スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
全1024件中、921~940件目を表示
どうなるかと思いましたが。
新三部作は、ダース・ベイダーのいない世界で、どうなるかと思いましたが、昔からのスターウォーズファンには、それなりに楽しませてもらいました。まあ、こんなものでしょう。ローグワンが良かったからなぁ。
スカイウォーカー
スターウォーズシリーズは映画の中でもかなり上位にくる好きなシリーズ。
三部作のラスト、スカイウォーカーの物語としても最終章という事で満を持して観てきました。
観終えた直後は満足感もありつつ、終わってしまったなという少し寂しさも残る、そんな気持ちになりました。
レイの三部作は殺陣は少し見劣りするんですがフォースの表現が豊かで力強く描かれているのが印象的でした。
今回も傷を癒したり飛び立つ船を引き止めたりパルパティーンの稲妻だったりアニメ版に近いフォースの描写は嬉しかったですね。
物語としてはちょっとご都合主義に見えちゃう部分もあったので端折らず描いて欲しかったなと思う点もあったんですが総じては満足感はありました。
正直、前半はこれでラストなの?なんか平坦な物語で盛り上がりに欠けるなと思ってたんですが後半に一気に爆発したなという感じです。
ルークやソロ、レイアにまた会えたことは嬉しかったですね。
キャリー・フィッシャーが亡くなっていたのでレイアの出番は少ないのかと思っていましたが物語の核になる存在で、ベンへの呼びかけも、名を呼ぶというたった一言なんですが、それ故に残り少ない命を灯してフォースを振り絞り語りかけたんだろうなと、その一言が重くしんみりとしてしまいました。
レイアが言葉少なだった分、ソロ語ってくれた様に思います。
ルークがXウィングを引き上げたシーンではヨーダの姿こそありませんでしたが、惑星ダゴバでの修行の日々。
ルークが投げやりになってる時に「やるか、やらないかだ」と諭すヨーダ、そんな二人の姿を重ねてみていた人も多いのではないでしょうか。
ルーク自身も思い出してたんじゃないかな、、、
終盤の艦隊戦。
ローグワンの時に、艦隊戦で皆が一斉にワープアウトしてきたシーンはとても印象深かったんですが、今回はそれを上回る圧倒的な数、しかも民間の戦闘機達。
あのシーンは痺れました。
説得に駆け回ってるカルリジアン達の姿も少し見たかったです。
パルパティーンとレイとの戦いは、声だけでなく歴代のジェダイが霊体として総出でレイを支えるようなシーンも見たかったかな。
最後、レイがファミリーネームを訊かれた時に『スカイウォーカーの夜明け』というぐらいだから、そう名乗るのだとは思ったけど、仮にパルパティーンと名乗ったとしても、それはそれで自分の境遇を乗り越えてジェダイとなったという感じもして良かったかなと思いました。
血は途絶えたけどレイがスカイウォーカーの名を引き継いでくれたから再びこの名は銀河に轟くことでしょう。
できれば、これからも観続けたいサーガ。
目先の楽しみは、ユアン・マクレガーのオビワンスピンオフかな。
May the Force be with you.
泣ける〜EP4オマージュMAX!
20歳からの41年長かった〜これを見て生きててよかったと思います。
当時EP4を見てワクワクした人ならこの最後は満足すると思います。オビワン技などにニヤリとしてしまうなど、EP4,5,6のオマージュいっぱい。
未熟な頃のルークとレイが重なって見えてしまいます。
スカイウォーカーが伝えるもの、特にラストのしみじみ感は完結にふさわしく、たぶん次のサーガにつながると思われるシーンは納得。
杞憂でした....良かった!!
最初に「スター・ウォーズ」を見たのが学生時代の初デート。それから41年目のラスト・エピソード。人生の半分近い時間を掛けてのストーリー展開。期待をしていたものの、ゲームオブスローンズのトラウマが有り、最後は、どうなるものかと危惧していた。ましてや、ここ近年のエピソードは、正直に言って "チョット 違うんじゃないの?"という感が否めなかった。しかし、ぞれは杞憂だった。最終エピソードのラストシーンには感動した。JJエイブラムス監督はジェダイソウルをチャンと理解していたんだね。
史上最難解の映画を見事成功させたJJエイブラムス
過去シリーズのお約束や前作EP8のやらかし
その全てを丁寧に回収しシリーズを収束させるという
おそらく映画史上ここまで成功させることが難しい作品はなかなかないのではないでしょうか?
しかしJJエイブラムスはそれをやってのけました!
それだけでもう彼には感謝以外の言葉が見つかりません。
ストーリーに関してはこれまでの伏線を回収していくという意味で非常にテンポが速く中盤は流石に疲れてきてついていけるか不安になりましたが、それでも必要な人物を登場させると同時にこれまでのシリーズではイマイチ魅力的に見えず、関係性も希薄だったレイ達を魅力的に仕立て上げ、なおかつ結束感も出させています。
演出に関しては多くを語らず画だけでキャラの心情やこれまでの伏線を回収しています。
また、前作EP8に於いての最大のやらかしを逆手に取り
カッコいい展開、演出を見せてくれます。
ラストシーンのあるカットには本当に鳥肌が立ちました。これぞ映画芸術の真髄だと感じ、思わず涙がこぼれてしまいました。
しかし、EP7.8でたまった負の遺産を回収することに注力した結果一部の過去シリーズのキャラたちにまでは目が行き届いていないというのが現実です。
そこが少し残念だったので−0.5点させていただきました。しかし、新3部作もといシリーズ最終作としては十分すぎる出来だったと思います。
スカイウォーカーのサーガ
この壮大なサーガはスカイウォーカー一族の物語じゃなかったっけ?
個人的には全映画において設定には文句は付けないタチです、フォースが如何に破茶滅茶でも。
ベン・スカイウォーカーの物語にすべき。レイがパルパティーンに乗っ取られて暗黒面から抜け出したベン・スカイウォーカーがレイを殺す哀しきスカイウォーカーの物語の方が幾分かマシ。
なんやのレイ・スカイウォーカーって。
なんやの血は重要じゃないって。
フォースの覚醒が好きな人は好き
スピード感のある展開、ライトセーバー戦、仲間との絆…様々な要素を詰め込んでいて面白かった!
音楽も画面の美しさも素晴らしいので、できればIMAXなどで見るべき!
スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け
最初のエピソード4が公開された時、小学生だった私の父は映画館に観に行ったそうです。それから42年。ついに完結編の公開。この42年の超大作を担った製作陣のプレッシャーは相当なものだったと思います。本当にお疲れ様でした。映画を見終えたあと、他のレビューを見ていて「42年もの時間の中にファンがいるから、意見は千差万別でおかしくない」というものがありました。その意見がとてもすんなりと心に響きました。今回のエピソード9を映画評論家がどんな評価をしようと、スターウォーズという超大作の歴史を締める完結編として、自分が何を感じるか、何を想うか、それが大切だと思いました。エピソード4でルークが「新たなる希望」だったのに対し、今回レイが「最後の希望」であることや、ファースト・オーダーの本当の意味とその先に待ち受けていたファイナル・オーダーなど、昔の名シーンや、お決まりのセリフに加えて『対』になっている部分も多く見られたのではないでしょうか。レイが最後のシーンで双子の太陽を眺めるシーンは感動的でしたね。
私はこのスカイウォーカーの夜明けには満足です。
この完結編を見る全ての方に…
May the Force be with you!
Star Wars World
e 7 8の不完全燃焼を解決してくれました。
最新の映像技術、シリーズ最終話にふさわしい展開、テンポ感、どれを取っても素晴らしい作品でした
池袋GCのIMAXレーザーで観たため迫力は最高!
シリーズ中で一番幼稚で薄っぺらいSW
メカ関係は有能なクリエイター大勢雇って大金注ぎ込んでCG制作した感がある反面、人物の描き方が超雑。フィンとローズのその後は?とか、レイとベンの命のあげっこ+なんであそこでキス?とか、ハックスの突然のスパイ告白とか、歴代のキャラ総出(でもないかw)のご都合主義、もはやなんでもアリのフォースマジックなどなど、ツッコミどころ満載。高校1年の時に観た「新たなる希望」から40年余り、あの世界観に酔い続けてきたけど、J.Jが絡み出してから全て台無しに。色々な意見があっても良いのだけど、個人的にはJ.Jには永遠にSW関連に関わって欲しくない。
スターウォーズを思い出した。
私は小学生の頃、父親の持っていたDVDのスターウォーズのEP1をこっそり見て、ダースモールかっけえ!スターファイターかっけえ!と感動しました。それから10年間スターウォーズに夢中になり、中学生になり、人生で初めて映画館でEP7を鑑賞した時は、おなじみのファンファーレとともに画面いっぱいに広がるSTAR WARSの文字を見て思わず涙を流しました。
しかしその新三部作と呼ばれるEP8までの流れは、世間のファンと同じように、
「ストーリーがめちゃくちゃだ」
「こんなのスターウォーズじゃない」などと偉そうなことを言っていたものです。
しかし今日、
「スターウォーズを元に戻してほしい」
という期待と不安いっぱいでこのEP9を鑑賞しました。
結果、私は後半ずっと号泣しっぱなしでした。
そして鑑賞後、一緒に観た友人とひとつの結論にたどり着きました。
これが俺たちの好きなスターウォーズだと。
小学生の時に感じたかっこいい!という感情。
中二病心をくすぐる兵器やスケールの大きな戦い。
ストーリーが大事なのは十分わかりますが、この映画は単純にスターウォーズが好きな人たちからすれば必ず感動するものだと信じています。
これから観ようという方で、ずっとファンだったがEP8の経験から心配だという方は、なぜ自分がスターウォーズを好きになったのかを思い出して観るべきです。少なくとも私は、なぜ好きだったのかを思い出しました。
名も無きレイが、名前を勝ち取る物語
公開日に観ました。
むっちゃ夜が明けました。
納得できない部分もありますが、総合的には新3部作、全9部作の完結編として、満足しました。
以下に4つに分けて感想を書きます。
1. 血と伝承と絆の物語
2. マザコンだった(?)カイロ・レン
3. 前作の無かった事感
4. やっぱり John Williams
1. 血と伝承と絆の物語
Star Wars は血の物語。
宿敵が父と明かされた Episode 5 の終盤で、幕を開けたスカイウォーカー家の物語。
Episode 6 のラストでは、朋友が妹に。
Episode 1-3 も、スカイウォーカー家の始まりを告げる前日譚。
しかし Episode 7 からは、スカイウォーカーの血を継ぐレンは宿敵に。
加えて、新たな主人公のレイは、素性知れず。
Episode 8 では、宿敵に "取るに足らない(insignificant)親の子" と断言される。
しかし、本作で真の素性が明かされる。
レイは、ジェダイの真の宿敵パルパティーンの孫だった。
ただ、精神は必ずしも血統に支配されない。
"親に捨てられた" レイが出会ったのは、レジスタンスの仲間達。
反目したまま袂を分ったが、ルークの遺志もレイを "最後のジェダイ" として成熟させた。
一方、ライトサイドを選ぶことは、(ハリポタ終盤のヴォルデモートみたく)生気を取り戻したパルパティーンと対峙するには不利。
何故って、相手が巨悪であっても、憎しみと殺意に満たされると、ジェダイも暗黒面に堕ちてしまう。
パルパティーンの勝利は、相手を殺すことではなく、相手に自分を殺したいと思わせること。
殺意に殺意で立ち向かえない無理問答。
それでも、霊魂として宇宙に満ちるジェダイのフォース(理力)が、レイを奮い立たせる(ジェダイ的元気玉)。
そして、パルパティーンの殺意を跳ね返し続けることで立ち向かう。
正直、ジェダイの勝利も、レジスタンスに大援軍が駆けつける大団円も、予定調和。
真のラストはそこではなかった。
ルークの故郷タトゥイーン(太陽が2つ)を訪れたレイは、名を尋ねられ"レイ・スカイウォーカー"と応える。
それは、血統の呪縛から逃れ、自ら選んで勝ち取った名前。
血統も伝承も、最終的には個人の選択次第。
人生に大きな影響を与えるのは、やはり絆。
2. マザコンだった(?)カイロ・レン
と、レイを主軸にした物語は良かったんですが、宿敵レン君の変節には困惑しました。
無論、ライトサイドへの復帰という展開自体は、予想の範囲内だし、過程さえ丁寧に描かれれば、有りよりの有り。
ただそのキッカケが、死に際の母が送った念というは...。
念の中身も語られないし、母の死自体がショックだったとしても、闘いのさなかに剣を落とすものでしょうか?
レイに命を救われたせいなのか、そもそもレイへの執着が恋心だったのかもしれなけど、もうちょっと納得いく形の過程を描いて欲しかったです。
勿論、レンはそもそも誰にも従いたくなく、パルパティーンでさえ亡き者にして、乗っ取るつもりでいたでしょう。
とは言え、記号的にもライトセーバーは青に変わりました。
やはり、ライトサイドに復帰という設定なのでしょう。
その最大のキッカケが、本当に母レイアからのメッセージだとしたら、結局マザコンだったん?と思っちゃいました。
3. 前作の無かった事感
一部のファンからだけでなく、制作したDisneyからも黒歴史扱いされてる前作 Episode 8。
公式イベントでも、前作は言及されず、無かった事にされる始末。
個人的には、終盤でルークが結構活躍したので、合格点のつもりでした。
でも本作を観た後では、J.J. Abramsが監督した Episode 8 も観てみたかったというのが本心ですね。
とは言え、前作で描かれたフィンとローズの恋の芽生えが、本作では完全無視ってのはいかがなものでしょうか?
合格点と言いつつ、自分が前作で納得できなかったのが、レイの素性の扱い。
Episode 7 では意味ありげに描かれていたのに、Episode 8 では "取るに足らない親の子" の一言で片付けられていました。
その発言も、本作ではパルパティーンの告白で完全否定。
ただ、レイの両親もパルパティーンを疎み、辺境での名も無き生活を選んだことも同時に明かされたので、一見矛盾しそうな前作の台詞を、上手く受けた形になっていました。
レイも、両親に捨てられたのではなく、両親に守られたのだと、確信できる展開になっていました。
4. やっぱり John Williams
Star Wars の劇伴は、全シリーズを通じて John Williams。
なので本作だけのことじゃない筈なんですが、今回特に聞き惚れちゃいました。
サントラファンで日常的に聞いてもいるのですが、オープニングのテーマ曲でめっちゃ高揚。
要所要所で流れる聞き覚えのある劇伴も、とことん快適。
エンドロールのテーマに再度胸アツ。
途中、ダース・ベイダーのテーマが挟まれるのも愉しく、本当の最後の最後まで、堪能しまくりでした。
2022年から新3部作が始まるという発表にも、期待してます。
"Game of Thrones"チームが制作するシリーズは、泥々した権力闘争が描かれそうで楽しみです。
戦犯扱いっぽい Rian Johnson の企画も死んだわけじゃないみたいですが、本当に実現するのかは、良く分かりません。
ただ、どんな作品でも確実に観に行きます。
新たな黒歴史になるかどうかは、目撃してから見極めたいです。
41年待っていた終幕に感謝しかないです。
あらすじは以下。
・・・まさか生きていたとは。
以上です。以下はガン無視して各自シネコンへ行って下さい。
正直言うと傑作とは言い難いです。EP8で排除したダサいワイプが復活してるし、意外な展開ではありますがEP8やEP5ほどのサプライズはない。結構攻めたグロテスクな描写もありますが物語自体はディズニー傘下ではこれが限界かと感じるような抑制が効いたある意味地味なもの。映像美も『インターステラー』や「エイリアン:コヴェナント』といった近年のSF大作の世界観に似ていて突き抜けた個性が感じられない。近作では余りフィーチャーされなかった異形のエイリアン達が大量に出てきたのは嬉しいですが、どの造形も作り物くさい。戦闘シーンが少なくてそれほどテンションが上がらない。3Dで鑑賞しているのに効果が余り感じられない。しかしこれはあくまでEP9、個人的には父に泣きついて無理矢理連れていってもらったEP4から41年間私を魅了し続けたサーガの最終編。少年が大人になり、親となり、その子供が独立し、年老いた私は独りここでその終幕を待っている。そこに静かに訪れたエンディングは、色んな過ちを犯しながらもどうにかこうにか生きてきたこの人生が唯一無二の、かけがえのないものであることを教えてくれたかのような感慨を伴い、最後のセリフにどんと背中を押されて涙がとめどなく流れました。
こんな素晴らしい物語を作ってくれてありがとうございました。
JJ,ライアンごめんなさい! とんでもない作品だとやっと気づきました!
私も皆さんと同じ、ep8で幻滅しep9はどうでもいいと思ってたクチです。それでも一応初日に観に行きましたが・・・。
そしてep9鑑賞後は、とても微妙な気持ちでした。観終わった後ここに文句を書き連ねました。
しかし、ep7~ep9はいったい何だったのか熟考を重ねることで、一つの答えが導き出され、ep1からの全てが繋がり、ep7~9がとんでもない作品だと気づき、評価が完全にひっくり返りました。
以下、ep1から考察を解説していきます。
ダース・シディアス(=パルパティーン)は師匠ダース・プレイガスよりミディクロリアンを自在に操り、生命を作り出したり奪う技を伝授された後、ダース・プレイガスを殺害。(ep9でパルパティーンはこの技でレイとカイロ・レンの生命を奪おうとする。)
ep1の時点でシス側は生命を自在に操ることができ、ジェダイにシスの存在を気づかせないほどの強大な力を既に取得していた。
最強の弟子、最強のシスを造ろうとするパルパティーンの力によりアナキンがシミ・スカイウォーカーを通して生まれるパルパティーンはアナキン親子をワットのもとで奴隷生活をさせたりタスケンレイダーにシミを襲わせる等してアナキンをダークサイドへいざなう。
パルパティーンは、本来結婚してはいけないジェダイであるアナキンをパドメに引き合わせ、ジェダイとしての負い目や反抗心を育て、パドメの死や生まれてくる子供たちまで利用しようとしたのかもしれない。少なくともパルパティーンは親子愛、師弟愛、夫婦愛からくる愛情の負の側面を利用してアナキンをダークサイドへ導いた。
アナキンはジェダイのもとで修業しつつ、しだいに霊的な親?であるパルパティーンに惹かれていき、ダークサイドへ落ちる。
すでに用意周到に準備していたパルパティーンにより、ジェダイが滅び帝国が誕生する。
ジェダイは強大な力を持つシスの手のひらで転がされていただけだった。ジェダイ側はクワイ・ガン・ジンによりep3~ep4間で、やっと死後霊体になる方法を見つける。
ep4~6においてパルパティーンはルークをダース・ベイダーを超えるシスの弟子に仕立て上げようとするも、ルークによりアナキンの心に残っていた善の心が復活し、パルパティーンは敗れる。しかし、用意周到なパルパティーンは自身がジェダイに倒された後も復活できる道を残しておき、アウターリムへ逃亡。(パルパティーンには瀕死のアナキンを救えるほどの技術とフォースの力があった。「ハン・ソロ」では真っ二つになったはずのダースモールが生きていた。)
パルパティーンはシスの復活を目論むシス•エターナルの強力な支えを受け、スノークを(クローン技術によって?)創造しファーストオーダーを準備し発展させる。また、惑星エクセゴルでファイナルオーダーを準備する。
ジェダイの修行中であったカイロ•レンはスノークとの出会いにより暗黒面に惹かれていく。(パルパティーンがスノークを創造したのはカイロレンを次の弟子にするためでもあった。)
ジェダイ側は自身の生命をすべてかけることで、霊体を実体として送る技術を修得。しかしそれを行ったジェダイは肉体を失う模様。
ルークは一度はパルパティーンを倒し、アナキンを救ったものの、パルパティーンの血筋を霊的に受け継いでいるためか、不安定さがあった。(ep4~6で、ルークの服装が黒くなっていくことで表されている。)
そしてベン・ソロの中に広がるダークサイドに恐れを抱き、ベン・ソロを始末しようと血迷ってしまうも失敗し、ベン・ソロはダークサイドに落ちる。
卓越したフォースの使い手は空間と空間を繋げる力があると思われる。レイアが宇宙空間に放り出されても生きながらえたのは、フォースによって自身の周りに別空間を(無意識下で)作ったものと思われる。
また、レンがカイロ・レンにライトセイバーを渡せたのも、物質を転送するといった能力でなく、ep7より何度も登場した空間を繋げる能力によってと思われる。
カイロ・レンが生まれて10年後に、パルパティーンはアナキンのときと同じくフォースによりレイの母親にレイを身ごもらせる。(パルパティーンといえども子を身ごもらせるのは簡単には行えない至難の業だったと思われる。)
レイの母親とその夫は、レイをパルパティーンの手から隠すためレイをジャクーに隠す。
レイがアナキン似た才能かつ似た境遇で、アナキンより孤独な立場に置かれていたのも、後にダークサイドへ引きずり込もうとするパルパティーンの仕業だったのかもしれない。
レイはレジスタンスへ加わるも、フォースが覚醒しカイロ•レンと接触する。
パルパティーンの狙いはレイをダークサイドに引きずり込むことだけでなく、カイロ•レンとの間に子を生ませ、最強のシスを作ることだったかもしれない。そのためか分からないが、レイとカイロ•レンは敵対関係にありながら関係を断ち切るどころか接触を繰り返し、お互いを自身の側へ引き込もうとする。カイロ•レンとレイが実は惹かれ合っていたという描写は、さらには二人に子を生ませ、最強のシスを作ろうと計っていたのかもしれない。(兄妹であることを知らなかったルークがレイアに惹かれたのもそのせいかもしれない。)
おそらくパルパティーンはダース・ベインの二人の掟を守り、自身と歴代のシスの力をレイに引き継がせた後、まだ情緒不安定なカイロ•レンを弟子に取るつもりだったと思われる。
最終的に、レイはパルパティーンに勝利し、シスの撲滅に成功する。
カイロ・レンが自らの命をささげてレイに生命が吹き込まれることにより、レイはパルパティーンとの縁が切れたスカイウォーカーの生命を引き継ぎ、シスの影から完全に抜け出した真のスカイウォーカーが誕生した。つまりスカイウォーカーの夜明けである。
以上が私の考察の結果です。間違っているところもあると思いますが8割方は合っているんじゃないかと思います。
特に、アナキンの父親がパルパティーンだったという一点にに気づいたときとても興奮しましたが、調べてみたら、2016年の「スターウォーズ:ダース・ベイダー」のコミックにそのエピソードがはっきり描かれているそうです。
JJがいつパルパティーンの復活を考えたのか?という話題もありますが、少なくとも2016年の時点で、スターウォーズの締めくくりとしてスカイウォーカー家の源であるパルパティーンの物語を描くという選択肢も生まれていたわけです。
ep4~6のまでの公開時にはスターウォーズはルーク・スカイウォーカーの話だと思われていました。
ep1~3までが公開され、スターウォーズは実はアナキンの物語だったと分かりました。
そしてep7~9までによって明かされたのは、スターウォーズはパルパティーンの物語であり、シスにより生み出されたスカイウォーカーが真のジェダイへ生まれ変わっていく物語だったということです。
当初、ルーカスはep7~9はミディクロリアンの話になると言っていました。ディズニー側がそれを否定し、ルーカスはスターウォーズから離れたということですが、スターウォーズを観て育ったJJやライアン・ジョンソンがルーカスの考えを無下にするとは思えません。彼らがしたのはep1~9までをフォースの源であるミディクロリアンによって生み出されたスカイウォーカーの家系の物語であると再構築することだったのではないでしょうか?
私もep8を観てから、スターウォーズは終わったと思っていました。ep9鑑賞後も・・・。
ライアン・ジョンソンが今後もスターウォーズにかかわっていくなんて悪夢だと思っていました。
しかし考えを改めます。よくぞここまでとんでもない仕掛けを作ってくれたなと。これぞスターウォーズだと。そしてJJ、ライアンごめんなさいw。あなたたちは素晴らしいです。
ファンたちがこのとんでもない仕掛けに気づき、ep7~9が再評価されることを祈ります。
早すぎる
こういうストーリー思いついたんだぜ。
OK。良いと思うよ。
だけど、早過ぎる。
いつの間にかチューイは捕まり、死に、いや死んでない、いや脱出した、いや捕まった。いや、大丈夫だった。
ルーク達が探してた三角錐、見つからない、見つかった。壊されて無くなった。いや、あった。
レイア、生きてた。死んでしまった。ジェダイだった。最後までライトセーバーを握らなかった。いや、存在した。若い頃のシーン?あ、もう次のシーン…!
ランド居た!居なくなった!居た!居なくなった。居た!
早い、早過ぎるよ!
最後の応援の船たち、誰が乗ってたの?
レイにこだまする声の主たち、予算あるんだし画に映す事はできませんか?
どうして、駆け足急ぎ足。
語りたい物語があるなら、長くても良い。ちゃんと描いて。
早すぎる速度でエンディングに向かって突っ走ってる。
やっぱり酷かった・・・。
前作が余りにも酷い出来だったので、全く期待せずに観に行ったらやっぱり酷かった。
個人的にスターウォーズシリーズには大きな思い入れがある。
1977年5月25日に第1作目が全米公開された。(当時は日本では惑星大戦争というタイトルで宣伝されていた)全米公開から一週間位した時に、テレビでデススターからルークたちが逃げるシーンを紹介していて、それを見た時椅子から転げ落ちる程驚愕した。
それまでも数多くの映画を観てきたが、あれほどの衝撃は後にも先にもない。その瞬間から私の頭の中はスターウォーズ一色になってしまった。それから日本公開はなんと1年以上後先の7月だった。今ではとても信じられないようなのんびりさだが、本編を鑑賞した時、遂に映画は新しい時代に突入したと確信した。
スターウォーズの何が凄いとかというと、何といっても特撮のレベルの高さ。ダイクストラフレックスという、コンピューター仕掛けの画期的な撮影システムにより、何重でも映像を重ねられる。その多重撮影による映像は当時の常識を完全に超えていた。
それ以外にも前後に音を移動させるドルビーステレオを全面的に取り入れて、映画の音響技術を何倍にも高めた。その後ドルビーデジタルやドルビーデジタルEXなどに進化していった。
スターウォーズシリーズは新作が公開される度に、その後の映画製作を大きく革新する技術を提供してくれた。現在のデジタル撮影、上映もスターウォーズのEP1が先駆けだ。
ところで今回の完結編だが、評価に値しないのは、まずこういった革新性が皆無というところだろう。ごく普通の特撮満載映画に成り下がっている。
第1作目が公開されて大ヒットした後、ジョージルーカスはスターウォーズは9部作だと発表した。その時最後の3作はルークの後世代の話になると語っていた。その言葉を踏まえると新3部作はルーカスの構想に沿っているような気はする。しかし彼はすぐにスターウォーズは6部作になると訂正していた。余りに長いと作るのが大変だからと笑うような理由を言っていた。つまりジョージ・ルーカスにとってのスターウォーズは6部作で完結しており、この新3部作は大人の都合で無理矢理作られたと考えるべきだろう。
それにしても本作の内容はもう行き当たりばったり、支離滅裂、まともなストーリなどどこにもない。よくここまで無茶苦茶な映画を作った物だと逆に感心してしまう。
説明不足なのか良く分らない部分が多いのだが、皇帝ってEP6でダースベーダーに殺されてたんじゃなかったのか? なんで堂々と出てきているんだい? 生きていたとしてもレイのお爺さんなんて設定は、本来前作で明かされておくべきなんじゃないかと思う。そうすれば前作も少しは評価が上がったかも知れない。(まあEP5のパクリになりますが)
本作もスターデストロイヤーにデススター並みの惑星破壊機能が搭載することで、銀河を手中に収めるのを反乱軍が阻止するという内容にすれば分かりやすかったのにと思う。(EP6のパクリですが)いきなり惑星破壊シーンが出てきても、何んでこうなった?程度の疑問しか湧かない。その後その装置を使うシーンが無いとなると、益々必要な設定なの?って思ってしまう。
レイアにしてもあんなに唐突に死なさなくても良かったと思う。キャリー・フィッシャー自身が他界してしまったからあんな設定にしたのだろうが、それこそCGでも何でも使ってレイアに相応しい最期を描くべきだったと思う。
宇宙空間で宇宙服もヘルメットも無しでなんで戦えるんだ?なんて疑問はとても些細なことなので、気にしてはいけません。それぐらい本作には変なシーンが山積みです。
旧3部作のEP6が公開された時、先行オールナイトロードショーというのを観にいった。エンドタイトルロールが流れると、観客から大拍手が舞い起こったのを今でも覚えている。本作は9部作の本当の最後ということだが、あの時のような拍手を送る気には全くなれない。
全1024件中、921~940件目を表示