきましたが、ようやく「パンズ・・」に続く、作家性全開の作品が出てきました。
このセンスが好きなんですよ!
美術や、音楽、奇麗事にしない愛情と性描写。この感覚が自分好みで好評価!
敢えて!敢えて言うなら(大事なので二回言います(笑))人物描写が他のキャラクターもしっかり描いていた為(悪い訳ではない)か、イライザと半魚人の心を通わせる描写が、少ないかな?と。
それも些細な感想ですが。
後、前半かな?シュールな笑いが結構多く意外でしたが、それすら好ましく感じてしまいました。
そもそも、国の重要施設(トップシークレットレベル)に簡単に出入りできる掃除人って。
監視体制もユルユル!(笑)
障害を持った主人公にゲイの隣人、同僚の世話好き黒人、アメリカンドリーム体現してるのに妙な性癖のおかげで、不満げな警備責任者、おまけに半魚人!くせ者揃いの登場人物で、まあ、所謂、社会問題的テーマで扱われる人々なのですが、ただ、美化して扱ってる訳でもなく愛情のまえには、関係ないと言わんばかり。そういったのも作品のテーマの1つかなと。
ストラックランドの奥さん、片乳見せてベッドに誘うって(笑)
最後に、ありがちなストーリーだったので、最後の展開もまた、予想通りであったので、予想外の展開があればなお良かったと。「パンズ・・」のラストは、衝撃だったからなあ。
期待してた分、、
公開前からトレーラーなどをみて、すごくわくわくしてたんですが、理解が追いつきませんでした。。
時代背景もソ連とアメリカが対立してた時らしくてよくわからないポイントの一つでした。
そして、言葉を話せない女性と言葉さえ知らない生き物とのラブストーリー?だと思ったのですが、結局、世界は二人のためにという壁が厚くて共感するのが難しかったです。
かたちじゃない、心なんだと最後に主人公の女性は言っていて、シェイプオブウォーターという主題に繋がっているのかな?と思いました。
(わからない)
緑色のフルーツパイ、緑色の飴、緑色の水、などなんか気になるフラグたくさんましたがよくわからず。。
ゆでたまごが茹つシーン何度もでたけど何だったんですかね?わからない( ˘ω˘ )
R15だと気づいてなくて、観ていてオワッとなるRRしいシーン、結構ありました。
美しいラブストーリー
サリーは手話で雄弁に語り、恋する女性を素敵に演じていた。クリーチャーの表情が繊細で2人のシーンがとても自然。クリムゾン・ピークの館の美しさが印象的だが、ここでも部屋の雰囲気や水中の映像、そして赤の使い方が監督ならでは。最後まで迫り来る敵役は怖かったけど、それをはるかに凌ぐ愛の力に感動した。支える友人たちのがんばりにもホロっときた。いい映画。
"傷跡"を"運命"に変えた作品 祝アカデミー賞受賞!!180305追記
「テレビの中の怪獣が唯一の友達だった」というギレルモ監督。この映画の評価は多分この一言に共感できるかできないかで大きく変わると思う。
私は幸運にも共感できるタイプだった。ギレルモ監督の怪獣愛、そしてそこに救いと運命性を欲する想い。
美女と野獣の話はどうして王子様はハンサムじゃなきゃいけないんだ?なぜ美女だけが?ギレルモ監督は主人公の傷跡をラストで運命に変えた。まさか首の傷がエラに変わるためのものだったなんて。
どうして怪獣はいつも最後は殺されてしまうの?なぜ怪獣はいつも孤独なの?いや違う。怪獣にもお姫様との運命の出会いがあるのだ。
そしてラスト。邪悪な現実には絶対に手の届かない世界へ主人公たちを救いあげた。
その邪悪な現実とはトランプ政権オマージュのストリックランドだ。グレートアメリカを強調し、女性や黒人に対して差別的な言葉を浴びせる。メキシコ人であるギレルモ監督のささやかな批判である。
ジブリ作品を実写化するなら役者はこういう人だろうなーという純粋無垢な少女のようであり、不思議な色気があるサリー・ホーキンスには惚れ惚れした。イライザはトラウマで話せなくなったそうだが、一体これまで彼女に何があったのだろうか。思わず考えを巡らせてしまう。
音楽はワルツやフルート、アコーディオンでリズミカルに心地良く(どことなく「魔女の宅急便」のような雰囲気だと思ったら両作とも港に近い街で年代も近いね。)、あとは何と言っても画面が美しい。色彩もかなり計算されコントロールされている。
ちなみにわざとらしいボカしのストリックランドのセックスシーンはギャグですよ(笑)一生懸命に腰を振り続ける彼をどうか優しく笑ってあげてください。ポジティブシンキングの本を読んでるところも可愛かったですね。
アカデミー賞がらみで注目が集まってしまったが、私はひっそりと、だけど何度でもみたいそんな映画だと思う。今年の大切な一本。
*アカデミー作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞受賞おめでとうございます!また見に行かなきゃ
みんなひとりなんだなー
イライザをはじめとする登場人物は結局ひとりだったんだなって…
お互いが必要としている人が一緒になれる世の中なんだと感じさせられました。
男女で評価は別れると思いますが、予告で期待しすぎていた分…残念な部分も多かったですが、観て良かったと思いました。
お伽噺の様な…
違う種族との恋…
言葉が通じなくても想いは通じるんだ…
愛に餓えている私にはたまりませんでした
あの二人が幸せに生きていってくれますように…
素敵な話
デル・トロ作品ファンならこういうクリーチャーの美しさがわかるのだろうか。徐々に慣れてきてだんだん良さがわかってくるものの、初対面は目を覆いたくなる気持ち悪さ。
それでもこれが良い映画だと思うのは、特撮や美術の懲りようだけではなく、ストーリーに複数のメッセージがあること。決してソビエトの擁護はしてないのだが、図らずも主人公とソビエトのスパイが協力するところなんか面白い。1961年当時の同性愛者もついでに描いてしまっている。
これまでデル・トロ監督は凝った美術、特撮・怪獣、ダークファンタジー、ってイメージだったが、この作品はキャリア最高峰・集大成ではないかな。
そういえばサリー・ホーキンス、パディントン2でもテムズ川を潜っていたなー。
ボカシ要らない
本当、演技も脚本も音楽も演出も素晴らしい!。
イザベラのブスなんだけど、なんか、可愛いと言う意見に納得した(笑)。そして、露出度が高い作品であるが、ボカシは制作スタッフの努力を踏みにじり、オーディエンスをバカにしてるのか?。映倫は変わるべきだと思う。
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