劇場公開日 2018年4月6日

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「過去作品の近代化バージョン」ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル takaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0過去作品の近代化バージョン

2018年4月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

過去、ロビン・ウィリアムズ主演で公開された
「ジュマンジ」の続編かつリブート作品です。

PS4で遊ぶのが好きなオタクのユダヤ系主人公、
かつては友人だったスポーツ有能の黒人の同級生、
学校では友達が一切いない理屈派の赤毛女子と
正反対の性格のスマホ依存のキラキラブロンドギャル。

学校ではほぼ接点のなかった4人が
学校倉庫で手に入れたゲーム内に取り込まれる。

今作の面白さは前作「ジュマンジ」と違い
アバターを選びそのキャラに変わってしまうところ。

オタクはドウェイン・ジョンソンのマッチョに。
同級生黒人は同じ人種だけど165cmの小柄に。
パッとしない女子高生はセクシーな女性に。
キラキラギャルはブラック・ジャックのデブな親父に。

外見は正反対のキャラになるのに中身はそのまま。
ドウェイン・ジョンソンがびくびくしながら自分に
「泣いちゃダメ、泣いちゃダメ」と連呼したり、
ブラック・ジャックがギャル台詞をずっと話してるのが
非常に微笑ましくもある。

ゲーム内ではある宝石をある場所へ戻すのがゴール。
自身のライフは左手に描かれてる3本の線で
死ぬごとに1本ずつ消えていく。
また選んだキャラごとにスキルと弱点があり、
そこがうまく作用して映画の面白さにつながっている。

ドウェインのスキルに「だだ漏れるフェロモン」があって
どうやら出そうとしなくても自然に出るようです。

コメディ要素が強くお子さんと一緒に見ても安心ある
内容となっているほか、高校生くらいの人にも
ぜひ見て欲しい要素がありました。

外見や人種で人を選ぶことなく皆で何かを成そうとする、
近頃はそんなThis is me(グレイテストショーマン)のような
多人種の平等性を説いた作品が多く感じられました。

taka