「観る将なりの楽しみ」泣き虫しょったんの奇跡 たけぱんさんの映画レビュー(感想・評価)
観る将なりの楽しみ
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話の題材が分かり、ドキュメントだから話の筋も(どんなエンディングなのかも)だいたい分かっている人間が見て、果たしてどうなのだろうか。
映画の内容として、そもそも泣ける展開なのでそこそこ泣きました。将棋映画の出来としては……いくらなんでも瀬川さんが冷静沈着、無表情すぎじゃね?と。父親が亡くなったときだけとても相好が崩れるんだけど、そこを引き立たせるためだったのかなー、それにしても、勝ち筋を探す様子もなく淡々と「負けました」の連続は如何なものか……
そんな訳で、将棋に興味がある人で瀬川晶司さんがプロ棋士になった経緯に詳しくない人、松田龍平ファンの人は★4かもだけど、個人的に★3かな、と思った終盤。
次々に現れる本物のプロ棋士に歓喜。
久保利明王将、高見泰地叡王、三枚堂達也六段、高浜愛子女流、青嶋未来五段、神吉宏充七段、豊川孝弘七段、谷口由紀女流、屋敷伸之九段……楽しかったです。
あと、イッセー尾形さんが良い味出してました。
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