スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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これは1人の少女の物語。
まずこの映画、ネタバレ無しには語れません。
細かいこと気になりますが(チューバッカ死亡?ー実は生きてたとか)それでも普通に泣けました。
感想としては、本当にレイが成長したのを見れます。
ストーリーは荒はありますが、ラストで全部チャラです!
とりあえず特に泣いたポイント上げときます
まずフィンがミレミアムファルコンの銃座に座り、見事なテクニックでタイファイターを潰してるのを見てボロ泣き。フォースの覚醒の時ではぎこちなかったのが進化していて本当にボロ泣き。
つぎにレイア姫とのハグ。これは…もう愛が伝わってきて泣き。まるで母と子のハグみたいで泣き。
3つ目にレイがスカイウォーカーの星でカイロレン専用タイファイター燃やしてその後ライトセーバーを焚べようとした時のルークが前作の皮肉も入りながらレイに道を示してるのを見て号泣。
4つめにラストシーン。苗字のないレイだったが、名前を聞かれたとき『レイパルパティーン』じゃなく『レイ・スカイウォーカー』って言ってるのが…成長したなって感じで思い出すだけで泣ける。マジでヤバい…
とりあえず見終わった方…フォースと共にあらんことを。
三回見たらネガが消えるw
1回目。ディズニーらしい「クレーム最小シナリオ」が鼻についてポジ・ネガ拮抗。
2回目。戦闘シーンとジェダイ・バトルに興奮してポジ優位。
3回目。レイ萌え、レン萌え、ハンソロ萌えでネガ払拭。
レイの背中に消えたライトセーバーがレンの背中から抜かれるシーンとか、忍者赤影かよ!で無茶萌える。Rise Rey のジェダイの声とか、立て立て立つんだジョー!かよで激しく萌え。Rey Who? Skywalker. で萌え死。
ネガは3回目で消えます。字幕の3Dが見たいんだけど、なんで無いん?
(ここまで 12/25 3回目観賞後の感想)
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(ここから 12/23 2回目観賞後の感想)
ねぇねぇ「出し惜しみ」って言葉、知っとる?
イヤ知らない。ぜーーったいに知らない。もうね、開幕直後から攻めて攻めて攻めまくり。「これが Star Wars ですから」な場面のゴリ押し。息つく間もありません。万人歓喜って思ってるでしょ?これがそうでも無い。
カイロ・レンとレイのフォースが協応しモノが瞬間移動してしまう現象を伏線にしたり、ルークがフォースで水中からXウィングを浮上させたり。新ネタも過去作オマージュも満載。ストーリーも隙が無いし、ソツが無いし、完璧。過ぎるくらいに完璧。皇帝を倒して基地に戻った場面でレズのキスでLGBT問題もクリア。ナオミとランドの会話で奴隷のルーツ問題にもサラリと触れて悲劇への理解を示し。
なんかディズニーってだけで、穿った見方してしまうんですよね。
何れにしても。
レイの二刀流。帝国艦隊への攻撃に駆け付けた友軍機が空を埋め尽くした画。レイがファミリーネームを名乗る場面。この三場面は理屈抜きで泣けました。
興奮した。良かった。3回目、もちろん行きます。正月休み、暇だから…
(ここまで12/23 2回目観賞後の感想)
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(ここから 12/24 追記)
その場面でのセリフが、予想通りのヤツってあるじゃないですか。インド映画のバジュランギなんて、聾唖の少女があの場面で発する言葉なんて、全くもって予想通りで。で、そう言うやつに限って泣かす訳で。
うっわ、ここでSkywalkerって言わすん?「The Rise of Skywalker」 って、そう言う事?早く言え。言ってくれ。Skywalkerと言ってくれ。言うたーーー!
The Riseは「夜明け」って言うより「立ち上がる」であると思います。このEndingが、一番Star Warsらしい場面だったと思いますだ。
(ここまで 12/24 追記)
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(ここから 12/22 1回目鑑賞直後の感想)
かつて、Star Warsは宗教だった。俺の中では。あの頃の神々しさは無いよなぁ、ってのが、まずはある。楽しかったけど。
あと2、3回は見ると思うので、感想文は少しづつ書き足すとして、今日は寝ます。
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12/22 Negative要素だけ追記
そもそも、ep4のインパクトが凄すぎた。高校生の頃、英語の勉強のためと親に主張して「News Week」を定期購読してました。「Star Wars」のポスター(デススターとダースベーダーを背景にルークとレイアが寄り添って立っているヤツ)と、その内容の記事を見て大興奮。日本公開までが待ち遠しかった。スペース・オペラとかサイエンス・ファンタジーとか呼ばれてるStar Warsですが、当時、そんなもんは世の中に存在しないですから、Star TreckのTVバージョンくらいしか。それがですよ、あーた、いきなりアレっすっよ。「フォース」の類の超常能力と言うか、宇宙的気功の類なんかが映画を構成する要素になった事も、幻魔大戦を除いて記憶に無い。それがですよ、あれですよ。
もうね。熱狂です。しかも。
登場するキャラクターの、誰も彼もが素晴らしく魅力的。いや、ポスターを見て期待していたレーアはね。正直言って。高校生の俺には、ちっとも美人に見えへんしキュートでも無いし。そこは欠点だったけど。そう言えば、TVで放映された時の吹き替えは大場久美子さんだったなぁ。吹き替え版のハードルの低さは、あの大場久美子さんを経験したからだと思うw それは置いといて。
幼稚園・小中高と男子校に通った男子に、18歳で初めてできた彼女が「浜辺美波」。その後、多くの女性と知り合いになるも、「野郎世界 → 美波」への変化代、と言うか、飛び代を経験した身体は、どんな美少女・美女を目の前にしても、その時の興奮ほどに奮い立つ(心がです)事は、無かったのでした。
みたいな。
「オリジナル・トリロジー」は、たんびたんびに興奮してました。「帝国の逆襲」には憤慨したけれど。もうね、「プリクエル・トリロジー」は余震と言えない事も無いけど、CGの世界観に震えたりもし、ナタリー・ポートマンに酔い、で乗り切った。
これが10年振りに復活した「シークエル・トリロジー」となると、「もう好きにして」状態。だってーーーーー!
面白いけど?可愛いけど?飛び代が、他の映画からの飛び出し具合が、ほぼゼロ。いや、色々とあったんでしょうけど、馬鹿な俺には分らなかった。そこは此度も同じでござるよ、って俺の心の中の剣心も言ってます。
ネガは以上です。この後、人が変わったように、興奮のポジレポートを開始する予定ですが、それは、あえて2回目に選んだIMAX 2D 字幕版 を見てからにします。1回目は字幕とセリフを頭に叩き込むことだけを目的に通常版2D字幕にして、ヒアリングマラソンして来ました。二回目は、字幕を視界外において映像のみに集中します。三回目は3Dだす!
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12/29 🌟4.5を🌟5に変更。
これは何だったんだろうか。
ディズニーのSWは前作もそうだったが、話がずっと急すぎるのと、脈絡のないご都合主義が過ぎるのと、いろいろ観客を置いてきぼりにしてくのがうまい。結果、感情移入できないままどんどん進んでいくから感動も何もないまま、ポカーンさせられる感じがした。
今作も、謎にパルパティーンが強めに復活したのがまず不明で、レイがパルパティーンの血縁ってのは何となく読めてたけど、文脈が悪すぎてかなり最後まで、ずっと何を見せられてるのか、何がしたいのかわからなかった。しまいには、最後の星の件はずっと、展開早いし、文脈ないしでほんとにポカ~ンだった。
ディズニー3部作はスターウォーズって名前のほかの作品だと思いたいんだが、そもそもSWがなにかって決めつけるのもよくないなって思ってみたり。
今までのSWってストーリーも、心理描写もすごくシンプルだったからこそよさが際立ってたのが、ディズニー3部作は、いろいろ裏で詰め込みすぎた上に、整理がへたくそだったのかなと。だからSWだと思えないのかもしれない。
とはいえ、4の焼き直しの7と、突き詰めすぎておかしくなった8を経て、よくぞここまでたどり着いたなとも思う。4に向かう結末が見えている1~3より、あの6以降を描くのはどれだけ大変だったかと思うと、JJはほんとにすごいと思う。ただ、なんせやっぱ伝説は伝説のままのほうがよかったのかもしれない・・。
ただ、スカイウォーカーの物語が締まったのにはなんか思うものがあり、星2です。
最後にもう1度、友人たちに。
全国2300人だけに許された前夜祭上映争奪戦は今回も瞬殺玉砕(笑) 昨夜12/20/0:00からの公式初回上映を観にTOHOららぽ横浜のIMAXへ。EPⅧの記憶ゆえ“嫌な予感がするぜ”と思いつつ会場は見事な満席。やっぱりファンは簡単には引き下がれないのだ(笑) いつもの初日なら万雷の拍手で開幕だが、流石に不安を表すような疎らな拍手で開幕…いかん、不安はダークサイドに繋がるぞぃ!…でもやっぱり“遠い昔…”とSTARWARSのロゴとテーマ、そして見慣れない“EPISODEⅨ”のタイトルロールが飛び込んでくると「あぁ、世の中もSTARWARSも色々あったけど、2015年から本編3作、スピンオフ2作、毎年新作を劇場で観れただけで、幸せだったな」と感慨にひたってしまった。
★先ずは具体的なネタバレ無しでの感想
公開前にJJエイブラムスが「全9部の締め括りとして出来るだけ拾っていった」という主旨のことを述べていたが、なるほど、伏線回収というよりは「あんな事もあったよね、こんな感じのとこも行ったよね」といったように過去8作(いや、ローグワンやハンソロも含む)のシチュエーションや面影を走馬灯のように巡って見せる、言わば“長い長いお別れビデオレター”といった趣の作風となった。JJによるEPⅦでのEPⅣオマージュは露骨すぎという批評も多々あるが、今回はシリーズ各所からイイさじ加減で“STARWARSあるある”を引用して終始懐かしさに溢れており、ふとスクリーンの前に、TV放映やビデオを夢中で見ていた子供の頃の自分の幻を感じるような、そんなノスタルジーを味わうことができる。
★ここからはネタバレ覚悟で印象的なポイントの感想(未見のかたは本編をご覧後に。)
▼レイア登場シーン
EPⅦの未使用素材を活用したとのことで、実に巧みに組み込んでいる。特に当時CMでは使われていたレイアとレイの間でのライトセイバー受け渡しカットが、今回ピタッとハマった。流石にデジタル加工で造ったと思われるが若きルークとレイアの訓練シーンもグッときた。
▼ハンとベンの対話
ハンはEPⅦで亡くなり、ジェダイでも無いためゴースト出演も不可能だったが、今回善と悪の間で葛藤するベンの記憶の中の存在として再び登場。EPⅦの時と同じようにベンの頬に手を添えて父としての声をかける。さて、今度はベンはどうする?という巧いアンサーシーンでしたね。しかも最後のセリフは“I Know.”ですよ。泣ける。ハリソンのクレジットがエンディングに無かった?のは事情が気になるね。
▼エンドアでのレイとベンの戦い
不安定なデススターⅡ残骸上で大波に揉まれながらの戦いはEPⅢのムスタファでのアナキンとオビワンの戦いを彷彿。オビワンはアナキンに瀕死のダメージを与えて去り、結果アナキンはシスに染まりましたが、レイはベンに瀕死の一撃を与えるも、すぐさま治癒します。これがベンが善人に戻るきっかけにもなります。あの時オビワンも手を差し伸べていたら…?
▼結構小説やファンの予想も採用?
パルパティーンはクローン技術を応用しての復活という発想は小説シリーズにもあったし、レイの出自はパルパティーンの孫というのもEPⅦの頃からファンの有力な見立てだったので、「ファンの予想合戦は採り入れないようにしている」という見解も多少緩和したのかな?
▼オクトー=ダゴバ
周知の通り、本3部作でのルークはオリジナル3部作で言うところのヨーダの立ち位置であり、それぞれ辺境の星に隠居していて、それぞれ若きルーク、レイが修行にやってくる。今回ゴーストとなったルークは海に沈んだ愛機レッドⅤを在りし日のヨーダよろしくフォースで引き上げてみせる。BGMはヨーダのテーマ! 直前にはレイが火に投げ捨てたライトセイバーを手にし、「これは粗末にすべきものじゃ無い」とEPⅧでポイ捨てした自分を棚に上げてお茶目に言い放つ(笑)
▼スカイウォーカー家の終わり
ハンが亡くなり、レイアも亡くなり、善の心を取り戻したベンは最後にレイに力を授けて力尽きる。「もう救ってくれたんだ、ルーク」といって力尽きた祖父アナキンのように。願わくばラストシーン、ゴーストとなったルークとレイアの横にベンもいてほしかった。
■まとめ
まずはJJエイブラムスの仕事に讃辞をお贈りしたい。この1話のみでEPⅧからの修正と全9部の大締めを(監督途中交代のうえ)しなければならない中、確かに未回収の伏線や無理のある展開、編集が散漫になっているカ所も数多くあるが、やれる限りをやった充分な結果と思う。あわよくばキャリーが存命で、EPⅧが示した伏線の本来の意味をEPⅨで語ることが出来ていたら、EPⅧに対する見方も実は大きく変わったのではないかと悔やむ。レイアが実はジェダイという設定もたぶん本来のEPⅧからⅨへの流れで、敬意を表しての名残だろう。
本3部作は特に“フォースの乱用”が批判を浴びているが、例えばレイとベンの蘇生能力や空間移動能力はシスの子孫や力にふれたものの成せる技かもしれないし、ゴーストとなったヨーダやルークが物理的に物を動かせるのもそもそもゴーストになるなんて設定自体が突拍子ないわけで、ツッコむのは野暮である。むしろなぜそれが可能なのか?を色々想像をめぐらせるのが、この遠い昔はるか彼方の銀河に対する楽しみ方なんだから。
さて、最後に“もう2~3度”、友人たちに会いに映画館へ行こう!
スターウォーズたらしめるもの
いっ時も息をつく暇もないくらいのピンチ、ピンチの連続!
レイがほんとに身勝手に行動しすぎだよ!
でもこの次から次へとやってくる感じがスターウォーズだなぁとちょっと思ったり
フィンはなに言おうとしたの!?とか、
ローズの中途半端な立ち位置なに?とか、
パルパティーンスタジアム、観客多すぎ!とか
レン谷底に放り込まれたまま、パルパティーン倒しちゃうの!?とか、
唐突すぎるキスシーンからの唐突すぎる死とか
色々なツッコミはいれつつも、
やはりC3POの記憶が消えるくだりやハンソロやルークが再登場したり、ランドとチューイの集めた艦隊がメインテーマとともに出てくるとことかはスターウォーズの今までの積みかさなった重さに感極まって号泣してしまうという感じでした
あ、スターデストロイヤーを馬で走るのはなんか凄くよかったです!
ある意味ベタなんだけど、個人的に一番ラストに持ってきて欲しかった「タトゥイーンの2つの夕日 (を眺める主人公)」で締めてくれたので満足でした!!
(わがまま言うともう少し引きの画にしてくれても・・)
新たな三部作として無事に着地出来た感じ
8からの消化不良感から巻き返し、なんとか無事にまとめ上げたような出来でした。
結構面白かったです。
ラスボスをパルパティーンにしてレンと共闘するという流れも、他のシリーズと住み分けできて良いと思いました。
レイ、ポー、フィンのいい友達感が良い。
...パルパティーン生きてたんかい!
とか、
旧三部作のメインキャラほぼ死んでしまったやないかい!!
とか、
結局4~6の戦いは意味あったんだよね?
とか、
フォースってそんないろいろ出来たの??
とか、
(なんかローズの出番あからさまに減った?とか)
そういうところに目を瞑れば良い作品だと思います。
憎きEP8、んで最後のはなんや? スカイウォーカーは血を絶やせど立ち上がる
EP8でぐっちゃぐちゃにされたのを一気に序盤から矯正していく感じが伝わったが、
もう捻りがなくても、無難なスターウォーズに上手くまとまっていて安心して楽しめた。
スノークはパルパティーンの作り出した傀儡だったこと、レイはパルパティーンの孫だったこと。
これらはすべてEP8で判明した事実の塗り直し。
この作業は、あんなEP8がなければする必要なんてなくて、この時間をもっと他のことに充てれたはずだった。
後もう一つ言わせて欲しい。
ベン・ソロとレイ・パルパティーンの1対のフォースというのは、二人の"絆(bond)"で結ばれていたはずだということ。
最後のキスはなんだ?
二人を結んでいたのは"愛(love)"ではないんだろう?
する必要があったのか?
あそこはハグじゃないのか?
とあのシーン以降ハテナが止まらなかった。
ディズニーがスターウォーズに恋模様を多くしたせいで台無しだ!と言うつもりはないが、せっかくファンのための映画だと割り切ったと思わせといて、最後の最後に余計なところで水をささないでほしい本当に…頼むよ…
とは言っても!!
ベン・ソロは血でスカイウォーカーのフォースを受け継ぎ、後天的にパルパティーンのフォースを受け継ぐ存在。
一方レイ・パルパティーンは血でパルパティーンのフォースを受け継ぎ、後天的にスカイウォーカーからフォースを引き継いだ。
その意味で二人は一対になってる。
最終的にベン・ソロはダークサイドから帰還し、
レイ・パルパティーンは血で人生は呪われないこと
を証明しライトサイドを覚醒させた。
この展開がアナキン・ルーク・レイのすべての物語の宿敵である、ダークサイドの象徴パルパティーンを完全否定しているから、
"パルパティーン、ついに破れる!"と納得はできた!
最後、レイがタトゥイーンを訪れ、自らをレイ・スカイウォーカーと名乗ったのは、
"血で人生が呪われないこと"の証明だと私は捉えている。
また、最後にレイが携えていたオレンジ色のライトセーバーが意味するのは、
今作で遂にフォースにバランスがもたらされ、ライトサイド(善)とダークサイド(悪)が両者ともに滅んだ。もはや単純な二項対立の時代は終わりを告げたのだ。また新たな勢力が生まれるかもしれない。そんな新時代でレイはどちらにも染まらず、第3の道を選ぶことを誓ったのだと思う。
結局第3の道ってなんなの?て話になるし、正直わからない。けど一つ言えるのは、もう物事は善と悪だけでは区別できない時代になっていること。ここに辿り着くまで三世代に渡って戦争が起きたこと、それがスカイウォーカー家の悲劇だったんだ。それは世に出ている様々な物語に触れた皆さんならもう知ってると思う。
そしてこれまでのスカイウォーカーサーガというのは
『A long time ago in the galaxy far, far away...』
の通り、すべて昔話だ。
『スカイウォーカーの夜明け』のスカイウォーカーというのは、私はレイのことなんだと思う。
これ以降レイ・スカイウォーカーは伝説になって、『こうしてレイ・スカイウォーカーは誕生したのだ』みたいに語り継がれるのかな…🤔
EP8の負債の回収でいっぱいいっぱい
スターウォーズは世代によって見方も様々だと思う。
ど田舎で育った少年時代に旧3部作をテレビで見て子供心にも物凄くはっきりと覚えていた。
そして高校生になり都会へ、、、
その頃から映画館へ行けるようになり大学くらいまでで新3部作を映画館で鑑賞。
どちらかというと新3部作がリアルタイムに感じるアラフォー男子です。
そんな私から見たスターウォーズの印象
EP1アナキンのパイロットの部分が印象的。ヨーダが言っていたセリフを思い出す。ストーリーとしてはなくてもまぁなんとかなる。
EP2評価低いけど私は好き!何が好きってヨーダのバトルシーンを初めて見た時の興奮は未だ忘れられない。ストーリーとしても重要だし
EP3ストーリーとしてはEP2とEP4に挟まれて誰もが先がわかっている。しかしアナキンとオビワンのやりとり、そしてパルパティーンとヨーダのバトルはかなりのインパクトがあった。
EP4全てはここから始まった。デススターのインパクト、Xウィングでの戦闘などは見ていて迫力があった。
EP5子供にとっては面白くなかった。大人になって素晴らしさがわかるように。やはりダースベーダーの父親カミングアウトは物凄いインパクト。誰も予想しなかったのでは?
EP6アナキンのストーリーの結末。新3部作での予言が一本の糸に繋がる感じがあるから新3部作を見る前後でかなり、印象がちがうイメージ。やっぱり面白い。
でディズニー
EP7 無難。一応スターウォーズの世界観(旧3部作の)の中にいるが面白みやインパクトは感じなかった。
EP8こいつが問題作!全てを破壊した。あらゆる謎は意味のわからない回答を並べ立てフォースはハリーポッター並みの魔法に成り果ててしまい本筋である単調な逃亡劇の結末は自爆。突っ込みどころ以外何もない印象。繰り返すがこいつが元凶なのだ!
前振りが長いがEP9
とにかくEP8の迷惑な負債を回収するだけでいっぱいいっぱい。
それでもよくあんな状態から無難にまとめたなーと感心しかない。
しかし、限界までまとめたとしてもスターウォーズではなくどこかファンタジーになってしまっている事は事実ある。
あと前作の回収案件が多すぎて説明がぜんぜんたりない。
3倍時間が有ればなんとかなるんじゃないだろうか。
※パルパティーンが突然復活→ハッキリ言って意味わからない。しかもジェダイみたいな霊体でもなさそうだし、、、
※レイはパルパティーンの孫→意味がわからない。そもそもスターウォーズってスカイウォーカーの血縁の話では?
※スノークはパルパティーンの作り出した幻想→意味がわからない。まぁこうするしか無かったと思うけど、、、
いやまぁあげていくとキリがない訳なのでこの辺りでやめますがツッコミどころは満載。
さらにレイヤ姫が亡くなってるのは痛い。よくここまでストーリーに組み込んだなと感心。
でもやはり無理がある。
とにかくEP8の影響をもろに受けつつもなんとかEP8での借金を完済したように見えた。
本当に監督にはお疲れ様でしたと言いたい。
しかし、この大好きなシリーズの完結がこれでは寂しいというのが本音。
EP8さえまともなら、、、
悔やまれる
家族の物語完結
パルパティーンの孫とスカイウォーカーの甥という対立軸を主軸に正義と悪の戦い、不良息子とその親との関係を描いていたのですが、ちょっと描ききれていない状態であったなと思います。アクションシーンは、最後のパルパティーンとの戦闘はもう少し何かあったのではないかな、とは思いました。
悪夢からの夜明け
JJエイブラムスが、悪夢のような前作から、みごと、スター・ウォーズに夜明けをもたらしてくれました!
ep7では、過去の4〜6をあまりに意識しすぎており、驚きのない良作、といったイメージだったので、JJが再び今作の監督を急遽、担当することになったと知ったときには、とても心配でした。ましてや、あのep8を踏まえての続編づくりですから、不安に思わないではいられません。
しかし、今作は、前作の悪い部分をうまい具合になかったことにしつつ、かなり綺麗にまとめあげられていたと思います。意味のない冒険はせず、影の薄かった主要人物たちそれぞれに見せ場を設け、脇役は脇に追いやり、過去の盟友には敬意を払い、随所にディズニーチックな笑いを織り交ぜながらも、最後には、ファンの予想を裏切りつつ叶えるといった荒業まで披露してくれていました。
正直、ジェダイらしい殺陣のシーンがもっと見たかったとか、あの設定は完全に抹消してほしかったとか、いろいろ物足りなく思う部分はありますが、あの悪夢を経なければならないという制約を鑑みれば、充分に立て直してくれていたのではないでしょうか。
今回の三部作は、いろいろと波紋を呼ぶ出来だったと思います。しかし、最後の最後にはこうして、希望を捨てずにいてよかった! と思えるものが観られて、ホッとしましたし、とても感動しました。
改めて、JJエイブラムス監督、本当にありがとうございました。そして、前作の尻拭い、本当に、本当に、お疲れさまでした。
May the force be with me!
(最初に。4,5,6 とは比べてません。)
感情を素直に表現してくれるチューイに
いつも救われます。
レイの最後の"Be with me..." は
その生い立ちや心情を考えるととても深い。
結婚して家族になる。
養子を迎える。
血縁を越えた家族の絆って、
ありますよね。
私たちはひとりじゃない。
大切なメッセージ、きちんと届きました。
今年一の大作クソ映画
スターウォーズ好きのYouTuberが作ったようなB級CG作品。まるでファンが喜ぶかのようなクソみたいな演出だらけ。ほぼストーリーはレイとカイロレンの鬼ごっこ。パルパティーンあんな簡単に復活していいの?ダースベイダーが倒したのはなんだったの?そしてカイロレンとレイとのキスはなんでそうなるの?。いつの間に恋愛感情湧いてたの?あと死んだり生き返ったりまた死んだりといやどんだけ死ぬんだよ。c-3poの下りは普通に笑えないわ。ファンが喜びそうな事を支離滅裂に詰め込んだだけ。今作でこれまでのスターウォーズを完全否定するかのような内容で最悪です。オープニング興行収入シリーズ最低も納得です。ep7から今作はまさに蛇足。てかまたディズニースターウォーズの新作つくんの?ライアンジョンソンが制作って大丈夫?もう作らなくてええわ。あと最近のディズニーのただ質の悪い実写リメイクはもうええわ。リメイク作品ばっかじゃなくてオリジナルの作品作って赤字になるディズニーが見たいんや。
スカイウォーカー
スターウォーズシリーズは映画の中でもかなり上位にくる好きなシリーズ。
三部作のラスト、スカイウォーカーの物語としても最終章という事で満を持して観てきました。
観終えた直後は満足感もありつつ、終わってしまったなという少し寂しさも残る、そんな気持ちになりました。
レイの三部作は殺陣は少し見劣りするんですがフォースの表現が豊かで力強く描かれているのが印象的でした。
今回も傷を癒したり飛び立つ船を引き止めたりパルパティーンの稲妻だったりアニメ版に近いフォースの描写は嬉しかったですね。
物語としてはちょっとご都合主義に見えちゃう部分もあったので端折らず描いて欲しかったなと思う点もあったんですが総じては満足感はありました。
正直、前半はこれでラストなの?なんか平坦な物語で盛り上がりに欠けるなと思ってたんですが後半に一気に爆発したなという感じです。
ルークやソロ、レイアにまた会えたことは嬉しかったですね。
キャリー・フィッシャーが亡くなっていたのでレイアの出番は少ないのかと思っていましたが物語の核になる存在で、ベンへの呼びかけも、名を呼ぶというたった一言なんですが、それ故に残り少ない命を灯してフォースを振り絞り語りかけたんだろうなと、その一言が重くしんみりとしてしまいました。
レイアが言葉少なだった分、ソロ語ってくれた様に思います。
ルークがXウィングを引き上げたシーンではヨーダの姿こそありませんでしたが、惑星ダゴバでの修行の日々。
ルークが投げやりになってる時に「やるか、やらないかだ」と諭すヨーダ、そんな二人の姿を重ねてみていた人も多いのではないでしょうか。
ルーク自身も思い出してたんじゃないかな、、、
終盤の艦隊戦。
ローグワンの時に、艦隊戦で皆が一斉にワープアウトしてきたシーンはとても印象深かったんですが、今回はそれを上回る圧倒的な数、しかも民間の戦闘機達。
あのシーンは痺れました。
説得に駆け回ってるカルリジアン達の姿も少し見たかったです。
パルパティーンとレイとの戦いは、声だけでなく歴代のジェダイが霊体として総出でレイを支えるようなシーンも見たかったかな。
最後、レイがファミリーネームを訊かれた時に『スカイウォーカーの夜明け』というぐらいだから、そう名乗るのだとは思ったけど、仮にパルパティーンと名乗ったとしても、それはそれで自分の境遇を乗り越えてジェダイとなったという感じもして良かったかなと思いました。
血は途絶えたけどレイがスカイウォーカーの名を引き継いでくれたから再びこの名は銀河に轟くことでしょう。
できれば、これからも観続けたいサーガ。
目先の楽しみは、ユアン・マクレガーのオビワンスピンオフかな。
May the Force be with you.
スカイウォーカーのサーガ
この壮大なサーガはスカイウォーカー一族の物語じゃなかったっけ?
個人的には全映画において設定には文句は付けないタチです、フォースが如何に破茶滅茶でも。
ベン・スカイウォーカーの物語にすべき。レイがパルパティーンに乗っ取られて暗黒面から抜け出したベン・スカイウォーカーがレイを殺す哀しきスカイウォーカーの物語の方が幾分かマシ。
なんやのレイ・スカイウォーカーって。
なんやの血は重要じゃないって。
スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け
最初のエピソード4が公開された時、小学生だった私の父は映画館に観に行ったそうです。それから42年。ついに完結編の公開。この42年の超大作を担った製作陣のプレッシャーは相当なものだったと思います。本当にお疲れ様でした。映画を見終えたあと、他のレビューを見ていて「42年もの時間の中にファンがいるから、意見は千差万別でおかしくない」というものがありました。その意見がとてもすんなりと心に響きました。今回のエピソード9を映画評論家がどんな評価をしようと、スターウォーズという超大作の歴史を締める完結編として、自分が何を感じるか、何を想うか、それが大切だと思いました。エピソード4でルークが「新たなる希望」だったのに対し、今回レイが「最後の希望」であることや、ファースト・オーダーの本当の意味とその先に待ち受けていたファイナル・オーダーなど、昔の名シーンや、お決まりのセリフに加えて『対』になっている部分も多く見られたのではないでしょうか。レイが最後のシーンで双子の太陽を眺めるシーンは感動的でしたね。
私はこのスカイウォーカーの夜明けには満足です。
この完結編を見る全ての方に…
May the Force be with you!
シリーズ中で一番幼稚で薄っぺらいSW
メカ関係は有能なクリエイター大勢雇って大金注ぎ込んでCG制作した感がある反面、人物の描き方が超雑。フィンとローズのその後は?とか、レイとベンの命のあげっこ+なんであそこでキス?とか、ハックスの突然のスパイ告白とか、歴代のキャラ総出(でもないかw)のご都合主義、もはやなんでもアリのフォースマジックなどなど、ツッコミどころ満載。高校1年の時に観た「新たなる希望」から40年余り、あの世界観に酔い続けてきたけど、J.Jが絡み出してから全て台無しに。色々な意見があっても良いのだけど、個人的にはJ.Jには永遠にSW関連に関わって欲しくない。
名も無きレイが、名前を勝ち取る物語
公開日に観ました。
むっちゃ夜が明けました。
納得できない部分もありますが、総合的には新3部作、全9部作の完結編として、満足しました。
以下に4つに分けて感想を書きます。
1. 血と伝承と絆の物語
2. マザコンだった(?)カイロ・レン
3. 前作の無かった事感
4. やっぱり John Williams
1. 血と伝承と絆の物語
Star Wars は血の物語。
宿敵が父と明かされた Episode 5 の終盤で、幕を開けたスカイウォーカー家の物語。
Episode 6 のラストでは、朋友が妹に。
Episode 1-3 も、スカイウォーカー家の始まりを告げる前日譚。
しかし Episode 7 からは、スカイウォーカーの血を継ぐレンは宿敵に。
加えて、新たな主人公のレイは、素性知れず。
Episode 8 では、宿敵に "取るに足らない(insignificant)親の子" と断言される。
しかし、本作で真の素性が明かされる。
レイは、ジェダイの真の宿敵パルパティーンの孫だった。
ただ、精神は必ずしも血統に支配されない。
"親に捨てられた" レイが出会ったのは、レジスタンスの仲間達。
反目したまま袂を分ったが、ルークの遺志もレイを "最後のジェダイ" として成熟させた。
一方、ライトサイドを選ぶことは、(ハリポタ終盤のヴォルデモートみたく)生気を取り戻したパルパティーンと対峙するには不利。
何故って、相手が巨悪であっても、憎しみと殺意に満たされると、ジェダイも暗黒面に堕ちてしまう。
パルパティーンの勝利は、相手を殺すことではなく、相手に自分を殺したいと思わせること。
殺意に殺意で立ち向かえない無理問答。
それでも、霊魂として宇宙に満ちるジェダイのフォース(理力)が、レイを奮い立たせる(ジェダイ的元気玉)。
そして、パルパティーンの殺意を跳ね返し続けることで立ち向かう。
正直、ジェダイの勝利も、レジスタンスに大援軍が駆けつける大団円も、予定調和。
真のラストはそこではなかった。
ルークの故郷タトゥイーン(太陽が2つ)を訪れたレイは、名を尋ねられ"レイ・スカイウォーカー"と応える。
それは、血統の呪縛から逃れ、自ら選んで勝ち取った名前。
血統も伝承も、最終的には個人の選択次第。
人生に大きな影響を与えるのは、やはり絆。
2. マザコンだった(?)カイロ・レン
と、レイを主軸にした物語は良かったんですが、宿敵レン君の変節には困惑しました。
無論、ライトサイドへの復帰という展開自体は、予想の範囲内だし、過程さえ丁寧に描かれれば、有りよりの有り。
ただそのキッカケが、死に際の母が送った念というは...。
念の中身も語られないし、母の死自体がショックだったとしても、闘いのさなかに剣を落とすものでしょうか?
レイに命を救われたせいなのか、そもそもレイへの執着が恋心だったのかもしれなけど、もうちょっと納得いく形の過程を描いて欲しかったです。
勿論、レンはそもそも誰にも従いたくなく、パルパティーンでさえ亡き者にして、乗っ取るつもりでいたでしょう。
とは言え、記号的にもライトセーバーは青に変わりました。
やはり、ライトサイドに復帰という設定なのでしょう。
その最大のキッカケが、本当に母レイアからのメッセージだとしたら、結局マザコンだったん?と思っちゃいました。
3. 前作の無かった事感
一部のファンからだけでなく、制作したDisneyからも黒歴史扱いされてる前作 Episode 8。
公式イベントでも、前作は言及されず、無かった事にされる始末。
個人的には、終盤でルークが結構活躍したので、合格点のつもりでした。
でも本作を観た後では、J.J. Abramsが監督した Episode 8 も観てみたかったというのが本心ですね。
とは言え、前作で描かれたフィンとローズの恋の芽生えが、本作では完全無視ってのはいかがなものでしょうか?
合格点と言いつつ、自分が前作で納得できなかったのが、レイの素性の扱い。
Episode 7 では意味ありげに描かれていたのに、Episode 8 では "取るに足らない親の子" の一言で片付けられていました。
その発言も、本作ではパルパティーンの告白で完全否定。
ただ、レイの両親もパルパティーンを疎み、辺境での名も無き生活を選んだことも同時に明かされたので、一見矛盾しそうな前作の台詞を、上手く受けた形になっていました。
レイも、両親に捨てられたのではなく、両親に守られたのだと、確信できる展開になっていました。
4. やっぱり John Williams
Star Wars の劇伴は、全シリーズを通じて John Williams。
なので本作だけのことじゃない筈なんですが、今回特に聞き惚れちゃいました。
サントラファンで日常的に聞いてもいるのですが、オープニングのテーマ曲でめっちゃ高揚。
要所要所で流れる聞き覚えのある劇伴も、とことん快適。
エンドロールのテーマに再度胸アツ。
途中、ダース・ベイダーのテーマが挟まれるのも愉しく、本当の最後の最後まで、堪能しまくりでした。
2022年から新3部作が始まるという発表にも、期待してます。
"Game of Thrones"チームが制作するシリーズは、泥々した権力闘争が描かれそうで楽しみです。
戦犯扱いっぽい Rian Johnson の企画も死んだわけじゃないみたいですが、本当に実現するのかは、良く分かりません。
ただ、どんな作品でも確実に観に行きます。
新たな黒歴史になるかどうかは、目撃してから見極めたいです。
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