スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明けのレビュー・感想・評価
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鑑賞記録
「すべて、終わらせる。」
このキャッチコピーが心底嫌いだ。『ジェダイの帰還』で完結した物語を勝手に再開しておいて(9エピソード構想であったことは勿論承知してますよ)、何より、前作『最後のジェダイ』でルークたちの築き上げたあらゆる功績をぶち壊しておいて、なぁにが終わらせるだコノヤロー!!…そう息巻きながらも、公開されるとなればチューイのトレーナーを着て、IMAXで鑑賞したくなるのがファンの性。見届けてきましたよ、銀河の物語の終焉を。
結論としては、思っていたより悪くなかった!というか、普通に楽しめました。以下箇条書きで。
◯テンポの良さ
タイトルロールでしれっと紹介される衝撃の事実。からの、凄まじい手際の良さで描かれるカイロレンのエピソード。ここは本当に良かった。前日に『最後のジェダイ』見返していたため、テンポの差は歴然。アクションに次ぐアクション、そして小出しで出てくるイベント。観ていて飽きませんね〜。流石エイブラムス監督!と言っておきましょう。
◯接待だっていいじゃないか。好きなんだもの。
前作が破壊してきたスターウォーズの定石。これが賛否両論で議論を巻き起こしてきた訳なのだけども、上層部は昔からのファンをとることにしたみたい。それくらい、オールドファンに対する目配せ、サービスがうじゃうじゃ。新しいスターウォーズを喜んだ前作のファンはきっとガッカリしたろうけど、正直、自分自身も残念に思うところもあったけど、それでも「嬉しい!」の方が勝つ、そんなシーンがたくさんありました。第二デススターの皇帝の間のBGM、ダゴバの森のような自らの闇との対峙、数十年間水中に沈んでいたXウィングをフォースで引き上げるルークなど、旧作を匂わせるシチュエーションがつるべうち。
そしてレジェンドキャストの登場。わかっていたランドの登場だってウキウキしてたのに、まさかのハンソロ!これはかなり意表を突かれた…かと思ったらファルコン号の砲撃手にウェッジアンディリーズが!!Xウィングに乗ってて欲しかったけど、第二デススター破壊の立役者が揃い踏み…熱い!クライマックス、レイに発破をかける歴代ジェダイナイト…(誰がどの声かわからんかったからもう一度見たい!)。
まぁ、なにで一番泣いたかってチューイに渡される42年越しのメダルですけどね。本当にね、よくがんばったよチューバッカ!あんたが大将!
・結局の帰着
前作最大の功績と言われている「血族の物語からの脱却」。これがすっかりなかったことにされてしまったのは非常に残念。なんやねんパルパティーンの孫て!結局スペシャルな出自だったんじゃないか…てか絶対後付設定やろこれ…。
あと、ラストね。闇を克服したのなら安心して名乗りなさいよ。それがどうしてスカイウォーカー?ジェダイの代わりに「善」の代名詞になったのですか?それとも勝手に家族に仲間入り?血の繋がりを越えた関係性の構築を数多の映画が描いてきた中(GoGとかデップー2とかさ)、そこでスカイウォーカーを名乗っちゃうのはアリなのかなぁ……。
まぁ何はともあれ、公約通り「すべて、終わらせ」たスタッフには敬意を払いますよ。お疲れ様。ワガママなファンのご機嫌をとるのは大変だったことでしょう!でも、それだけのシリーズなんだってことを作り手だけでなくファン自身も思い知ったんじゃないかな。もう新たな物語とかいいから、どうかこの銀河に永遠の平和をもたらしてあげてください…あ、オビワンのスピンオフは楽しみにしてまーす←
スカイウォーカーの冒険は続く
「最後のジェダイ」を許せないコアなマニアを納得させ、“人は出自で縛られるべきではない、人は何者にもなれる”という「最後のジェダイ」のメッセージも否定しないという難問に挑んだJ.Jエイブラムスに拍手。
”プロットがー””ご都合主義がー”と批判される部分は「最後のジェダイ」との辻褄合わせというよりは、レイ、フィン、ポーの友情を再構築するための冒険とクライマックスに必要な部分が大きくて、まあ、そのために前半は正直モタってしまうけど、そこは致命傷にはなっていないかなと
個人的には、その後の怒涛のエモーショナルな展開にその弱点は凌駕されてしまった。力付くの感はあるし、あざといけど、やはり、泣くよね。スカイウォーカーの冒険の終わりと新たなる冒険の始まりにふさわしい完結編だったと思います。
あと、フィンが、ECDの”言うこと聞かせる番だ俺たちが”を彷彿させるセリフを叫ぶシーンがあって、あそこは燃えましたね。
駄作を継いだ駄作。
EP8のとっちらかってどうにもならない作品を、なんとか映画として観られるレベルにはした。本人達も、苦しんだんだよ!っていうのをインタビューでみた。
しかし、ジョージルーカスが構想し、作り上げたS.Wの世界は、EP1から6だけではなくクローン戦争や反逆者達という素晴らしいアニメにも広がっており、EP7を作る際には当然ながら整合性がもとめられるからこそ、難しい映画になるし、ファンの期待に応えられるだけのクオリティを作れる。ということでJJが起用されたはずが。
蓋を開ければ、ルーカスの世界をことごとく否定し破壊した3部作であった。
C3POを作ったのは、魔改造大好きなアナキン。その彼が作り上げた翻訳ロボットが、たかがシス言語(なんじゃそりゃ。)を翻訳させる機能にブラックボックスを作るわけがない。むしろ、喜んで破壊するだろう。
フォースをただの魔法に貶めたことが一番許せない。
ケアルやレイズまでできるんか。最終的にはフィンまで使えちゃう始末。
ジェダイになるために厳しい修行や戒律を守ってきた、かつてのジェダイ騎士達を全員バカにした内容。
レイアは、反乱軍のリーダーで数千の星を帝国支配から解放して、共和国を復活させるのが目的じゃなかったのかよ。
共和国どこいった。
パルパティーンの復活もなんだかご都合主義で出しとけば、ファンは喜ぶでしょって感じの超適当具合。
それぞれのキャラには、バックボーンがあってその世界で生きているからこそ物語は面白いのに。
レイはパルパティーンの孫でした~って、パルパティーンの息子か娘かは知らんが、いつの子供?EP1から3の頃かな?
そうすると、レイの年齢は60歳くらいなのか。
シスは弟子は取るけど、血縁は作らない設定だったと思うけど?
シスの秘宝や自分の命を狙われるから。
最後、レイの持つ黄色のライトセイバーも黄色は、ジェダイガーディアンの色。
シスをただのカルト集団にし、なぜか大量のスターデストロイヤーやストームトルーパーはでてくるのに、1体もドロイドがいない。
EP1~3のクローン戦争は通商連合(裏でシスが暗躍)が、EP4~6は帝国支配からのレジスタンス活動とシスの討伐。
では、7以降は?なんも無いんだよね
9で描かれるべきだったのは、宇宙がこの後どうなっていくのか。
ジェダイがどうなるのかを描かないといけないのに、ただ説明で終わった。
最後に生き残ったのは、パルパティーンの孫。ただ1人。
壮大なサーガをよくもまぁ、ここまで矮小化できたなぁと感心するばかり。
7以降は、記憶の底に封印する。
9を観てきて、一番最初に思った感想は、
FF15みたいだ。という感想。
これに高評価をしてる人は、クローンウォーズや反逆者達もみてないんだろうね。
JJあなたは素晴らしい!
前作でだいぶ気分が下がっていたけど、見始めてすぐにJJに拍手したくなった。そして予想を超える展開とすべてを包み込むような壮大な結末に、シリーズがこのように完結してよかったと心から思った。レイはただものではないと思っていたが、そうか、そういうことだったのか。でも最後に名前を訊かれたレイは初めて自分の名字を名乗る。自分の中で生き続ける人々を想いながら。強いて言えばレンがいまひとつ大物感がないままに終わったことが残念。でもアダムの演技はすばらしかった。何度も泣いて、清々しい明るい気持ちで余韻に浸った。
カイロがカッコ良すぎた
長年のファンからすると、音楽とかシーンとかリフレインする箇所がたくさんあった。いろいろ批評もあるのかもしれないけど、個人的にはよくここまでまとめ上げたなと思う。純粋にすごく面白かった。
スカイウォーカー、終わっちゃってさみしいな〜
初めてスター・ウォーズで泣いた
まずは悪評価から。
・予告でもあったパルパティーンの笑い声。復活?幻影?などとイメージを巡らせてましたが、冒頭で既に復活。
おいおい…という気持ちと、パルパティーンがいないと引き締らんか〜という気持ち。ここまで引っ張らんとやはり過去作を超える悪の権化は体現出来ないのか…スノークは幻影だったし…と過去作を慕う嬉しさ半分、新しい世代はここまでか?という残念さが半分でした。
いかに過去の悪役に強烈なキャラクター性があったか再認識しました。
・ジェダイにフォースをHPとドラクエで言うザオラル的な使い方をすることが出来るんかい!とツッコミを入れたくなりました。じゃ例えはエピソード1のクワイ=ガンも助けられたんじゃないの?と。キリがないですが。
・レンがかませ犬に見えてしまってガッカリ。
・ルークの「ジェダイの道具に敬意を払え」的なセリフがありましたが、前作でライトセーバーをレイに渡されてすぐ投げ捨てましたよね!?と思わずツッコミ。
・ローズとフィンの関係性がリセット状態で、少し戸惑いました。
と、上げればキリがありませんし、気にしなければ非常に楽しめたのでここからは高評価を。
・レイの出生の謎とレンの葛藤にキッチリケジメをつけてくれ、スッキリしました。
・過去作から引き継がれて来た言葉を今作でも使ったのがコアなファンからは嬉しいのではないでしょうか。自分はかなりニヤっとしました。
・ランドがいい味出してるのと、マジでいい仕事してるのと、5、6を踏襲した様な戦闘シーンに泣けました。あと仲間の絆って大切だと再認識したのも泣けました。私が涙が出たのはここです。
全体を通して自分の中にも世間の評価も賛否ありますが、私は新しい設定とチャレンジ、過去作へのリスペクトをしてくれた事、そしてやっぱり絆とか愛とか希望とか、クサイかもしれないけど大切だし必要なものだと教えてくれたのが良かったし、高評価になりました。
ここでひと段落したのは寂しいけど、ひとまず最後のエピソードをこういう形で終わらせてくれたのは嬉しかったです。
三部作を撤廃してこれからもシリーズを作って行くという方向らしいですが、どうか商業目的だけのスター・ウォーズにしないでくれる事を願っています。
長文駄文失礼しました。
「フォースと共にあれ」
スター・ウォーズと共にあらん事を
42年前、遥か彼方のハリウッドで…
かつてのような他愛ない冒険活劇を再び。
そんな思いからジョージ・ルーカスが創造した物語は、映画史上屈指の伝説的サーガに。
“新たなる希望”の物語EP4~6、悲劇の騎士の誕生EP1~3。
そして…
フォースとスカイウォーカーを継ぐ次世代の物語として始まった、EP7~9。
その壮大な伝説のサーガが、遂に…。
話題作大ヒット作相次いだ今年、トリを飾るはこの作品!(…と言っても、自分は後寅さんがあるが)
ただのトリではない。42年続いたシリーズに、フィナーレ。
思えば、ディズニーによる新シリーズは色んな意味で“話題”であった。
再び新作を見れる歓喜の傍ら、凄まじいアンチ意見も。前作EP8なんて叩かれまくった。
自分はそのEP8も嫌いじゃない。と言うか、酷評しまくる輩の考えが分からない。
EP8でヨーダが古いジェダイの遺物を燃やし、「わしらを超える為に彼らがおる」という台詞…。
この台詞に、批判も覚悟で新しい『SW』を作ろうとする新シリーズの意気込みを感じた。
レンはスノークを殺し、レイもルークを亡くし、各々後ろ楯が居なくなり、どう展開し、どう迎えるか最終決戦…!?
前作のラストから気になっていた。
本当に今年はこの言葉を何度用いただろう。
ネタバレ厳禁。
見終わった率直な感想は…
遂に、見た…。
遂に、終わった…。
圧倒されまだ受け止め切れない『SW』のフィナーレを、受け止めた!
これで見納めかと思うと、OPのお馴染みのテーマ曲から胸アツ。
特にED曲は大盤振る舞い。これでもか!…と聞かせてくれる。
ありがとう、ジョン・ウィリアムズ大先生!
さて、そのOPのお馴染みの文字に衝撃。
まさか、あの人物が…!
いきなり過ぎて、どういう事!?
そういや、肉体は滅んだが怨念だけは生き永らえてるという裏設定を何かで聞いた事あるが、どうやら今回はそういう設定ではなかったけど、
やはり『SW』の全ての総黒幕にはしっくり来る。
これまでにない最大最悪の脅威が襲い来る…!
対するレジスタンス。
ある目的の為に旅立つレイ、フィン、ポー。
しっかりと彼らが主軸に据えられ、初心に戻ったような冒険に次ぐ冒険活劇になっていた。彼らの軽快なやり取りも。
冒険は、ミレニアム・ファルコンに乗って。チューイ、3POらと共に。
これだけでもワクワク興奮。
新たな登場人物、新たな仲間、新たなドロイドも。
ファースト・オーダー内にレジスタンスのスパイが。…って、お前かい!? 何だかちょっと笑ってしまった。
敵の勢力は強大だが、こちらにだって頼もしい助っ人が。
ランド・カルリジアン登場!
チューイとの再会シーンは感慨深く。
やはりSWレジェンドたちの登場は無条件で興奮する。
ちょっとネタバレするが…、
前作前々作で亡くなったルーク、ハンもここぞという所で姿を見せ、悩める若者を導く。
特にハンのあの台詞をまた聞けるとは! 今度は○○に対して。
未使用フィルムを使って“最後”の出演となったキャリー・フィッシャー。
とてもそうとは思えないくらい、新撮したかのように存在していた。
そして、彼女の最期…。
チューイの悲痛な叫びに、目に熱いものと共に胸打った。
EP7~9は、レイとレンの物語である。
当初はまだ未熟で頼りなさげだったが、もはやすっかり二人の動向、行く末こそに興味惹かれた。
冒頭、ある人物と対するレン。彼の闇は深い。
彼はこのまま暗黒面に…?
祖父のように、“帰還”する事は出来るのだろうか…?
フォースとジェダイ、そして銀河の最後の希望、レイ。
驚きのフォースの力を使って幾度も窮地を打破するも、彼女だってまだまだ修行の身。
うら若い女性には荷が重すぎる。
そんな彼女に、追い討ちを掛けるかのような衝撃的過ぎる真実。
謎だった彼女の出生、彼女の正体は…!
あまりにびっくりし過ぎて、暫く本編鑑賞どころではなかったくらい。
怖れ。
憎しみ。
葛藤。
苦しみ。
逃げたい。
自分には、とても無理…。
レイにとっても。レンにとっても。
そんな決して避けられない残酷な宿命に飲み込まれようとした時…
まさしくそれは、フィナーレを請け負ったJ・J・エイブラムスの心情そのもの。
下手すりゃファンから死刑宣告必至。全てを繋げ、全てを纏め、ピリオドを打つのは、映画人冥利に尽きると共に、相当な超プレッシャーだったろう。
それを、エイブラムスは見事、やってのけたと思う。
全編見せ場の連続で、快テンポで飽きさせない。
それにプラス、ファンならニヤリ間違いナシの設定、シーン、台詞、舞台、残骸もいっぱい。
特に、壮絶なクライマックス・バトルは『ローグ・ワン』に匹敵するほどの大興奮!
『SW』はやはりどうしてもEP4~6が好きだが、今回のEP7~9の中では一番面白かった! 『ローグ・ワン』も捨てがたいけど…!
米批評が鈍いのが信じられん…。
それ以上に信じられないのが、公開前から頻繁に相次いだ酷評レビュー。
「最低最悪」「酷い映画」「ゴミ」「クソ」「カス」…。
こいつらに問いたい。
公開前に、一体どうやって見たんだ?
見てる訳がないのだ。
ただ、いい気になって悪口抜かしたいだけ。
おい!悪口言ってたお前ら!何か文句あるなら言ってきやがれ!
『SW』は希望と継承の叙事詩である。
絶対絶命の危機。
諦めない。
立ち向かう勇気。
立ち上がる力。
絆。
繋がり。
愛。
だからこそのこの興奮。だからこそのこの感動。だからこそのこの感激。
万感の思いと共に迎えた大団円。
それは、『SW』ファンと、ジョージ・ルーカスから始まった『SW』に携わった全ての人たちの思い。
フォースと共に。
ディズニーは、全く別の銀河、全く別の舞台設定、全く別の登場人物たちによる全く別の新しい『SW』を企画してるようだが、私はそれには猛反対!
全く別の『SW』を作って、果たしてそれは『SW』なのだろうか…?
今はこのフィナーレに浸っていたい。
『SW』がもう見れなくても、寂しくはない。
夜が明け、昇った太陽が照らすように。
我々はいつだって、
スター・ウォーズと共にあらん事を。
終演
77年から続いてきたサーガも無事なんとか大団円を迎えてほっとしました。全作品見続けてきましたが、最終に近づくにつれ登場人物が増え続けたためか、悪を倒すといった単純な初期作品と比べて、よくわからないところもあり、過去作品の復習が必須でした。最後の決戦はサイキック合戦やチャンバラそして宇宙空間での戦闘とスターウォーズらしいシーンの見ごたえはありました。ただ、レイが皇帝になってもそれなりに平和な世界が築けたのではとも思いました。
大団円
まぁ色々は突っ込みどころなど感じられる方も居られるかと思いますが、私と致しましてはこれ以上のない完結編だったと思います。
何と申しましょうか、感動と共に「あぁ…終わったな」といった喪失感も漂ってきました。
手堅い。恐ろしく手堅い。JJ鉄壁の守り。
多分、過去全作品を観てるようなスター・ウォーズファンなら、とりあえず文句ないだろう展開。
過去作のいいところを編集して、現代風にアレンジして、見事にまとめてる。さすがJJ、その辺はうまい。
でも、予想外の展開は何一つなかった。
神話って、そうゆうもんかもしれないし。
でも、エピソード4は、公開当時、本当に全てが新しかったんだよね。
これでいいのかSW。しょうがないのかSW。
往年のファンは盛り上がりポイントいっぱい。
(個人的にはXウィングのあのパイロットが復帰して嬉しかった。)
でも、この映画で新たにファンになる人はいないかもしれない。そうゆう意味でエピソード8は頑張ってたと思う。
遂に完結
20歳の時に観たスターウォーズ「エピソード4」から42年。全9話の壮大なスペースオペラが遂に完結した。完結編に相応しい内容とこれ以上は無いエンディングにこのシリーズをリスペクトしている監督だからこその作品に仕上がっていて何度涙腺が緩んだ事か。感無量に尽きる。細かいことは言うまい。是非劇場で鑑賞して欲しい。
活かせないキャラ....群
レイがダークサイドに陥ちてしまい、改心したカイロ・レンがジェダイとして、全二作とは真逆な立場での最後の対決!?
勝利したカイロ・レンはレイを哀しげな表情で見つめ(接吻はなし)フィンやレジスタンスの面々はレイを失った悲しみ、レンに対する怒りはあるが、救った事実から責める事は出来ない微妙な感情に状況!?
平和が戻り、スカイウォーカーの血筋も安泰、だが主人公だったレイはダークサイドに陥ち悪のまま、お爺ちゃんと喪に伏す!?
ハッピーエンドとバッドエンドが有耶無耶に、そんなショッキングなオチで終わったらと、勝手な個人的妄想!?
前作で活躍?して不評?だったローズはジャー・ジャー・ビンクス並みの扱い。
新しいキャラクターたちの魅力を引き出す演出は皆無で、もはや放置プレイ状態!?懐かしのキャラクターたちをサプライズのみな演出で、添え物的な扱いで物足りない不満。
これは、今回の三部作共通して最大の文句!!!
フィンやポー・ダメロンは本作が一番、活躍して立ち位置的にも良かったような。
慌てたように前作からの軌道修正を余儀なくされた感のJ・Jな印象だが、そもそもは謎だらけに投げたまま終わらせた"フォースの覚醒"を撮っている訳で。
大作映画を基本的に好んで観ない自分にとって、"スター・ウォーズ"を熱量は平熱並みに今回の三部作を全て劇場で観られたのは感慨深く。
…
なぜ評価が高いのか理解できない。ファンメイドで完全な駄作。高評価してる方は良いものと悪いもの、しっかりと判断して評価する事を覚えたほうがいいですよ。数年後また新しいシリーズを企画しているそうですが、こういった間違った評価が多いとまた間違った作品が生まれる。高い評価をしてる方たちは自分のセンスをもう一度見直したほうが良いかと思われます。
42年の呪縛から解放
ベンと優しく呼び掛けたとき、涙がでた
あれは反則だ
懐かしい顔がでたからジャバザハットもどきも酒場に居たら良かったのになぁなんて
宇宙戦争と言うより。家族の大喧嘩だったのてすね
観賞後に号泣しました。
上映終了後。劇場を出た途端に涙がボロボロと.....
こんなの後にも先にも本作だけかもしれません。
そうさせるのは子供の頃に観た一作目から本作まで劇場で観られる事が出来たのが理由だと思います。
本シリーズの最後に相応しい内容でした( ´∀`)
最高
シリーズ最後を飾るに相応しい最高傑作!
レイアが亡くなった時のチューイの嘆きに、胸が締め付けられた。
そして、カイロ・レンがダークサイドから抜け出し、父親のハンに父さんと言って、ライトセーバーを海に投げる時もヤバかった。
他にも見所満載で大満足。
スターウォーズ最高!
マンネリ路線に戻った作品
エピソード7「フォースの覚醒」で、”最後のあのオチといい既視感たっぷりで、これからも、こんなマンネリズムが続いていくのだろうか”と思ったものだが、新しいことに挑戦したエピソード8「最後のジェダイ」を挟んで、また同じことになっちゃった。
実は誰々の子供でした、黒いフードの老人の手からビビビッ、絶体絶命の場面で駆けつける援軍の登場!とかもう見飽きてるので、まったく物語にのめり込むことができなかった。
主演のデイジー・リドリーはヨカッタんだけどなぁ。
死を欺く映画
この映画では、死を欺くことが演出の鍵として統一されています。
パルパティーン、キャリーフィッシャー、チューバッカ、C-3POのメモリー、ゾリ(新キャラクター)、ベン、レイ
九死に一生を得たり、記憶が元に戻ったり、死んでなかったり、蘇ったり、死を欺くことが徹底されています。
この一貫した脚本の流れが、痛快に死んだハックス将軍のシーンを、より一層際立たせることに成功しています。
※主観的で細かい文句ばかりなのでご了承下さい。
【過去作に敬意を払ってほしい】
チューバッカのイカサマ疑惑のシーンはとても残念でした。チューバッカ=ギャグ要因という気持ちで演出したのでしょう。実際にチューバッカは旧三部作でもギャグ要因として扱われていますが、個人的に見たかったのは、かつてドロイドのR2に負けて悔しそうだったチューバッカが、実力でフィンに勝ち続ける成長の姿です。
R2にも出番が欲しかったです。今回の三部作では、3POとR2が一緒に活躍するシーンがほぼありません。人語を操る通訳ドロイドとして、ストーリー運びに都合の良い3POだけが壮大な物語に駆り出されます。
ルークスカイウォーカーが、レイの捨てたライトセーバーを掴み「ジェダイの武器には敬意を払え」と言うシーンがあります。とても不快です。
ジェダイマスターの言葉としてこれほど重みと勇気を与えるものはありません。しかしそれはエピソード8で変わってしまったルークの言葉としては非常に不快なひと言になっています。ルークはエピソード6でライトセーバーを捨てる描写があったり、そもそも似合う言葉では無いなと感じるのですが。シリーズ通してジェダイはライトセーバーをよく落とすというお約束を皮肉った描写なのかもしれません。本気で真面目に言わせたのなら、とても滑稽です。ルークの歩く姿もかなり尺が長く滑稽でした。話がそれましたが、真面目なシーンで空気が読めていないのが残念です。8からの軌道修正が優先されたため生まれた矛盾です。採用してはいけないシーンでした。こうすれば観客は喜ぶだろう、観客の怒りは静まるだろうという安直な発想がそのまま採用されたような描写が多く存在します。制作者は口では否定しているかもしれませんが、多くの視聴者がそうは思わなかった時点で表現上の失敗となります。
【エピソード8も過去作のひとつ】
問題作と言われるエピソード8に存在意義を見いだすチャンスが、本作では少なからずあったと思います。惑星キジミを脱出し、チューバッカを救いだすために敵陣に潜入するシーンに、より説得力を与えることができたであろう唯一のキャラ「コード破り」の存在は、本作では影も形もありませんでした。
子供の頃に初めて見たエピソード5は、とてもモヤモヤする結末でしたが、その後エピソード6を見て、ハッピーエンドへの布石として物凄い傑作だと改めて評価したのを覚えています。
今回エピソード9を見たあとのエピソード8には、それが全く感じられませんでした。スターウォーズがすべて繋がった一筋の物語であることを、最後まで諦めないで欲しかったです。
【せっかくのアイデアが埋もれる】
ルークのXウィングがエクセゴルに向けて飛ぶシーンです。
エピソード6からかなりの時間が経っているのに、いまだにスターデストロイヤーやTIEファイターが宇宙を飛び、Xウィングがそれを迎え撃つ。それが今回の三部作の世界観です。
エピソード4で、ポンコツと呼ばれたミレニアムファルコンが最新のメカを凌駕する活躍を見せる姿に、私は感動しました。
見てくれよりも中身。ルークのXウィングも、それを象徴する物だったら、感動はもっと大きかったでしょう。
エピソード7で後の展開を考えず安易な設定を選択した結果です。
【好きな点】
過去の映画を知っているほどフォースの描写に疑問が残る今回の三部作でしたが、唯一好きだった描写があります。
それは、アナキンスカイウォーカーがなし得なかった偉業。愛する者を死から救う力の描写です。人々の命を奪い続けてきたベンソロが、最後に愛する者の命を救うというアイデアには、惜しみなく百点満点をあげたいです。エピソード3の悲劇に希望が付与されます。映画そのものの出来がよければの話でしたが。思えばそもそもベンがいつレイを好きになったのかすら描写されてませんが、この映画にとってはその程度の違和感は誤差範囲です。
私にとって、本作独自の魅力は上記に尽きます。
残りは全て過去作への軽視です。
今回の三部作で行われたのは、掘り返し、破壊、火消しと謝罪。そこにはスターウォーズ世界の歴史を描く姿勢など全く無く、3作に渡る連続した物語制作のビジョンもありません。
この三部作によって、最後にはシリーズそのものへの興味を失う事になりました。
帝国、反乱軍、ルーカス神話、それらの再現を、映画製作をめぐる論争という、現実の世界で展開してしまったような…
【子供時代に思い描いたスターウォーズ、そのまんま】
小難しいシーンを飛ばしながら大好きなアクションシーンを繰り返し見続けたスターウォーズ。
ジョージルーカスが大切にしてきた内面的な物は未だによく理解できないから、表面を真似して、それだとつまらないからちょっと背伸びした内容に改変。話がまとまらないから最後は大好きなアクションシーン満載で締めくくる。
ジョージルーカスを散々軽視して、最終的にはジョージルーカスにすがることでしか観客を満足させられなくなった。とても質の低い映画でした。
ルーカスのように面白いスターウォーズを作れると本作を生みだしてしまった製作陣には、師匠のように弟子を育てられると自分に言い聞かせ、育て方を誤りダースベイダーを生みだしてしまったオビワンの葛藤を、感じて欲しいです。
他の作品と比べることを不快に思われる方もいると思いますが、スピンオフ作品のローグワンは、スピンオフにも関わらず映画そのものがシリーズの流れを繋ぐものとして制作され、エピソード4の冒頭に付加価値をつける事に成功しています。
反対に、エピソード7~9の三部作は、他の批判的な方々の意見にもある通り、エピソード6を通過点にしてしまった事に問題があったのではないでしょうか。
このような主観的レビューを、最後まで読んで下さった皆様に感謝申し上げます。
また、最初にキャリーフィッシャーさんのお名前を出したブラックジョークになってしまったことを深くお詫びいたしますが、本当にそう感じたのでそのまま書きました。今作に長時間出演しているレイア姫の姿に、キャリーフィッシャーが本当は生きているのではないかと、とても感動したのと同時に、複雑な気持ちを拭いきれませんでした。もはや過去の俳優ありきで制作するのは、新しい世界観を妨害してしまっているので、他でやるべきだと思います。
配給会社が、映画業界全体のあり方を考えなおす良い機会になってくれたら、スターウォーズの失敗はきっと報われると、スターウォーズを好きだった者として、心から思います。
全1024件中、661~680件目を表示