「悲しくてやりきれない」ウインド・リバー ぷにゃぷにゃさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しくてやりきれない
公開当時に見て、BS12の放送で2度目の鑑賞。
山々とだだっ広い平原が印象的。風が強そうな土地だ。荒涼としている。そこに住みたいわけではないのに、そこで暮らすしかない人々がいる。
ナタリーは月が冴え冴えと光る雪原を走りながら、恋人の安否や、彼との未来や、友達エミリーのことなど、いろいろ考えていただろう。その姿に重ねる言葉は、エミリーの詩。物語中盤でそれがわかると、その詩がより一層切なくなる。
脚本に無駄なものがなく、ストイック。深い悲しみを、抑えた表現で描く。死んでしまった娘たちが並んで笑顔を浮かべる写真に顔を歪ませるコリーに、涙が堪えられない。
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琥珀糖さんのコメント
2025年4月30日
こんばんは
共感ありがとうございます。
連休中と言っても、特に変わりなく、
ただ桜、れんぎょう、コブシ、木蓮、チューリップと
一気に狂い咲きし始めました。
やっとお花見(家のまわりですが、)です。
関東方面も今、予報を見ると、特に30度超えとか
なさそうですね。
こちらはお天気が続かずで、雨がよく降ります。
それではまた。