ママレード・ボーイのレビュー・感想・評価

ママレードボーイは私の恋愛のバイブルです。
中学生の時に東映アニメフェアで初めてママレードボーイと出会い、単行本やりぼんをいとこの女の子が遊びに来て代わりに買いに来ている風を装って買っていました(笑)

アラフォーになるとこの作品を劇場で観るためには色々と乗り越えなければいけない壁があります。

1.チケットレスサービス利用で窓口で作品名を伝えなくてもチケットが購入

2.封切りから10日過ぎたのでそろそろ空いているだろう…という見込み

3.観に行った新宿ピカデリーでは「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」祭り中。

色々誤魔化せると思って行ってきましたよ。

=上映前=

シアターに入ってまずドン引き。
ほぼ満席&98%女性だけ。
Oh...しかも10代女子85%くらいと多め
(´ｰ｀)マヂかー！

=上映開始=

両親’Sがとにかく豪華！
母親が中山美穂、シャッフル後は檀れいって…(´ｰ｀)
そりゃ遊が恋人作らない訳だ。

亜梨実さん、アナタは誰デスカー？
外国人？ハーフ？
何故にその髪の色？
遊もだけど中途半端に原作に寄せようとして髪の色に違和感
遊役の吉沢亮、普段の黒髪の方がかっこいいのに。

キスの味試してみるのシーンで岡山の奇跡、桜井日奈子ちゃんのキス顔(フリ)にときめく(〃ω〃)きゃわわ

試合中に銀太が公開告白。
えぇ！！？
もはや公開処刑…
本当はずっとお前のことが好きだったんだ。

勝利後、抱きしめる…(´ｰ｀)返事も聞いてないのに。

そしてあり得ない展開からのあの名キスシーンへの導入

ちなみに六反田務さん、紹介もライバル心もあの熱苦しさも全無視( ´ ▽ ` )
多分、キャスティングさえされていないんだな(涙)

茗子のなっちゃんとの馴れ初め全省略
そのためただの教師と生徒の恋愛扱い

茗子のドア越しにサヨウナラとズッ友に涙(/ _ ; )

なっちゃんとの別れのシーンが相鉄…
新幹線ホームじゃないんだ(　ﾟдﾟ)
遠く離れていく感が感じられない

三輪さんがお前じゃない感…
三輪さんの美形っぷり描かないって。
茗子がBL属性発動しないって…
高校生が車運転って花形満か！？

海辺の告白が早急すぎて、光希の遊と銀太との間で揺れるトキメキ演出省略

告白で光希からハグ…あー、最近の子はこんな簡単に異性に触れられるのか(震え声)

イチャイチャしたいから旅行行こうと行ったそばから地元の駅前でイチャイチャ(´ｰ｀)演出とは言え片付けた枯葉で遊んじゃいけませんよー
このシーンは本当の恋人のような、観ているコッチが叫びたくなる名演技。

別れのシーンでの光希の嫌だに涙(´；Д；`)
日奈子ちゃん泣かせる奴、許さな。
このシーンの日奈子ちゃん演技うまいなぁ。
胸が締め付けられる想いで苦しいくらい。

遊のショックや悩みは淡々と省略
単に感情の起伏がない男みたいな…
涙流せば悲しみが描けるなら小説家も苦労しないんだよ！(文学部出身)

他の方の書き込みにあるような吉沢亮の演技が上手いとは思わなかった。
目力？何も感じない…

別れた後で銀太「泣かされたら俺に言えよ」
なんのタイミングでお前出てきた…
別れてるんだからそこでYou行っちゃいなよ！
本当にただのいい奴じゃん(　ﾟдﾟ)どーでもいい奴の方な

再会から二人で最後の旅行、ホテルで抱きしめ合うシーンから光希から服を脱ぎ始め…(　ﾟдﾟ)ぽかーん

谷原章介パパのお前は俺の息子だ馬鹿野郎シーンにうるうる.°(ಗдಗ。)°.
谷原さん、ハンサムスーツのイメージで笑ってしまいそうになるけどいいパパやで。

=ファンとしての鑑賞後の感想=

原作愛が強すぎて比べて観てしまうから色々感じるけど短時間であの原作を駆け足で描いている割にポイントはしっかり抑えている感じ。
(但し、演技は…距離感がなー)

名作はやはり名作なんだな。

正直、映画化の話を聞いた時にはあり得ないと思いましたよ。
きっとケンコバも同じこと思っていると思いますが。
いやしかし、こうやってみるとアレだな。

テレビドラマ化を希望します。
ワンクール12話かけて、丁寧に、描いて欲しい。

そりゃ中学生が高校教師とのラブとか、高校生が１つ屋根の下とか、この作品は昨今の風潮ではアレでしょうけどよ。
青少年健全育成とか自主規制とかもいいけど、作風をもっと大事に描いて欲しいな。

10代俳優できちんと演技できる人が少なすぎるってのは本当なんだろうな。

そしてハリウッドリメイク希望(　ﾟдﾟ)
アメリカならこんな再婚も同居もありかも？
いやー、その前に『ハンサムな彼女』の実写化だな。

=オチ=

ピカデリーって帰りの下りはエスカレーターで9階とかから降りるんですね…
すっかり忘れてました。
10代女子に囲まれながら、感想をキャッキャ耳にしながら帰るスーツ姿のアラフォー。
心中お察しくださいorz

アニメを見ていてしまっていたから、キャストにガッカリ。特に、銀太と茗子と三輪さんと亜梨実さんのキャストが嫌。しかも話が高校(多分)1年からいきなり大学生の話に飛んでてワケわからん。

いや、まじで亜梨実さんはなんで出てきたのか1番分からんかった。諦めるから抱きしめてって言って遊が抱きしめて、光希がその場面見るのかなとか思ったら光希が普通に掃除しているシーンに入る。んで、遊が出会って半年記念とか言ってブレスレット渡して母親2人が帰ってきてクローゼットの中に隠れてキスしようとしたら見つかって...

正直、は？？？？って感じだった。

それに遊は泣きすぎ。

でも唯一面白いなって思ったのは最後の遊と光希が兄妹じゃないって分かったやつかな。あれは原作沿いだったから面白かった。

やっぱりコレはアニメや漫画だからいいんだなって思った。

桜井日奈子がたっぷり見られて満足です。
ただ、困った顔の表情が多くてもっと笑顔が見たかったです。
ストーリーは親はまぁぶっとんでますがちゃんとオチもあり
チープだけど入り込めました。
想像以上に面白かったです。

桜井日奈子は岡山出身で同郷なので応援してるんですが
やはり力不足を感じます。
本作品ではもうちょっとだけドキドキさせてほしいなかって
思いました。

二人で落ち葉に戯れて遊ぶシーンがあるんですけどせっかく
掃除してある落ち葉をばら撒いて大丈夫って思いました。

でも大学生にもなった好きあってる二人がお泊り旅行に
行って我慢できるとはとても思えないんですが、
１００歩譲って子供は作れないんだとしてもカラダを
求めるってあるでしょう…
中学生が鑑賞対象だからでしょうかねぇ？

桜井日奈子の次回作に期待！！
お勧めです。

優希美青が良かった。卒業して最後に光希と会ってるときが特に良かった。高校生設定よりOL設定の方が良いのかな。優希美青がOL役やる映画観たいと思ったもん。

吉沢亮のイケメンっぷりもいけてんだよね。こんな落ち着いたイケメンが同級生にいたら、男でも惚れるかもと思ったもん。

設定は鉄板なんだよ。諸々の事情で同じ家に住むことになった男女が恋仲になるっていうのと、「実は、実の兄妹じゃ！」っていうのと。実の兄妹設定って、もう韓流ドラマでしか見られないのかと思ってたけど、まだ生きてるんだ。

まあ二人同い年だからね。冷静に考えると「お前の親父は同じ年に二人はらませたのかよ」とかあるんだけど。あるいは「病院行ってDNA鑑定してもらえよ」とかね。

その辺の納得感のなさもそうかも知れないんだけど、事情説明が台詞でやるんだよね。なんか、もたついて、しかも説明仕切れないという。原作に問題あんのかも知れないけど、脚本はヌルかったよ。

カメラのアングルというか撮り方は面白かった。人物をそんなに大写ししないのね。この作品に合ってたとは思わないけど、画は観てて面白いよ。

原作、未読です。

これでもかと言うほど、日の光が射し込むこの映画の映像、なんとなく好きです。
そして、名前に日の字が入っている桜井日奈子さん。
桜井さん、この映像の中で凄くかわいいです。
でも、凄くかわいいのに、かわい過ぎず意外と自然に感じられました。
もしかしたら、吉沢さんとの相性が良いのかもしれません。
海辺のキスのはにかむシーンなんかも、とても微笑ましく感じました。

この作品、奇抜な設定なんですが、二人の魅力のせいでしょうか、細かい事を気にせず応援したくなります。
無事にハッピーエンドに収まって、観てるこちらも幸せな気分になります。
多分、全然違う設定のストーリーでも二人を応援したくなっていたと思います。

桜井さん、吉沢さん、お二人の魅力に虜になった二時間でした。