ウインド・リバーのレビュー・感想・評価
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ぜひ鑑賞して頂きたい秀作だったと思います。
インディアン居住地で発生した少女殺害事件を、FBI女性捜査員と彼女に協力するハンターが捜査する物語。
派手さはありませんが、しっかりとした設定とストーリーは見るものを引き込みます。クライマックスの緊張感、絶体絶命のピンチ、犯人に対する復讐が鑑賞者のカタルシスを高めてくれます。
極寒の中で必死に逃げた少女の恐怖と無念は最後までしっかりと語りつつ、それでも後味の良いエンディングに繋げているので、鑑賞後に暗い気持ちにならずにすみました。
一つ注文を付けるとすれば、主人公はインディアンであった欲しかった作品ですが、現状のハリウッドの状況を考えると難しいのでしょうね。
アメリカの闇…
正直、アメリカの先住民族“ネイティブ・アメリカン”の人達の置かれている状況など、表面的にしか知らなかったけれど…本当に酷い話だと思った。
でも、どこの国でも そうやって争いを繰り返し、勝者の影に追いやられ苦しんでいる人達が沢山いるんだよなぁと改めて思った。
何も出来ない土地に押し込められ、今までに沢山の女性達を含めた人達が行方不明になっている。
きちんと取り締まる警察もなく有耶無耶にされ、諦めるしかない。
アメリカやカナダには、今でもそういう土地(保留地)が沢山あるらしい。
この作品では、そこに焦点を当てている。
野生生物局のコリー(ジェレミー・レナー)と、FBIから派遣された捜査官ジェーン(エリザベス・オルセン)が、犯人を探すべく立ち上がる。
作品とは 全然関係ないかも知れないけれど、ANTHRAXの「INDIANS」って曲があって、その頃はサビの所しか良く解かんなかったけど(笑)、LIVEでもメチャクチャ盛り上がって…でも、今考えたら 哀しい曲なんだなーって…。
浮ついた感じがなく
雪山というロケーションが印象に残るサスペンス。トリック云々ではなく事件そのものを見せる内容。浮ついた感じがなくまじめに見れるし良いです。
しかしまあ、これは、この作品に限ったことではないが、1事件に対して解決時の惨劇が遥かに上回ってしまう、あれって果たしてどうなのか笑一件落着みたいにしてるけど、ずいぶん殺したよ、と。
これって映画ではよくあるし、べつにいいんだけど、今作はまじめな内容だったぶんその違和感がすごかった。。アクションかバイオレンスなら悪役一掃する場面はスルーできるが、あの銃撃戦の死者数は全米トップニュース級だろ。ブランコの横で座ってられんと思う笑
レビュー
加害者としての我々、というか俺たち
こんなにシンプルなのに深く染みる
高評価なのも納得です。 エリザベス・オルセンも素晴らしい演技でした...
これは現代版のレヴェナントだ!
静寂の中に隠されたヤバい真相。
『ウインド・リバー』鑑賞。
*主演*
ジェレミー・レナー
エリザベス・オルセン
*感想*
アベンジャーズでお馴染みのホークアイとワンダが出てるので鑑賞。実話モノの映画は割りと好きなので、期待してました。(^^)
ガチのサスペンスなので、前半はゆっくりスローベースで話が進むので、やや退屈でしたが、後半からの展開に胸が締め付けられた。
ベテランハンターを演じたジェレミー・レナーが渋くてカッコ良いし、FBI捜査官を演じたエリザベス・オルセンが可愛かった。
BGMがほとんどないので、静寂なので何度も眠たくなったけど、話は完全にはわからなかったけど、背景が重たいし、考えさせられました。。。静寂の中にあんなヤバい真相が隠されてたとは。。
ゾッとする!
気分が凹む・・・
『ボーダーライン』シリーズが好きなので、同じテイラー・シェリダン脚本でとても楽しみにしていました、監督も務めたんですね! やはり気分が良くなる映画ではないですが(笑)、この人の脚本の映画の雰囲気が好きなんですよねえ。 車が一列で走っているのを空から撮っている場面は『ボーダーライン』シリーズっぽい撮り方でしたね。 エリザベス・オルセンが寒くて着替えをする場面で、Tバックっぽいのをはいてるのが一瞬観れたのはもうけもんでした(笑) あの場面だけで『この映画を観る価値が上がった』と思いました、映画の内容を考えると、バカみたいなレビューですが・・・
極限の世界
何が起こるか分からない無法地帯
よくある、殺人もののサスペンスかなーと思っていたら、とんでもない。
予備知識なしで本作を鑑賞したため、事の重大さは後にわかりました。
夜間には気温-30度にもなる極寒の地に、ネイティブアメリカンが2万人程生活しているらしく
(というか、昔侵略してきた白人たちに追いやられたらしく)仕事もない、治安も悪い、楽しみが
何もない過酷なウインドリバーで起こった殺人事件。
雪深い森の中で裸足の少女の遺体が発見される。
-30度の気温で走ると、空気の冷たさで肺が凍り出血。肺に血がたまり窒息するのだそうだ。
一番近い人家からは5キロ以上離れており、少なくともそれ以上の距離を裸足で走って逃げ途中で力尽きたとのこと。
考えただけでも恐ろしい話なのに、実際ウインドリバーでは、毎年多くの女性が行方不明、またはレイプ被害にあっており、その被害件数は把握されていないということが、現実に起こっているらしい。この地域は、日本でいう広島くらいの広さがあるのだが、その中に警官はわずか6人。
いつどこで犯罪が起きても、自分で自分の身を守らなければならいない。
アメリカの格差社会を改めて目の当たりにしました。
作品全体に、いつ何が起こってもおかしくない緊迫感、寒く、重苦しい空気感が常に漂っていて
サスペンスとしては面白かったです。
少女が、なぜ逃げなければならなかったのかの過程も描かれていましたが、リアルで痛々しかった。
こういう作品がきっかけとなり、世の中が少しでもいい方向にむかえばいいなとか
いろんなことを考えさせられる作品でした。
【極寒のネイティブアメリカン保留地で起こった事件を苛烈に描く。「ボーダーライン」「最後の追跡者」で現代アメリカの暗部を描いて来たテイラー・シェリダン渾身の一作でもある。】
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