まともな男のレビュー・感想・評価
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まともな男が転じていくからこそ哀しい
スイスから届いたこの映画は、序盤のカウンセリングのシーンから、何やら不穏な空気を漂わせる。穏やかに言葉を発するこの男が、やがてとんでもない行動を起こすのではないか。そんな予兆を示しておいて、答え合わせをするかのように物語が進んでいく。いや、進むというほど順調ではなく、転がっていく。あるいは堕ちていく、といった方が正確だろう。本作は、人の良い男が「わらしべ長者」的にラッキー続きになるわけでもなく、もしくは悪人が芋づる式に悪事に手を染めていくわけでもない。ごく普通に、毎日の暮らしに対処しようとしている男が、やることなすこと全てにおいて悪い方に転じていくからこそ、面白く、考えさせられ、観客はそこに自分自身の姿さえも投影してにわかにゾッとさせられるのかもしれない。主人公を演じる俳優のなんとリアルなことか。スイス版、マイケル・シャノン。その姿は、悲しさを通り越し、ちょっとだけ可愛らしく思えるほど。
主人公は主人公で頑張ってるけど…
ちょっとズレてる。
結局本心が保身だし、「俺が責任取る羽目になるだろ」と言ってるし。
こういう男っているよなぁ…とは思う。頼りないし、ろくに向き合わないくせに「大丈夫」と言ってすぐ引き受ける。自分の意見は全くない。
なんとか頑張ってるけど、多分こういう人は頑張ってる感を出すのが上手いだけ(笑)
あと、私は女ですがキスはしたいけどエッチはちょっとって男はそんなん分からんよ。まあ無理矢理やるような男は拒否しすぎたらいずれ暴力とか振るいそうだけど。
まだ結末までは見てない。おそらく嫌な展開になるんだろう…。主人公の男が100悪い訳では無いかなぁとは思った。ただ、どっちつかずは周りは困るよ。
まともじゃない映画。
空気の読めない優柔不断なバカ男のあり得ない話。
今はフリーセックスの時代ではない。避妊しないセックスなんて15歳位の少女なら知らない訳が無い。
いくら上司の娘と言えど、他人の子供。どうでも良いと感じるが。
作られた不幸で右往左往する日本人の大好きなお話。永世中立国の自由と民主主義の国でもこんな話作るんだね。
この男の間違いはどこから?では無く、この映画を見た事から!間違いと気付いた。ファーウェストスイスランドには親戚もいないし、知り合いもいない。出鱈目な話で一喜一憂したくない。早く終われ!出鱈目な話。どうせ愚行のトドメをさして、俺は『まともだ』と言って無骨に終わるのだろう?また、20分ある。これは予想であり、ネタバレではない。自分の子供すらまともに面倒見れない男が他人の子供面倒見れないし、この映画演出家自体が何一つ把握していないと思う。
さて。えー!脚本がめちゃくちゃ!
『ドライブ・マイ・カー』と同じ赤い車
日本車は素晴らしい♥
えー日本車じゃ無い?車の事知らないから。
上司の娘に翻弄される男
トーマスの雪山旅行は、上司の娘ザラが、折角の家族旅行に参加することから狂いはじめる。ザラは、自分の娘を誘ってパーティーへ。しかしザラがトーマスの知人の息子からレイプにあう。これは本当に事実なのか?トーマスは、上司からの昇進の話が持ち上がる。上司に知られまいと「娘に起こったこと」を必死にひた隠しにしながらも、その場凌ぎで、きり抜けていく。しかし、その策が、余りにも酷い。最後は、目も当てられない結末に落ちる。彼女の携帯を見たりなどなど、彼女の日記を捨てるのか捨てないのか?本当に判断力に欠け、はっきりしない男。
作品の展開は、非常に判りやすい。しかし、題名『まともな男』?
ラスト、ザラが病室からトーマス家族を凝視する場面から、『彼女だけが知っている…。』ぐらいにぼかしても良かったのではないだろうか。
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