殺人者の記憶法のレビュー・感想・評価
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認知症になった殺人鬼
子供のころ、暴力をふるう父親を殺してしまい、その後悪い奴を殺し続けるが17年前にやめてしまう。
医者からは認知症でアルツハイマーも始まっていると言われ、最近の記憶から徐々に忘れていく。
そんな時、同じ地域で連続殺人事件が起き、娘のことが心配になるのだが・・・。
やや無理があるもののなんとか結末にたどり着く感じ。
上手くまとめた感はありますが、残酷な言い方をすると、アルツハイマー...
上手くまとめた感はありますが、残酷な言い方をすると、アルツハイマーを扱った作品としてはどうしても無理があるように思えました。
新しい記憶を見るべきか…
アルツハイマーの殺人鬼対新しい殺人鬼。
めちゃくちゃ面白そう!と思ったけど、
かなりストレスの溜まるストーリー展開だった。
アクションを期待してたけど、ミステリーが主体で
2人が近づいて行く構図は面白かったけど、
良いところで忘れて自分から災いをもたらす、
という展開が続き、もうええって!と思ってしまったし、今作ではだけでは、どんでん返しも特になく、
ラストのアクションシーンも背後から首を絞め合う、
の繰り返しであまり興奮できなかっか。
だが、ラストはどういう意味だ?めちゃくちゃ気になる。
ストーリー自体が、主人公の記憶の曖昧さで成り立ってるので、まさか改ざんされたラストだったのか?
主人公が付けてた日記も犯人に書き換えられたはず、
そう言えば、ラスト遺体は一つだったような…
コーヒー屋の娘の話も曖昧なまま。
まさか…
早くも個人的NO.1映画!
公開を楽しみにしていた韓国映画「殺人者の記憶法」を観てきました!
好きな俳優さんのキムナムギルが新たな殺人犯?! 内容を全く知らずに観たので初めからハラハラドキドキでした。
アルツハイマーの元殺人犯が新たな殺人犯に出会って「おまえの正体を知っている」と問い詰めるが、しらを切られる。しかも次の新たな殺人犯のターゲットは元殺人犯の娘だったーーー。
アルツハイマーの元殺人犯のソルギョングさんは役作りの大幅に体重を落としたようで、すごく不気味で怖かったです…。
記憶が戻ってきたりなくしたりいったりきたりして
頭がごちゃごちゃしますが整理すると納得。
そしてアルツハイマーの元殺人犯の娘役.キム・ソリョンさんがすごく良くて良くて!
AOAのメンバーとして活動しているのですが、初めて映画で観て、観ている人の心を掴み離さないいい女優さんです。血だらけですごいことに…。 アルツハイマーの元殺人犯vs新たな殺人犯
この二人の結末はーーー。
そして2月10日から結末が違う
殺人者の記憶法 新しい記憶
か公開!
これも絶対観る!
映画館で観てほしいです!
観る内に本当が何か判らなくなる
好々爺風に始まる。殺人の理由を理解しようとしちゃいけないのに。なんとなくわかったような気になる。
忘れることが幸せに繋がりそうなのに。
真実が不明になるから恐怖に繋がる。
途中途中コメディなのかこの話はと勘違いしそうになる。
ラストの反転は必要なのか?
あそこでタバコを吸う必要はないんじゃ?
死にたいのか?
とも思いつつ。
中年から老齢まで演じた主人公に拍手👏。
詩的映像美と鬼気迫る演技のコントラスト
親と子の絆や社会現象をこういうカタチで描かれると…^^;
同じテーマだけを捉えた人間ドラマを観た後より
精神的にちょっと堪える…
韓国映画特有のストーリー展開の変化球には慣れていたはずなのに、今回は最後の最後まで振り回されっぱなし
最悪な連続殺人鬼の話なのにウルウルさせられるとは思わなかった
アルツハイマーや介護問題を連続殺人鬼と結び付けて考える
そんな視点を私は持ち合わせていないので、この映画の制作が始まった時から作品が日本に来ることを楽しみにしていたのだが…観てよかった♪
私の中では「修道士は沈黙する」に匹敵するくらい。
主人公の記憶がおぼつかなくなっていくという現象が
この作品の面白さの一つ
彼の記憶が混濁するたびに
見ている観客の思考の混濁につながる
今見ている映像は 現実に起きている正しい記憶なのか
それとも 曖昧で操作された記憶なのか
最後までその状態が続きハラハラさせられる
そして 記憶がクリアになる瞬間のラストの衝撃的な事実は
ちょっと過酷過ぎて言葉を失った
ため息がでるくらい詩的な美しい映像
緻密でよく考えられたストーリー
自爆事故のド迫力のカーアクション…
そして、主要な登場人物の配役の見事さに感服
過酷な親子関係を持つことになる娘役のキム・ソリョンは
アルツハイマーの父親を心から心配する優しい娘を素直に演じていたし、オ・ダルス氏は、凄すぎるチョイ役でムロツヨシ以上に作品に存在感を残し(彼のメインシーン、超怖かったのに何故か笑っちゃったんだよなぁ)、キム・ナムギル氏は体重を増量し、爬虫類的な不気味さで現役殺人鬼を好演。
でもやっぱり
元殺人鬼を演じたソル・ギョング氏のアルツハイマーの鬼気迫る演技は圧巻。記憶と闘っている時、そして、わざと記憶が混濁しているフリをしている時…目の表情、顔の筋肉の動き…総ての演技が真実のように見える、お見事!(彼の演技が嘘っぽく見えないから、物語に没頭出来て良かった)。
韓国映画を観るたびに
この視点、どこをどう押したら気がつくものなのか
不思議であり 羨ましく思う
この後も 日本に来て欲しい作品が沢山ある
総てが観られるかどうかはわからないけど
今年も1本でも多く
いい作品と出逢えればと願わずにいられない
最後の記憶
じわじわと無くなる記憶、自分が何者かわからなくなる恐怖。次々と起こる殺人。
アルツハイマーで記憶が抜け落ちてゆく主人公の混乱と焦燥感に観る人間も引っかきまわされる。素晴らしいアイデアと構成の作品。観てよかった。
予想外の展開にやらました!
殺人鬼が殺人鬼を追う異色のサスペンス。主人公の殺人者が認知症と言うのは、ありそうで無かったとても面白い設定。現在と記憶の場面を行ったり来たりしながらテンポ良く話が進みますが、主人公の記憶の確からしさに疑問符が付いた途端、筋を追っている観衆も何が本当か分からなくなり混乱に陥いること請け合いです。監督さんの術中に見事に嵌ってしまいました。脱帽です。
面白かったけれども…
警官がサイコというのもあんまり新しみがないけど主人公が認知症という設定だからどんな展開にも正当性が生まれてしまう…結果、微妙。
まあ、それにしても上映中いろいろ四六時中先行き考えられて面白かったです。
ソルギョング様に捧げる
ストーリーが余りにも非現実的すぎて逆にソルギョングに集中。取り敢えずあの間抜けな署長は何だよ?とか細かい突っ込み所は無数にある。が、最終的にはいつものソルギョング映画、こんな凄まじい演技、見せられたらお手上げ✋😖✋
娘のために
叙述のルールが、一人称なのか客観なのか分かりづらく、かつ揺らいでいたために、都合良くないか?という思いを抱かせる。
ただ、過去と現在、記憶と疑念を行き来してなにが真実なのかを観客に考えさせるスタイルは良い。
娘を護るために、というただひとつの目的をめぐる駆け引きになっているのも面白かった。
しかし、愛した父も恋人も殺人鬼とわかった娘の思いはいかばかりかと…
もどかしさの新たな手法
認知症となった連続殺人犯が、新たな連続殺人犯から娘を守ろうとする話。
設定も面白いし、新旧の殺人犯の頭脳合戦もよかった。認知症だから大事なタイミングで忘れてしまっているという場面のもどかしさは新しい。いや、他の映画でも似たようなシーンはあったかもしれないが、新しさを感じた。主人公の過去が徐々にわかるにつれ切なさが増していくのもよい。
ただ、殺人犯2人がそれぞれトラウマを抱えていたって設定は少し残念。個人的にはもっとわけのわからないサイコパスにしてもいいのにと思った。
陰惨すぎて趣味に合わないかな
連続殺人鬼だった…という過去を持つ田舎町の獣医が、自身が認知症になったことで、周辺に新たに起きる連続殺人事件と自分の事件の過去に向き合う。男の一人娘が殺人に巻き込まれるのではないか…という不安を抱える一方、記憶ができないために日々の出来事を録音、パソコンの日記に残し続けても、記憶と現実の境界があいまいになっていく。そこに今起きている殺人事件の謎解きが絡む。
よくできた映画だと思う。今の日本でこんな映画は作らない、作れないでしょう。
毎度のことながら、韓国人俳優のアクションは肉体を使ったものも、車やガンファイト(本作ではほとんどないが)でも、日本のそれよりずっと迫力がある。
兵隊に行って、人殺しの訓練をスタッフや役者が実際にしてきているんだから、日本人はその点まったくかなわないだろう。
ただ、やはり叙情性、人間の心の部分の描き方が雑だ。
この映画も、主人公が殺人鬼になったきっかけはしっかり描いているものの、殺人を重ねた過去への説明が不足し、自分の娘に新たな殺人鬼の手が伸びる恐怖にどう向き合うのか、という点の描写がわかりにくい。
韓国映画初心者には結構しんどいか、逆に想像を超える良作と思うか…評価は二分されるんじゃないかな。
韓国映画を知らない人には見てもらいたい、と言いたいが、陰惨な内容は他人に勧めたいとは思わない。かなり厳しい評価とした。
もう一つかな…。
コン・ユ主演の「サスペクト」の監督作品だけど、アクションはうまくても、サスペンスはいまいちかもしれない。アルツハイマーの設定ももう一つ。なにを覚えていて、何を覚えていないかがちぐはぐ。ソル・ギョングありきの企画すぎるだろうか。
アルツハイマー患者の殺人者
アルツハイマー患者の殺人者という設定は、未知の設定と思えますが、意外にもニコラス・ケイジがアルツハイマー患者の刑事という役をやっていたことがあり、今後さらに増えてもおかしくないテーマかも知れません。
この映画の場合、アルツハイマー患者の殺人者とさらに殺人者が登場します。この異常な役をどう演ずるかが大きな見ものでした。役者はそれぞれ役作りのために肉体改造に挑んだようで、映像からその熱さが伝わってきました。
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