劇場公開日 2019年12月20日

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「あなたの想像をはるかに越える、究極の“駄作”」スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け Danさんの映画レビュー(感想・評価)

0.5あなたの想像をはるかに越える、究極の“駄作”

2020年2月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

断言しよう。これは、過去、さまざまに駄作と言われ、こき下ろされてきた、どの映画より、はるかに群を抜いて駄作。想像を絶するレベル。投資額と映画の出来、という比率で言えば、これは間違いなく、リュミエールの列車の到着以来のダントツのビリだろう。これを何の臆面もなく上映してしまう、ディズニーという組織に恐ろしささえ感じる。どのような意思決定がなされて、こういうカタチになってしまったのか。よく企業で、多くの稟議を経て、多くの意思決定者の承認を得て、各専門家が集まり、それなりの投資をされて世に出た、とんでもない製品やサービス、日本最高の頭脳たちが、圧倒的なアメリカの兵力を知りながら戦争に走った話…、などなど思い出した。とにかく、スターウォーズがディズニーに買われた時点で、みなこういう結果になることを分かっていたのだろうか。怒りを通り越し、今は爽快な空虚感がある。ただし、最後に一つ良かった点を。1番最後の、砂漠でのレンのシーンは、タイトルにもある通り、壮大なサーガにふさわしいラストと思う。

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Dan