「移民や差別問題を扱いながらもコミカルさがいい塩梅の良作」はじめてのおもてなし spoonさんの映画レビュー(感想・評価)
移民や差別問題を扱いながらもコミカルさがいい塩梅の良作
家族を奪われイラクから移民として逃げてきた男性と、それを受け入れた裕福なドイツ人家族との物語です。
受けれた家族自身も、イラク人への差別や偏見、素性の知らない人を受け入れるという恐怖などの感情を持っており、それがリアルに表現されていて良かったです。
移民の人は移住しても、申請許可が降りるまでの間、ドローンや解析ツールによって色々監視されて、疑いの目で見られている。
壮絶な言いようのない経験をしてきたのに、移住先でも戦わなければいけないなんて。
色々な誤解が誤解を生んで、申請の許可が危ぶまれそうになりヒヤヒヤしましたが、、ラスト良かった〜
しかし、コミカルなジョークなどクスッと笑えるシーンが沢山あるので、楽しく最後まで鑑賞できました。
社会問題を上手く取り入れて考えさせてくれ、笑いあり、ほんわかあったかい気持ちになる良い作品でした。
エンドロールの途中にも、小さなワンシーンがあるのでお見逃しなく。
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