恋のしずくのレビュー・感想・評価
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広島プロモーション映画
キャストは悪くない
橋づくし。
大学の単位を取るため酒蔵に研修することに。。 川江李奈主演。広島が舞台。
あまり乗り気ではなかったが研修していくうちに酒づくりの奥深さに興味が湧いてくる。
同じ酒でも温度を変えただけで味が変わって別の味わいになる。お酒もワインの様にみえる。
また、今では沢山の種類があってワインと同じ様に食べるものに合わせて呑むこともできる。
酒糀から酵母で発酵し時間をかけて酒ができる。酒蔵の人達は酒は作るものじゃなくて生まれるもの。と。
人の手で造られるものは手をかけただけの結果がでる。いいですね。感動しました。
詩織は研修で日本酒のよさを知り心の迷いが…。酒蔵さん達との関係もよくて。
最後。ワインの道か日本酒の道か迷っていたが。。多分、日本酒の方を選ぶ様な気がする。
彼のことが好きだから。
海沿いを走る風景がとてもキレイだった。
じゃけん♪
「橋づくし」に似たような願掛けは金沢にもあるなぁ
広島の川ほど大きくないが、金沢を流れる浅野川には「七つ橋渡り」という願掛けの風習があります。車もも通れない木造の橋が風情たっぷりなので、いつかは挑戦したいものだ・・・と、10年前から考えていた。でも女性限定みたい・・・
「橋づくし」は三島由紀夫の短編集の一篇であり、母方が金沢出身だということから金沢の「七つ橋渡り」をヒントにしている可能性がある。小説では東京が舞台となっているため、この映画での七つの橋というのもオリジナル設定なのだろう。
終盤ではこの「橋づくし」がメインとなるが、主人公は醸造学を極めたいがためにワインの本場であるフランス留学を希望していた。そのためには実習が必要であるが、日本酒を全く受け付けない体質のため、最初から逃げようとしていたのだが、温度や飲み方によってはすんなり飲めることが判明。ALDHは都合よくできてないのだ(笑)。
蔵元で基本から教わり、そこでの人間関係や恋。しかし川栄李奈の恋というより、米を収めて働いている宮地真央の恋物語。最後には「妊娠してるのよ」などと元カレの子を身ごもっていることも告白するため、男の方が究極の選択を迫られるというもの。いや、それなら元カレも登場させたり、宮地にもっとフォーカス当てた方がよくないか?川栄なんて日本酒に惚れ込んでしまって、ワインの道を行くかどうか迷ってしまうし、テーマもぼやけてしまった感がある。
おやっつあん!
今時女子大生の、ドジっ子&ちょい恋バナ。
そんなイメージで見始めたのですが。
「蔵元じゃけん!」(朝日ソーラーcm風に読んでください)。
日本酒で失敗した過去が元で、日本酒をdisりまくっていた主人公が。
テキトー教授のアミダで、実習先が希望のワイナリーじゃなくて酒蔵に行く羽目に。
私も同じような理由で、日本酒は駄目なんです。においすらNG。
だけど酒米を刈ることから始まり、いろんな過程を得て酒を作っていく過程。
それはまさに命を育てること。
そしてそれに携わる人々も、日々問題にぶつかりながら生きている。
その群像模様が、とても見応えありました。
苦手意識ばっかりの主人公に。
「好きになることが先じゃ」
「嫌いじゃなくて、知らなかっただけ」。
むむ、なるほど。それはどんなことにも言えるかも。
どの役者さんも、ぴったりハマってましたね。
なかでも杜氏のおやっつあんが、迫力あって話が締まってました(小市慢太郎さん)。
甘酸っぱい話もちょっと盛り込みつつも、しっかり蔵元のお仕事物でもありました。
大好きな広島弁に、痺れっぱなしでした。
オーソドックス過ぎてポイント不明
この作品に期待したのは、
川栄李奈さんの初主演である事。
これまでドラマで培った演技力の成長を
映画で見る事が出来るか!?
崖っぷちホテル
僕たちがやりました
アシガール
これらに出演した時の彼女の存在感が
実に素晴らしかった。
しかし、これは完全にストーリーに殺された。
私が邦画を見過ぎてるからなのか。
この素人ばりのストーリー展開になるのでは
感想を書く事が出来ないレベル。
ぜーんぶ先が読めるし、
セリフも言えてしまいそうな品質だ。
地方の酒蔵が舞台となると、夏子の酒と
どーしても比較する思考になる。
和久井映見さんと萩原聖人さん共演の
あのドラマが素晴らしかっただけに。
この作品はとても足元に及ばない。
監督の仕事ってなんなんだ!?
ただ、俳優陣の演技力に不満はなく、当初期待した
川栄李奈さんの透明感溢れる演技は良かったと
思う。
充分に映らなかっただけでした。
その上でご覧あれ。
日本酒で有名な広島の西城を舞台にした老舗醸造所を舞台にした素敵な物語
日本酒を覚えるには丁寧な登竜門的作品
ワイナリーを目指す女子大生が、ひょんな事から大学研修先が広島の日本酒を扱う蔵に。戸惑いながら日本酒の勉強をするお話。
タバコの様に若い人になるに従って人気離れの日本酒。
興味が湧いてもらえる様な日本酒の説明、工程方法には好感が持てた。
私としては、熱燗も取り扱ってくれたのは有難い。
酒蔵が現代にて掲げる問題、人間模様もあり、ドラマとしても中々。
川栄李奈の最後のシーンにやられたメロメロ男子もいるのでは?
川栄さんには元AKB出身としては1番の演技派と思っているので結婚後も女優を頑張って頂きたい。
良い作品ではあるのだが、酒造りの情熱が足りないかな。
過去に名作「夏子の酒」という漫画がある為、酒造りの情熱という面では勝ててはいない。また、夏子の酒を知らなければ評価も上がっていたかも。
日本酒登竜門的作品ですので、若い方にはこれを観た後色々な日本酒を味わって貰いたいです。
あと一歩…
広島愛を感じた
評判が良いので見たかったのですが、色々なタイミングが合わず、、ようやく観れました。
大杉漣さんの遺作ということもありましたが、やっぱり川栄李奈さんがいい。
最近は普通の学生の役から、アクションシーンや、闇のある役までいろいろな役をやっていますが、どれもいい。AKB出身ではピカイチですね。
ストーリーも良かったですが、広島愛を感じました。車もMAZDAレッドですし、背景にも広島が散りばめられていて、行ってみたいと思いました。広島出身の人が見たらまた違う郷愁があるのだろうと。故郷をここまで美しく描かれると嬉しいですね。
広島と聞くと、原爆や水害のイメージが強いですが、綺麗な街なのですね。
日本酒づくりや日本文化も美しいので、海外の方も見て欲しい。
日本酒が飲みたくなりました
ひたすら広島を愛でる作品
広島は酒どころだったのですね。美しい風景も数多く出ていて、広島に行きたくなった。
観た後のすっきり感が素晴らしい。
テーマ性もしっかりあるのだから、後半をもっと丁寧に描いて欲しかった。
命なりけりがあっさり完成しすぎで、あれならとっくの昔にできてるでしょ。試行錯誤を描くとか、詩織のアカデミックな知識が役立つとか(序盤からの伏線が全く生かされず)、いくらでも思い入れの強さを演出することはできたはず。
詩織の迷いも結局何だったの?絵馬の内容も迷った末の決断という類ではなく単なる願掛け、しかも少なくとも新酒作りについてはあっさり達成。
あっさりしすぎた終盤は物足りなかった。でも、何かを得るために何かを捨てるなんて古い価値観をあっさりと超え、欲したものを全て軽々と取りに行く、そういう強かさが最近の優秀な女性らしさなのかもしれない。
制作に観光推進したい行政が絡んでいるからだろう。ご愛嬌とはいえもう少し細部まで拘って映画作りに徹して欲しかった。西条って内陸でしょう。絵になるのは重々分かるが、海が見える場面は無理があった。それに途中で杜氏の部屋で田酒が見えたけど、広島で田酒は流石にないでしょう。(と思ったらあれは公平性の観点で広島県内の酒造に配慮したから?いやいやそれじゃ本末転倒でしょ。)
お酒がテーマなのに車移動でないと成り立たないストーリーだし、もしや美咲を妊娠させたのは専属運転手になって詩織に色々なところで日本酒体験をさせるため?(もしや車はマツダ車だった?色もカープを連想させる赤だったし。)首を傾げる描写が多いが、広島県の魅力を欲張りに伝える県外に向けたPR映画と割り切れば、色々と納得する点は多い。
とはいえ、ここまで粗に目が行くのも基本的に良い作品だからこそ。
川栄李奈は本当に良い作品に出ている。所謂華のあるタイプではないが、息の長い女優さんになりそうだ。
いいんじゃないのでしょうか?
川栄さんまだ主役は早すぎたかも…
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