劇場公開日 2018年11月16日

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「野尻克己監督はこれが初監督作品らしい。 いろいろな監督の助監督をやった人らしい。 この映画で野尻監督、木竜麻生 、原日出子らは国内外の多くの映画賞を受賞した。」鈴木家の嘘 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0野尻克己監督はこれが初監督作品らしい。 いろいろな監督の助監督をやった人らしい。 この映画で野尻監督、木竜麻生 、原日出子らは国内外の多くの映画賞を受賞した。

2025年1月2日
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動画配信で映画「鈴木家の嘘」を見た。

2018年製作/133分/PG12/日本
配給:松竹ブロードキャスティング、ビターズ・エンド
劇場公開日:2018年11月16日

岸部一徳(鈴木幸男)
原日出子(鈴木悠子)
木竜麻生(鈴木富美)
加瀬亮(鈴木浩一)
岸本加世子(鈴木君子)
大森南朋(吉野博)
宇野祥平(北別府さん)

大学を出てから3年間引き籠っていた鈴木浩一が首吊り自殺で命を絶った。

買物から帰った母親、悠子は首を吊った浩一を発見、パニックになる。

悠子は浩一の首のロープを切ろうと包丁を持ち出したが、
ロープは切れず、自分の手首を傷つけた。

結局、仰向けに倒れこんだ悠子はショックで気を失い倒れてしまう。

2か月近く気を失っていた悠子が突然目を覚ます。

悠子は不思議そうに「浩一は?」と尋ねた。

悠子はショックのあまり浩一が死んだという記憶を失っていた。

長女の富美はとっさに
「お兄ちゃんは引きこもりをやめてアルゼンチンに行った」

と言ってしまった。

アルゼンチンは悠子の弟・博が住んでいる。
浩一はそこで仕事を手伝っているということにした。

ショックから記憶が戻らない悠子のために家族全員を巻き込んだアリバイ作りが始まった。

幸男はなぜか助手席の窓が割れたままのJZX91トヨタ・チェイサーに乗っていた。
窓が割れている理由は後で判る。

幸男はソープランドに行く。

妻がたいへんなときに風俗店に行くのかい!

と突っ込んだのだが、
これにもちゃんと理由があったということは後で判る。

いろんな映画でいろんな脇役を演じている
宇野祥平が今回はけっこう重要な役かなと思った。

野尻克己監督はこれが初監督作品らしい。
いろいろな監督の助監督をやった人らしい。

この映画で野尻監督、木竜麻生 、原日出子らは国内外の多くの映画賞を受賞した。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

因果関係はないと思うが、
この映画が撮られた4年後の2022年に原日出子の夫、渡辺博之は自殺している。

ドン・チャック