シェイプ・オブ・ウォーターのレビュー・感想・評価
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恋愛、ファンタジー、SF、怪獣、ミュージカル、ホラー、サスペンス、バイオレンス…
今年はそっちかー
クオリティ高い
なるほど、これがギルモアデルトロのハリウッドタイトル狙いの佳作
ギルモアデルトロらしからぬ随分とマイルドな作品に仕上がってたというのが全体的な所感。てか完全にハリウッドタイトル狙いにいったよね?これw で、まぁ狙い通りのオスカーだったわけだが…
さらに印象を一言で言えば、ラ・ラ・ランドとかライフイズビューティフルとかアメリとかの「人生って素敵」的なエッセンスにヘルボーイの「クリーチャーなファンタジー世界」を混ぜ込んだような感じwww
何よりラストが伏線の回収を早々に見透かしてしまい、おいおいな感じが残念。思ったよりカタルシスは得られずチョット陳腐な終わりかなぁ。
デルトロもダークファンタジーを万人受けするものにしようとすればこれが限界か?( ̄ー ̄)
とにかく佳作だとは思うけど…比べちゃなんだが同じファンタジーでもパンズラビリンスの方が数倍いいなぁ…
ただただ美しい
半魚人永遠の命
ついていけなかった
もともとこの日観に行く予定の所、アカデミー最優秀作品賞受賞で期待度が高まりました。
初っぱなからの映像、音楽、美術を通した世界観がとても心地よく、さすがデルトロ監督と引込まれつつあるところ、徐々に「あれ?」と違和感が芽生えはじめ、ついには独創的すぎる演出について行けなくなりました。
“独創的すぎる演出”と無難な表現にとどめようと思いましたが、やはりそれでは済ませられない全体を覆う性を含めた嫌悪感、納得のいかない数々の設定、荒唐無稽な話の展開、薄い人物関係、そしてまたもマイノリティを見えない処に追いやる・・・。
賞を獲るくらいだから、一部の人にとっては賞賛する部分があるのでしょうが、私にとっては物語序盤以外共感すべき部分のない残念すぎる映画でした。
心を開くとは❔
マイノリティ
喋ることが出来ない女性と、魚人のような生物との愛を描く。
結論から言うと、間違いなく傑作で、好きな映画です。圧巻なのは、美しい映像と音楽で、それを楽しむだけでも1,800円払う価値があります。グロ描写も確かにあるけど、覚悟していたから意外と大丈夫でした。グロい目を覆いたくなるようなシーンが美しいシーンを引き立てています。
ただ、気になる点もあります。この映画のテーマは「マイノリティ」です。そのテーマ自体は僕は好きです。しかし、主人公の協力者が黒人とゲイなのは、ちょっとクドイ気がします。魚人、黒人、ゲイとマイノリティが3例も出るわけで、反トランプによるものなんだろうけど、ちょっと狙いすぎている感は否めない。結局、マイノリティの力になれるのはマイノリティしかいないのかと、逆に絶望してしまう。この辺は、アカデミーで対抗馬だった『スリービルボード』の方が良かったと思います。あちらは体制派の警官が最後は協力してくれた。
良く言いたいのか悪く言いたいのかわからない感想になりましたが、繰り返して言うと、傑作で良い映画であることは間違いないです。
彼女が彼を抱いて海に飛び込むべき!
先週末興行成績が日本では「映画ドラえもん」が1番になる中、
日曜日に行われた米国アカデミー賞では、
当該作品が、「作品賞」を含む最多4冠を獲得しました。
2017年・第74回ベネチア国際映画祭では、金獅子賞を受賞しています。
期待が高すぎたのでしょうか?
がっかりでした。。。
当該作品が伝えたかった事は、
「言葉が異なろうと、文化が異なろうとも、
コミュニケーションを取って繋がる事は出来る」
なのだと思います。
この作品が米国で評価された裏には、
「反トランプ」があるのでしょう。
でも、
意地悪な見方をすれば、
彼女は本当に彼を愛していたのでしょうか?
真実の愛だったのでしょうか?
私には、一種の「ペット愛」の様に感じてしまいましたが。。。
また、ストーリー的には、
「彼女が彼を抱いて海に飛び込む」
方が、よかったのでは???
Michi
シェイプ・オブ・ウォーター
ギレルモ・デル・トロ監督最新作
「シェイプ・オブ・ウォーター」を公開初日に観てきました。
半魚人と人間のラブストーリー…
それどうなのだろう?
アカデミー賞にノミネートされちゃってるみたいだけど…
不安いっぱい半信半疑で本作に臨んだ。
ストーリーは1962年、冷戦下のアメリカ。
極秘研究所で清掃員として働く女性イライザは、極秘裏に運び込まれたある生物を目撃し“彼”に心惹かれ、密かに会いに行くようになる…
古き良きホラー映画のような様相を呈しつつラブロマンスを貫き見事開花させた奇跡的な作品でした。
ライティングまで昔のホラー映画風にこだわっていたのはさすがデル・トロです。あのマイケル・シャノンがフランケンシュタインにしか見えなかったのは演技だけではなかったw
そして人種差別、性差別、マイノリティへの差別などが物語の根底にある。
声を出せない清掃員の主人公イライザが訴える。
“彼”だけが本当の自分を見てくれる。
光に住むものは醜く、影に住むものは美しく徹底した
描き分けが生々しくも面白い。
中でも水の表現が目を引く。
バスの窓を踊るよに伝う雨雫。デル・トロ天才!
冒頭から色調がとても好みだなぁなんて思いながら観てたのですが観終わると、これモノクロで観たらもっと浸かれるかもと思いました。
昨日のアカデミー賞において
作品賞、監督賞、作曲賞、美術賞と4部門において受賞。
まさか作品賞、監督賞を両方獲るなんてだれが予想したでしょうか。
作品は確かに私のツボでとても良かったのですがアカデミー賞というとまたちょっと違うんだろうと勝手に思ってました。「スリービルボード」のような作品が
当然獲るとばかり思ってました。
僅差であればせめて作品賞、監督賞は別々に獲りわけるなんて場面も過去にありましたし。アカデミー賞も捨てたものではありませんね。
B級モンスター映画万歳です^^
感情移入出来るか。そこで全て決まる。
言語障害を抱える主人公。ゲイ男性の友人。黒人の仕事仲間。とにかくマイノリティな人をメインにしたいというのは解った。
別にそれにとやかく言うつもりは無い。
お説教じみた事を言ってる訳でもないし、そういった社会背景を描くのは悪いことでは無いと思う。
だが色々な要素で脚色されてはいるが、大筋のストーリーはありきたりのもの。
アカデミー作品賞とのことだが、他候補に比べこの作品が勝っているようには感じなかった。
じゃあこの評価の分かれ目は何か?
1番のハードルは主人公と半魚人の恋に感情移入出来るか?ということである。
少なくとも私は全く感情移入出来なかった。
それどころか欲求不満のご婦人が手っ取り早く性欲を解消してるように写ってしまった。
これではこの作品も台無しですよね。
つまらなくは無かったし、映像美は凄いけど、個人的に高評価は付けられませんでした。
凄く人を選ぶ作品
人間より怪物がマシってか!
アカデミー賞を狙いに行ったかどうかは別としてデル・トロが昨今の世界的な潮流に媚を売ったように思えた作品。
ヒロインは年配の不美人で口がきけず、友人は黒人、仲の良いじじいはゲイ、不思議な力を持っているかもしれないが見た目が普通に怪物とセックスまでする。
怪物と交わるとかどうかしている。
設定に露骨な仮託が多過ぎて萎える。
デル・トロの怪物偏愛がここまで来ると若干偏執狂にも感じる。
もはや同じ人間よりも心が清い怪物の方がマシってことか?
もっとも自分を受け入れない人間は平然と殺すので、本当に怪物の心が清いかは疑問である。
日本も含めて世界中の映画界が左翼(コミンテルン)の活動家たちに牛耳られているのを頭では理解しているが、ついにここまで来たのか!という印象を受けた。
授賞式のトロちゃんの発言も言外に反トランプっぽいし、もはやウンザリである。(トランプを全面的に支持するわけでもないが)
他者を無批判に受け入れないのは悪なのだろうか?
多様性を標榜する世の中だが、昨今はその手の映画が溢れかえっていてむしろ作品としての多様性を感じられなくなってきた。
同監督作品の『パンズ・ラビリンス』に比べて明らかにバランスを欠いた数段劣るレベルの作品に感じるが、気のせいだろうか?
同日にクリント・イーストウッド監督作品の『15時17分、パリ行き』を観た。
アメリカでは全体の犯罪発生率自体は減少傾向にあるようだが、銃乱射事件が多発している。
規制の話は持ち上がっても銃廃絶にまで議論が発展しないかを垣間見たように感じる作品であった。
反トランプに染まった今のハリウッドでイーストウッド作品が受賞することはないだろうと容易に想像がつく。
なお本作の主要な登場人物たちを「虐げられた者たち」として報道ステーションが持ち上げていたので余計に気持ち悪く感じた。
彼らは「虐げられた者たち」ではあるかもしれないが、一面では怪物好きのただのフリークだろう。
アカデミー賞も変わった
ついていけませんでした。
よくある話
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