「奨励会の中での若き棋士同士の鬩ぎ合い、シビアな現実を実感する。一人の不屈の男の半生を描いた作品。」泣き虫しょったんの奇跡 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
奨励会の中での若き棋士同士の鬩ぎ合い、シビアな現実を実感する。一人の不屈の男の半生を描いた作品。
鑑賞当時のメモ:将棋界のシビアさと現在の上級棋士の凄さを実感する
17歳まで奨励会に籍を置いていた豊田利晃監督作。
瀬川昌司を支え続けた人々
・小中学生時代の将棋道場の席主、工藤(イッセー尾形)
・小学生からの幼馴染、鈴木(ラッドの野田洋次郎)
・会社の同僚達(石橋静河、板尾創路)
・昌司のファン(藤原竜也 ワンシーンだけ登場)
・アマチュアの強豪、藤田(小林 薫 将棋連盟に瀬川のプロ編入を直訴する 心の中で応援したなあ)
これだけの人々を動かしたのは、瀬川さんのお人柄だろう、と思った感動作である。
<頑張っていれば、見ている人が必ずいるし、苔の一念岩をも通すという諺を思い出した作品>
それにしても、錚々たるメンバー出演作だったなあ。
<2018年9月8日 劇場にて鑑賞>
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