スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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面白かった
スターウォーズの最終回としてはいい感じだと思う。ファンの痒いところに手が届いてるし。いろいろ端折ってるけどレイはジェダイもシスも無い中間、監視、注意(信号?)という立場をとることで、今まで誰も持っていなかった手作りの黄色いセーバー(未確認)を作ったんだろう。最後に言った言葉も実はレイにとってはどうでもよく、パルパティーンとスカイウォーカーだったらどっち?な感じだったんだろうと思う。スカイウォーカーの亡霊があんなタイミングで出てきたら言っちゃうよね。銀河を混沌の渦に陥れた(惑星単位で人が死んだ)、ジェダイとシスの争いをシスの子孫が終わらせたというのが今作のテーマだと思った。
スカイウォーカーの夜明けとは
12月20日から公開された「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」も今日で終わるので、再度まとめます。
ネタバレ注意。
2015年より始まった続三部作の3作目にして、1977年に始まったSF超大作の9作目としての最終章。
観る度に新たな発見があり、情報もいろいろ出回ることにより、いろいろ考えさせられる。結局4回観た。
今回注目ポイントは何と言ってもタイトルのスカイウォーカーの夜明け、また最終章ということで様々な過去作へのオマージュ。最早そこはJJのSW好きが伝わる。
また、8のライアン・ジョンソン監督が挑戦したことに対し、J・J・エイブラムス監督の8をなかったことにした感の対比。
最初観た時はいろいろ感じたし、なんやかんや言われているがライアン・ジョンソンの最後のジェダイあってのスカイウォーカーの夜明けだと感じた。
まず8で最高指導者スノークが死んだことに対し、パルパティーンの復活。
予告編からも分かっていたが、最初からいきなり。
カイロ=レンをラスボスにはできない、スノークの役不足感もあったから仕方ない。
今更感もあるが、シスのクローン技術や不死の研究などはずっとあったからあり。
最早正史ではなくなった小説でも生き返ったし。
またこれまで用意周到に準備してきたシディアスがあっさり負けるわけもない。
シスの根源までは経っていなかったことにできる。
次にルークがライトセーバーを投げたことに対し、レイが投げた時の注意など。
ジェダイといっても1人の人間。
若きスカイウォーカーも悩んで成長する。
自らの誤りを認めるのもいい。
これもまたスカイウォーカーの夜明けといえるのではないだろうか。
伝説や偉大なジェダイと言われるも、まだまだ成長途中。
それが人間味を持つことで、スカイウォーカーというジェダイの象徴からの脱却。
レンのマスク、レン騎士団復活。
これは単純にカッコいい。
でもすぐ脱ぐからあんま意味ない。
レンとベンの間を行ったり来たり迷ってる感じ。
それと忘れてたものを思い出されたレン騎士団との対比かな。
騎士団の弱さ、活躍の少なさ。
ルークの元で修行してた他の弟子ではなかったのか。
8の最後でフォース使ってる少年。
そもそもフォースというのは誰にでも備わっているもの。
ルークしか残ってないから神聖化されたり、伝える者がいなくなっただけ。
あくまでスカイウォーカーはフォースがより強いということ。
フォース使える者が現れても不思議ではない。
これもまたスカイウォーカーからの脱却。
そして過去作へのオマージュ集。
まずSWと言えば敵艦隊での救出劇やファルコンでの逃亡劇。
宇宙だけでなく砂漠やジャングルでのシーン。
これまでそれぞれの戦いをしてきたレイ、フィン、ポーがチームに。
またチューイに3PO、BB-8も。
BBの新相棒のD-0はJJ自ら声を担当。
最初の祭りが42年に一度というSWが42年前に始まったことへの言及。
マンダロリアンのジェットパック。
旧三部作から出ていなかったランド・カルリジアンの登場!
ランドとチューイにファルコンは最高!
その際にウェッジ・アンティリーズも!
ただランドとレイアが会えなかったのは辛い。
レイアと言えば4でのレイアの外交船も登場!
またコニックス中尉のビリー・ラードとキャリー・フィッシャーの本当の親娘共演にも涙。
レイアに息子の死を予感し、修行をやめたことは父アナキンとは違う道を辿っている。
アクバー提督の息子の登場やナインナンも登場。
ナインナンは死亡説もあるが。
また「やあ」と言ってサプライズ登場のハリソン・フォード演じるハン・ソロが登場するのは最高すぎる。
やるべきことは分かっているのにできない息子の後押しをする父親。
家族愛をしっかり出してくれる。
これはアナキンとルークの関係への追求ではないだろうか。
父が子の背中を押すのか、子が父の背中を押すのか。
さらに最後にレイ、フィン、ポーが集まるのに対し、R2、3PO、チューイといった旧三部作が集まっているのがいい。
またチューイがマズ・カナタから受け取った4でもらえなかったメダルを3POに見せてるのもいい。
マズ・カナタが何故アナキンのセーバーを持っていたかなど謎は解決されぬものも多い。
また先代ジェダイ達の言葉の中で、アナキンの「僕のようにフォースにバランスをもたらすんだ」は最高!
他にもアソーカ、クワイガン、オビワン、ヨーダ、ウィンドゥなど。
そしてスカイウォーカーの夜明けとは。
アナキンは選ばれし者として、ジェダイとシス両方を滅ぼしたことによってフォースにバランスをもたらした。
アナキンがフォースから生まれたならレイもそれで良かったのだが。
しかし、そうなると選ばれし者となるので、違う。
選ばれし者はあくまでアナキンただ1人。
アナキンがジェダイからシスへ、そしてジェダイに戻り、フォースにバランスをもたらしたのに対し、レイはシスのパルパティーンから生まれるも暗黒面には落ちず、ベンはスカイウォーカーから生まれるも暗黒面に落ち、再度ライトサイドへと帰還する。
8から出てきたレイとベンのフォースの繋がり、交信からレイもベンも選ばれし者ではないが、2人の強いフォース、また絆による2人で1対という解釈、またそれぞれがライトサイドとダークサイドどちらに転んでもおかしくないという共通点もあり、それが1人ではできなくも、再度ベンとレイでフォースにバランスをもたらした。
またレイは血縁ではなく、ジェダイの全てを、先人たちの想いを受け継ぎ、またスカイウォーカーの全てを受け継いだ。
6でシディアスを倒し、ベイダーがアナキンへと戻り、ルークが最後のジェダイとなることでフォースにバランスがもたらされたが、今回シスの根源を倒し、最後のジェダイであるスカイウォーカーの血も途絶えたことで、シスとジェダイ双方が完全に消え去った。
残されたレイは、最後にスカイウォーカーと名乗るが、これはジェダイまたスカイウォーカーを受け継いだことを意味し、黄色のライトセーバーを持つことで、ジェダイを受け継ぎつつも、それらの脱却を意味するのではないか。
これによりシスにもならず、ジェダイともならず、フォースにバランスがもたらされる。
さらに最後の戦いでは、レジスタンスだけではなく、銀河中の民衆が立ち上がることに意味がある。
スカイウォーカーの夜明けとはスカイウォーカーの血が途切れるとともに、最後のジェダイであるスカイウォーカーに頼らず、民衆が立ち上がり、これからは誰もが主役になれる時代の到来、またフォースも誰もが感じることができるという本来のものに戻った。
その象徴が何者でもないフィンの可能性。
最早この辺はガンダムのニュータイプにも似てる気がするし、ファーストガンダム最終回感がある。
スカイウォーカーの夜明け=ジェダイの象徴でもあるスカイウォーカーに頼るのではなく、誰しもがフォースを持っていて、ジェダイ=スカイウォーカーになれる、これからの時代は自分達だということだと考える。
タイトルにナンバリングしたのが最大の過ち
EP1〜EP3世代で、この3作でSWにはまりEP4〜EP6も何度も観返して来ました。
EP7でワクワクし、EP8で幻滅し、今作は全く期待していた物では無かった。
SW好きとしてはハズレだと承知で義務の様な感覚で見に行きました。
しかし見終われば変な感動に追いやられた。
もちろん酷いと感じた部分、ダメな部分山ほどあります。
が、まずは良かった点。
映像は流石JJ
目新しい映像は無いものの正直SWでこんな迫力ある映像が観れるとは思わなかった。
映像だけで観る者が楽しめる画面レイアウトやカメラワーク、アクションCGは素晴らしかった。
冒頭から不本意ながらワクワクした。
次にキャスト陣。
今回の3部作の何が面白く無いのか。
その要因の1つはキャストの魅力の無さだと思ってます。
7.8と魅力ある新キャラが1人も出て来ず、主役のレイやレンもうまくハマっておらず、結局魅力を見出せないまま今作まで来たが、今回はその印象が少し良かった。
レイ、レン、フィン、ポーと上手く焦点を当てその演技や質に少しだが深みが出ていた。
ただ、これに関しては遅すぎる。
7の後半、もしくは8でこうなってなきゃダメだったはず。
次に目的がハッキリしたストーリー運びとクラシック3部作感。
8では全く無かった要素ですが、JJも8の出来に余程漁ったのでしょう。挽回しようと頑張ったのが伝わります。
クラシックファンに媚びたような感じもありますが、ストーリー運びやその背景と会話、もちろん全然違いますが、寄せて来たなと。
観ていて今シリーズには感じなかったSW感がやっと垣間見れた。
問題のサプライズキャストパルパティーンですが、これが発表された時、まさかレイはパルパティーンの子孫とか言い出すかも知れないと予感してた。
まぁ実際そうなったわけですが、観た感覚だと新たなストーリーを作る上でこれはこれでありかな?と感じた。
もちろん賛否あるでしょう。
思い切った設定です。
そう設定。
ここから山ほどあるマイナス部分をいくつか書きますが。フォースの描写やその能力。
正直治癒表現はこりゃ無いだろ、、と、今までの数々の死を冒涜した設定。
フォースでテレパシーの様に会話するのはまだ良いとして物理的に物に触れたりするのはいかがなものか。
もはや何でも可能な謎設定。
ただSWの追加設定と言うのはまぁ今までもあった。EP1で語られたミディクロリアンなんかはその代表例。
相当な批判があった様ですが、今作もかなり叩かれるでしょう。
まぁ時代背景は6の後。正史としてこのシリーズを迎えるのならばフォースの使い道も進化したと納得するしかない。
レイアがジェダイマスターでした。
パルパティーンには子供がいました。。も同様。。
シスの星を探すナビのありかを示す短剣も、いやいやいや、レイそこに立ってなきゃ思いっきり場所も変わるやんと。
セーバー戦は8よりは良かったが、これはブルーバック撮影時のセーバーの素材の問題かもしれませんが、何せ重々しい。
ライトセーバーは本体部分にその重量がかかるだけで刃の部分は光なので重さまでは変わらないはず。とにかく重々しい上に物体に当たった時に微かにバウンドするのが見えてしまう。。8よりは改良されていましたがずっと気になってました。
全体的に7割あたりまで非常に良かったのですが1番の盛り上げどころのラストまでが酷い。
外で行われている空中戦もイマイチ危機感を伝えられず。
そして肝心の皇帝とのバトルシーンはほぼ無いに等しい。
何のためにレイアのセーバーをレイに渡したのか。
レンに持ってセーバー戦を繰り広げそして2人で皇帝に挑むと言うのがセオリーだと思う。
なのに吹っ飛ばされて戦線離脱。
どうせここまでやったんなら共闘でセーバー戦が少しでもあって良かったのでは?
レンを殺さず2人で倒せばタイトル回収にもなる上、レイはレイパルパティーンと堂々と名乗れば良い。
その2人が画面に映ることにより戦争の終結、平和のアイコンになるでしょうよ。
スカイウォーカーの子孫、パルパティーンの子孫が手を取り合いラストでも良かった気がします。
僕個人的な意見ですが。。
あそこでレイがスカイウォーカーと名乗るのは絶対に違う。
スカイウォーカーの意思を継ぐみたいな意図があるのだろうが納得できない。
さて、今3部作は必要だったか?
僕は必要じゃ無かったと思う。
そもそもSWはアナキンの生涯、伝記だと思っているので今シリーズは全くの別物。
タイトルに『エピソード』が付いてるからダメなのです。
完全に番外編。その後のストーリーとしてタイトルを変えとけば1〜6までのシリーズとは切り離して観れた。
これが1番の今シリーズの失敗。
絶対ナンバリングはしなくてよかった。
ただ、8を後に娯楽作品として何とか挽回しまとめ上げた事は良かったと思う。
あくまで『番外編』として楽しむ方向で自分の中では決着がつきました。
ちょっと残念なラスト
スカイウォーカーの夜明けという事で、レンの葛藤が哀しかった。結局、スカイウォーカー家の最期を描いた形にむなったが、私としては、ハッピーエンドにしてほしかった。キャラも今一出し、ルーカスのSWが一番好き。
とりあえず祝完結
第一作(エピソードⅣ)を幼いながらに劇場で見た身としては、義務感もあっての劇場鑑賞でしたが、良くも悪くも、ディズニーよ。。。という感想。
EP4~6は、なんというかSF娯楽超大作、としてとにかくワクワク楽しかった。
EP1~3は、製作側が大人に?なって深い面を掘り下げすぎで、難解+暗さを含んで(まぁどっちにしてもダースベイダー化がわかってる時点で、先が明るく楽しくないのはわかってはいたけれど)、お客さんがちょっと腰引けた(自分のように)のと、豪華俳優陣に当時のCG全開で作ったことでお金かかりすぎて、制作金額と興行収入が合わず、結局それが引き金で、ディズニーに売り渡すことにも繋がったとおもってる。
でここにきてのEP7~9。
ディズニーながらのイケメン美女ばっかりじゃないよ、といういらんお節介のせいでキャストに魅力がいまいち足りず(BB8が一番かわいかった)、といって前作との違いを出したがるせいで、オリジナルな主人公3人は全員死ぬし、ジェダイ・マスター達はいつでもフォースで顔出せるはずなのに声しかでてこないし。。キャリー・フィッシャーが途中で亡くなるという事情もあっただろうけど、もう少しきちんと筋道立ててほしかった。
なんだかなぁと思いつつ、一応の完結までたどり着いたことをありがたく噛み締めよう。
面白かったけどツッコミどころが…
オープニングロールで唐突にパルパティーンが復活してた!と冒頭からのサプライズ
どうして生きてたの??
フォースはもう何でもありで草
前作でも宇宙空間で死なないとか、テレパシーとか出てきたけど、さすがにチートすぎで見ながら笑いをこらえていました
レイの血筋は一般人という前作の設定は嘘で、むしろバリバリの最悪な血筋だったことが判明し、は?ってなりました
そういえばフィンが死にそうになりながらレイに言いたかった事って何だったんでしょうね?
どんな大事なことかと思ったらいつの間にか忘れられたように終わって草
でも、とても楽しみにしてた完結作
4Dで観れたし面白かったです
まあまあ。今回は『ゲーム・オブ・スローンズ』の脚本家2人が脚本を担...
まあまあ。今回は『ゲーム・オブ・スローンズ』の脚本家2人が脚本を担当したらしいのですが、スター・デストロイヤーの旗艦がやられたら他もダウンする辺りは『ゲーム・オブ・スローンズ』のナイトキングみたいで少し残念。映像自体もウィンターフェルのように薄暗いシーンが多くて見づらかった。またパルパティンとの対決前のシーンが『帝国の逆襲』のルークを説得するダース・ベイダーのシーンを故意に踏襲していると思われますが、あの場面でルークのようにレイは下に飛び降りる事
を期待させておいて観客の裏をかいたつもりなんでしょうけどシーン自体が単に旧作の焼き直しのように感じられました。詳細なネタバレは流石にやりません、カイロ・レンやレイがどうなったかは映画館でどうぞ。最後は上手くまとめて終わらせたと思います。少なくとも不評の『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン8の最終話よりマシ。『最後のジェダイ』よりはずっと楽しめた。久々に登場したランド・カルリシアン/ビリー・ディー・ウィリアムズが存在感を発揮してほのぼのとした雰囲気を醸し出していたのが良かった。まあ海中に何十年も浸かっていて普通に動作するX-ウィングとか色々ツッコミどころ(宇宙船なので水中でも大丈夫なのはわかりますが長期間すぎません?)はありますがこの辺にしておきます。
スターウォーズには程遠い
関係ない話だが、バンドでもドラムが変わったら昔の誰々のドラムの時が良かっただの、ギターは誰々の時が良かっただの然り。スターウォーズを前中後編の3部に分ければ、上記の通り、7.8.9部に於いての後編作品はスターウォーズには程遠い作品でした。
先ず構成。男と女のしか出てこない。地球の話し。ロケ地宇宙。通りすがりに宇宙人出てきます程度。構成も絡みもほぼ無い。ジージャービンクスやジャバザハットの様な地球外生命体との交流も皆無、ただの地球人の話し。それに引いてカメラワーク、監督の好みもあるだろうが、ルーカスの様な臨場感はファンの皆さんは期待したと思います。
フィンが使うフォースも、血筋の話も、ラストのキスシーンもツッコミ所満載。
スターウォーズに突っ込む所は無いんですよ基本。
今までの過去作は視聴者の疑問を全て解決してくれてきた構成だったからね。
それに伴うBGMも然り、運転シーン、戦闘シーン、爆破シーンの過去作では様々遊び音が常にあったが、7.8.9部作に於いては我々の五感を楽しませてくれたものはなかった。
私素人風情が把握できない予算の関係や大人の事情もあるのでしょうが、スターウォーズという映画にどれだけの人が魅了され、待ちわび、期待してこの日を待ち焦がれていたのか。
ただの映画でしたね。
最後のシーンも意味不です。
とうとう完結ですね ただ、シリーズ物なので、見たて感じです パルパ...
とうとう完結ですね
ただ、シリーズ物なので、見たて感じです
パルパンティーノが生きていたり、レイが孫?
いろいろ突っ込みどころはありましたが、
まあこんなものかなと、カイロレンの最後は
ちょっと感動しました、40年の最後としては
感慨深い作品でした
前評判に比して良作だったが、やっぱり7~9の蛇足感を強く感じさせる。評価が難しい作品・・・
前評判ではえらく低評価と聞いていたのでどんなもんかと恐る恐る映画館に行ったが、単体作品および7~9の3部作としてはきれいに収まっていたと思うので、ディズニーからこの無理難題を投げかけられた監督の苦労が偲ばれる(笑)
7・8では伏線すらなかったパルパティーンと巨大軍団が急に出てきたり、このままディズニーランドでアトラクション化するのかな?っていうくらいワチャワチャしたシーンが連続する冒険パート、やたらトントン拍子にすすむご都合主義なストーリー展開、フィンが何を言おうとしたのかとか回収されなかった伏線、何の脈絡のないキスシーン、とアレなところは色々あった。が、レイが心を入れ替えジェダイ側に立ったあとのすっきり・キリっとした表情の変化、ラスト反乱軍の味方が一斉に現れるシーンや、レイのライトセーバーがレンに渡って殺陣するシーンとか要所要所アツいシーンはあったし、いい感じに3部作を丸く収めたので80点分くらいのよさはあった。
ただやはり1~9の9部作のラストとしてみると明らかに「コレジャナイ」。急に登場したパルパティーンはじめ、やはり1~6と7~9の間で断絶が大きくてうまく伏線が張れてないのはもちろん、9部作のラストならこれまでのキャラ全員登場みたいなファンサービスがあってもよかったのにオビワンもクワイガンも結局出てこず、ストーリーももっと壮大な物語のラストにふさわしい150点取れるものが期待されてたと思うので、やっぱり「コレジャナイ」という評価に落ち着いてしまう。
で結局SWシリーズとはなんだったのか?1~6を実質ダースベイダーの物語と捉える(特に私は)ならば、ダースベイダーがちょろっとしか出てこない7~9はスピンオフでしかないのでナンバリングにしてほしくなかった。アナキン・ルーク・レイのスカイウォーカー家の物語と捉えるなら、ダースベイダーとルークの壮絶な確執と最後に比べると、ルーク・レイの関係は半端な印象しか残らない。シスとジェダイの抗争としては、9のファイナル・オーダーの唐突感が抜きんでてるし、それ抜きにしてもシス(帝国の時も含め)側の割とあっさりやられてしまうグダグダ感といい、最後の黄色いライトセーバーが何を示してるのかもよくわからない。どう捉えるにしても1~6と7~9の間で断絶が大きくて、1~9の9部作とみるのは無理があるものになってしまっている印象。
なので、すでに7・8を見てしまったというなら「安心して9を見てくださいそこそこ面白いから」という評価になり、1~6しかまだ見ていないなら「7~9は見なくていいです」という風になる。7~9がナンバリングではなくスピンオフを銘打っておけばまだここまで叩かれなかっただろうにと思うとディズニーの罪は重い。これに対し監督はできうる限りの手を尽くしているのでそこは評価したいそこだけは。
ep7も8も凄く好きで肯定派ですが、ep9は好きになれませんでした...
ep7も8も凄く好きで肯定派ですが、ep9は好きになれませんでした。
特にタトゥイーンにライトセーバーを埋めるラストシーンは全てをぶち壊すシーンでした。
ルークが出たかった故郷に幽閉された気分になりました。
レイアに関してはタトゥイーンなんて思い入れも何もないでしょう。
この映画、アダムドライバーだけが得してますね
最後のスターウォーズ
スターウォーズ ライジングスカイウォーカーを見ました。いやぁとうとうスターウォーズが完結しました。一作目を見た時に、まさかこれ程長い付き合いになるとは思いもしませんでした。自分なら、もう少しドラマチックにしたなぁとか思いながらも、ラストシーンは、良かったです。もうあのテーマ曲が映画館で聞けないのは、残念ですが今までありがとうスターウォーズ。
フォースは既に覚醒していた!
人生初のドルビーシネマ。
ep8からフォースが聖なる力からチートになっていた。
監督は最後のスターウォーズをどうするのか、かなり悩んだそう。しかしフォースのチート能力はさらにアップ。もったいねぇなぁー、とずっと思っていた。
しかしよくよく考えてみたらep7でフォースは覚醒していました。
物語自体はツッコミどころがあったけど、楽しめた!
それにしても、ハンソロはいつまでもカッコいい!
レイがパルパティーンの子なのは衝撃。
そしてラストの黄色ライトセーバー。
自分はあれは、「覚醒」と新たな「予感」を表しているのかな、と解釈。
余談
ep9のボツされた脚本「スターウォーズ 運命の戦い」というのがあり、詳細が公開済み。
気になる人は調べてみるといいと思います。
ちなみに自分は、「この脚本で、めっちゃ観たい!」と思いました。
ドルビーシネマについて
音はよく、何より映像がめちゃくちゃ綺麗!
特に黒色がヤバイ。自分の目で確かめて下さい。
1回ドルビーシネマを観てしまうと、普通のスクリーンがしょぼく感じてしまう。
席は少し左右に逃げた前から4,5番目あたりが一番いいかと。
でも迫力を求めるならば、IMAXの方がいい。
フォースは魔法じゃないよ
最後のまとめ方はすごくスッキリして良かったし感動した。
けど、今回の3作全部フォースが別物だった。
旧作を知らない人からするとジェダイは魔法使いって事なのかな?と思うんじゃないだろうか。
一歩間違えればダークサイドに行ってしまう、そんな繊細な力だからこそ修行を積まなければ一人前にはなれない
というのが6作の基本的な部分であったと思う。
そこが全く伝わってこなかったのが悲しい。
その世界観が大好きだったから本当に残念。
フォースでそんな技使えるなら今までのジェダイ誰も死んでないよ…っていうのがありすぎて(涙)
ファンにすり寄りすぎてるのも私はあまり好きじゃない。
製作する誰もがスターウォーズを愛してるのはとてもわかる。でも私としては見たかったのはそういうものではなかった。
今までと同じスターウォーズという世界観を見せてほしかった。
パルパティーンの孫というのもあまりに突然すぎるし、せめて伏線がもう少しあってよかったのでは?
パルパティーンの子供はフォースないの?
まずパルパティーンの嫁は誰なの?
とかツッコミ所や疑問がありすぎる。
6作が本当に大好きで、数えきれないほど繰り返し見ていて、全ての作品が好きだから、
今回の3作は本当にショック。ルーカスが全て作る気にならないなら、作らないでほしかった。
でも、ワクワクさせてくれた事、スターウォーズを愛し製作してくれた全ての人にはとても感謝してます。
スカイウォーカーの闇
この映画をみた方は、レイの出自、スノークの正体について合点がいったと安心してはいませんか?結果的には、レイやスノークはある意味、予想可能なものでした。それとは裏腹に、実はこの映画には、語られることの無い驚くべき闇があります。全米でも気づいている人は僅かです。
それは映画で語られた台詞にkeyがあります。
ep9ではこれまでのepで使われた台詞が管見の限り二つ使われています。一つは、May the force be with you.これはいつもの台詞です。もう一つは、The dark side of the Force is a pathway to many abilities some consider to be unnatural.でカイロが皇帝に会った時に皇帝が言った最初の台詞です。和訳すると、ダークサイドのフォースは不自然とも思われる幾つかの能力に対する道である、といった感じです。この台詞が、1~9のストーリーを決定づける最も重要なものです。ある意味May the force with you.以上に。
この台詞を旧作も合わせて、あえて二度使っていることに、そこに大きな意味があります。この台詞が使われていた、過去のエピソードをじっくり見てください。そうすれば、この台詞の具体的な意味がわかります。すなわち、ep1~ep9までに通底する、驚愕すべき闇の歴史をみることなります。
ここからは、スターウォーズの歴史についての発掘作業です。
ここまで読んできて、ある程度どのエピソードか目星がついた方はこれ以上は読まず、過去の作品を見てください。
先の台詞がどこなのかわからない方は、次行にヒントを出すので、それ以降を読んでください。
繰り返し述べます。ある程度目星のついた方はここでやめて、過去の作品を見てください。
ではかつてその台詞が使われていたエピソード書きます。
それはEP3です。これ以上は述べません。天地がひっくり返ります。
新三部作を振り返って
壮大な映画を観れること自体はありがたいなと感動しています。三部作見終わってやはりレンは仮面とるのは早すぎた。三作目の今回で初めてとる演出にすべきだと思います。これはフォースの覚醒のときから思っていたことですが三作目でより強く思いました。あとレイとのキスシーンもあんなガッツリ要らないです。アイコンタクト
くらいの思わせ振りな感じだけでいいです。
パルパティーンが登場することでスターウォーズはある意味パルパティーンの映画でもあります。パルパティーン目線で振り替えるとちょっと無理矢理ですがニヤニヤしてしまいました。新しい敵より復活させた方が世界観は出せますもんね。結局お前かいってツッコミましたね。倒し方は分かりやすくカッコよくて良かったです。
前作の衝撃的なフォースの使い方を経験している分、今回は受け入れている自分がいました。三作目でいっきに方向転換して着地はしたと思います。エイブライムスさんお疲れ様です。何作っても言われると思いますが、他にも気になるところはありますがこの辺で終わります。壮大なイベント映画を見れてああだこうだ言えるのが幸せです。
普通によくね?
キスのとこだったりチューいがもらったメダルだったりフォースがインフレしすぎたのは少し納得がいかなかった。ルークがヨーダと修行していた時は浮かせられなかったXウィングを浮かせた時はとても感慨深かった。あんまり、他の人ほど内容が濃いことを言えない私ですが、普通に楽しめました、心踊りました、最高でした
リカバリ出来て安堵
初めて途中で観るのを挫折してしまったep. 8から、よくぞここまで纏めたとまず褒めたい。
フィンもジェダイの素質あるのか?という疑問点や、
物質の空間移動してしまう何でもアリ過ぎるフォース、
レイとベンのキスシーン、
自ら名乗るラストシーンなど、
多数のツッコミ処はあるが、
レイア姫役のキャリー・フィッシャー氏の急死にも関わらず、違和感なく仕上がっている点は評価したい。
ただ、ディズニー映画にありがちの
正義は勝つ、悪者は悪者、
勇気、友情、仲間、信頼、
愛すべき(稼いでくれる)キャラは死なない、
配慮せねばならない人種、
次回作も見てね!と言わんばかりのラスト、
といった予定調和的展開に、
消費されるコンテンツになってしまった感に寂しさを感じる。
とまぁ、辛口になってしまうが、
一抹の悔しさを感じつつ
どうせ観るんだろうな、、、次回作!
凡百の作品
過去のスターウォーズ作品はひと通り見てきました。
そのうえで…スターウォーズってこんなに内容薄かったっけ?
ジェダイとシス、善と悪。その間で揺れるはずが…
①レイ、フィン、ポーの関係は友情…愛はどこに?
エピソード1~6は、愛(師弟間・恋人間・家族間)とそれに突き動かされる人の心(善にも悪にもなる)が大きなテーマととらえていた。
レイとレンは最後にキスをするが、これは…愛というには突発的すぎ
レンの前にソロが(記憶として)現れ、レイがスカイウォーカー姓を名乗るのをルークとレイラの霊が後押しする…
エピソード1からの「家族の物語」としてはいい結末なのかもしれないが、エピソード7以降だけ見ればテーマ性の弱い凡百の作品ではないか。
②カイロ・レンがダークサイドの魅力をプレゼンできていない…
「手をとってほしい」ただの粘着ストーカー。
レン本人は、上司(パルパティーン)のプレッシャーにイライラ…
レイに絶望らしい絶望も与えられず、何してんだお前
味方にも、「あいつを困らせたいから」って理由で裏切られている人望のなさ
残念過ぎる。ダースベイダーには似ても似つかない…
③フォースがチート能力に
インフレし過ぎじゃないですかね??
精神の力に理由をつけるのは難しいと思うけど…
みんなダークサイド寄りの人間だから?
こんなことができるなら、クローン戦争は一体なんだったのかな。
④殺陣がしょぼい。
ダースモール戦は、高低差やギミック、場所の移動があって見どころがあったが、今回はほとんど、ただの部屋(精神世界)でくるくる回っているだけ。
パルパティーン戦も、パワーの押合いでライトセーバー2本目追加でなんか勝てたっていうオチ。
私たちが見たかったものは、これですか?いいえ違います。
以上、物足りなさと、めちゃめちゃさに、見ている途中から冷めてしまった。
それでも、スターウォーズの完結を見届けに行くことが、映画好きの使命と思う。
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