「日本酒づくりと神様と恋と命のお話」恋のしずく しゅんいちさんの映画レビュー(感想・評価)
日本酒づくりと神様と恋と命のお話
お昼に「斬、」を観るために前売り券を買いに行って
その流れで「恋のしずく」の前売り券も購入。
正直、ノーマークでしたが
めちゃめちゃいい映画でした!!
悔しいかな・・くしくも大杉漣さんの遺作となってしまい
より一層の説得力を増して名作となり・・今後も語り継がれるに違いないと思える作品でした。
1日に、いっぺんにこんなにクオリティの高い作品を二本連続で観たので
心がくたくたです。
舞台は、僕にとっても第二の故郷である広島。
映画のテンポがとてもよくて、広島の西条の酒蔵を中心に描かれる人間模様がとても丁寧に描かれてます。
説明セリフとかもなく、ちゃんと役者さんの演技で監督の手腕というか演出が細かくて
一気に引き込まれました♪
そして、丁寧に紡がれた糸を丁寧に編んでいって、クライマックスでは涙無くして観れない感じです。
そのあたりのプロットと言うか、雰囲気が「ジブリ」作品を思い起こさせてくれて
そんなに好きでもなかった川栄李奈さんがとても愛おしく思えたほどです。
天才的なその演技力にびっくりさせられます!!
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★おまけのつっこみどころ
まぁ、野暮なんですけど
7つの橋を渡って願いを叶えるという儀式ぽいのをやるんですけど・・
出発が呉市の亀山神社・・平和公園、広島駅、段原、観音・・亀山神社の順で歩いてるんですけど
正直、これを徒歩で歩くと・・ある意味罰ゲームのような距離なんですけど・・
息切れひとつしてないという部分。
西条の酒蔵での実習なんですけど・・
やたら・・広島市内まで飲みに出るシーンがあって・・
確かに、西条は田舎ですけどね
田舎ですけど・・飲み屋くらいあるでしょww
市内まで出るよりは呉で飲んでる方が説得力あるかも・・
でも・・
そんなの関係ないくらいに素晴らしい作品でした!!
後世に残る名作ですよ!!