ヒットマンズ・ボディガードのレビュー・感想・評価

ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマンという豪華キャストだが日本では劇場公開無しでNetflixでの配信。
殺し屋(ジャクソン)をボディガード(レイノルズ)が守るという設定の、ひと昔前によくあったようなコメディアクション。
アクション映画としては特に言うこともない作品だけどレイノルズとジャクソンのコンビの描き方が良くて、2人の役者力を実感。

役者のキャラクターを上手く活かしているなと思っていたら『エクスペンダブルズ3』の監督なのね。なんか納得。良い意味でアメリカ的ではないちょっと知的(？)な「間」のコメディ演出上手いよね。
ジャクソンが殺し屋で悪役にゲイリー・オールドマンを持ってくるあたりも「分かってるわー」って感じだし、ジャクソンの嫁も凄くイイ味があった。役者へのリスペクトが感じられますが、エクスペンダブルズシリーズ撮ればそうなるか 笑
いやはや、パトリック・ヒューズ監督、なかなか好きです。
次回作にも期待してます。

アメリカでの劇場公開からたった１週間後に、Netflixでリリースされたということで話題になっていました。
私としてはライアンなんちゃら（ゴズリングとレイノルズ）は見分けがつかないほどにどうでもよかった俳優さんなのですが（すみません）、この映画で「アラッ！このライアンなかなかいい！」と思ったのでした。
もともとサムエル（サミュエル・エル・ジャクソン）はパルプ・フィクションとか、タランティーノ作品によく出ていて好きなのですが、この映画ではライアンとの名コンビぶりがとても軽快でテンポよく、楽しく見ることができました。

俳優の知名度で劇場公開スルーされちゃったのかなぁ・・・。
けっこう若くて美しい俳優さんが主演で、内容がいい映画でも、日本ではDVDスルーというケースも未だに多くて、残念ですが、早い時期にVODで見ることができるならそれはそれで嬉しいことかもしれません！