劇場公開日 2018年9月7日

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「奨励会の中での若き棋士同士の鬩ぎ合い、シビアな現実を実感する。一人の不屈の男の半生を描いた作品。」泣き虫しょったんの奇跡 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5奨励会の中での若き棋士同士の鬩ぎ合い、シビアな現実を実感する。一人の不屈の男の半生を描いた作品。

2019年10月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

 鑑賞当時のメモ:将棋界のシビアさと現在の上級棋士の凄さを実感する

 17歳まで奨励会に籍を置いていた豊田利晃監督作。
 瀬川昌司を支え続けた人々
  ・小中学生時代の将棋道場の席主、工藤(イッセー尾形)
  ・小学生からの幼馴染、鈴木(ラッドの野田洋次郎)
  ・会社の同僚達(石橋静河、板尾創路)
  ・昌司のファン(藤原竜也 ワンシーンだけ登場)
  ・アマチュアの強豪、藤田(小林 薫 将棋連盟に瀬川のプロ編入を直訴する 心の中で応援したなあ)

  これだけの人々を動かしたのは、瀬川さんのお人柄だろう、と思った感動作である。

<頑張っていれば、見ている人が必ずいるし、苔の一念岩をも通すという諺を思い出した作品>

  それにしても、錚々たるメンバー出演作だったなあ。

<2018年9月8日 劇場にて鑑賞>

NOBU