「家族に自殺され残された者をコメディにする意味」鈴木家の嘘 asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
家族に自殺され残された者をコメディにする意味
コメディではないのかもしれない。
事実をなぞるとまるではたから見たらコメディのように見えるだけとか。
いやそんな事はないだろう。
まず私の持論から。
死体を見て慌てふためいて、取り乱して記憶喪失になるほどの母親を持つ子は、だいたいの場合自殺しない。
だいたいの場合 であって全員ではないが。
人は自分の幸福度を自分の尺度で測るわけで、ホームレスでもなく罪を犯したわけでもなく、衣食住足りていて死ぬ理由などない人、だけれども生きる理由がないと決めてしまった人は死に向かう。
私の知人だった人の中に数人、自殺した人がいる。
彼らはこの現世に自分を繋ぎとめる人間を持っていなかったように思う。
嫌いだなあ、というはっきりした言葉で言い表されるのではなく何かがあまり好まれないオーラを纏っていた。
自分の思う自分の人生と、違ってしまったと思うのか
ゲームのように、一旦クリアしてしまいたくなるのか。
生きるという事への執着が切れてしまう。
妹は確かに、彼にあんな言葉を言うべきではなかった。
死んでもらいたい訳ではなかったのなら。
人はその人の立場になってみなければ、到底わからない苦悩があるのだと、まだ幼い彼女はわからない。
まして、自分の言ってる事が正論であると信じて疑わないならば、言葉は鋭い刃物以上に相手に突き刺さり、
それが きょうだい しかも自分より下の場合、言われた側のなんとも言いようのない悔しさ混じりの憤りは、味わったものにしかわからない感情を生む。
と言った背景の中。
茶化してるように見え、え?って思うとその後すぐにそうではないのだというシーンを繋げる。
目を離すとすぐに死んでしまいそうになる息子とそれを追いかける父親はまるで トイストーリーのフォーキーとウッディだ。でもウッディーは何が何でも諦めずにフォーキーが持ち主にとって如何に重要であるかの生きる意味を説き続ける。
人間である父親は「もう駄目だ俺には無理だ」
って諦めてると言うのに。
(申し訳ない。我が家の車の中で見るDVDが今トイストーリーの1〜4を繰り返し再生されてるので、はからずも何度も何度も熟視する事になってしまっている)
(本当にトイストーリーは良く出来た物語です。
見れば見るほどその出来の良さに感服し、5を心から待ち望んでしまいます。)
大森南朋の役どころは目新しく、こんな演技するのねと思わせられたが、岸辺一徳や 岸本加世子、原日出子などの定番演技の中、私が知らなかった妹の木竜麻生だけが
最初から最後までずっと真剣であり続けているという役回りだ。
その筋を一本通す事でこの映画は成り立っていた。
↑↑
やっぱりそうでしたか。
せっかくの、2回に分けてのコメント、書いて下さっていたのに受け取れずに本当に申し訳なかったです。
・僕と別れて5分後に死んだ友人のこと、
・その友人のことを想いながら加瀬亮のコウモリを僕は見送った
と、ささやかな数行のコメントだったのでしたがね。
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あと「字数問題」は、この投稿フォームはパソコンとは少し相性が悪いのかもしれません。パソコンのフォロアーさんは分割送信の方をよくお見受けします。
スマホだと相当の長文でもそのまま行ける感じです。
筆が乗ってきた時にすんなり送信出来ずに腰を折られるのは嫌ですよね。
寒い夜です、
暖かくしてお休みください。
きりん
本当に驚きます。
なぜ?なぜ?なぜ?
コメント しましたよ。
長々と二回に分けて。
どういうわけか私はコメントに字数制限あるんです。
何でみんなないのか不思議で不思議で。
なんかもう 意地ですね。
また消されました(笑)
3回目の投稿はわずか1日の命。
あー、やれやれ。
asicaさん夕方に何かコメントを下さったんですよね?そういうわけで僕のレビュー自体がもう存在しないのでasicaさんが何を書き送って下さったのかも、開くことが出来ませんでした。
ごめんなさいね。
きっとご自身 病んでおられる方が、この映画のレビュー欄をずっと逐次点検なさっているのだと思います。
本作についての投稿は(その方のためにも) もうやめることにしますね。
「鈴木家の嘘」また削除されました。
「削除されたので」と前置きして再投稿してわずか2日後です。
何か文句があるならば、せっかくのコメント欄で抗議してくれればよいものを。
あー、面白くない!ワンコさんがこのサイトを離れたのもこういう理由からかもしれない。