君の膵臓をたべたいのレビュー・感想・評価
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キミスイ
実写版よりも分かり易し
咲良がドキッとするほど可愛かった!
原作や実写知らなかったんですが
原作に忠実で美しい良作だが惜しい
「泣いた」
原作が一番
オチ以外の予定調和
実写が先でアニメが後でその間があまり離れていないため、実写版を見た人が比較のために鑑賞するケースがワリと多そうな作品。自分は実写版は鑑賞していません(実写映画自体ほぼ観ません)。
なので作品単体の純粋な感想が述べられると思いますが、実写版の方が評価が高いと言う風の噂を耳にしていたためソチラがどう仕上がってたのかがチョットだけ気になりました。
〝出オチ〟スタイルで話は進行し、オチまでの過程『ナゼそうなったのか』の出来が非常に重要となり、これが作品の善し悪しを大きく揺さぶって決定づけるわけですが、そこは重病とは思えない終始天真爛漫なヒロインと朴念仁的な男子が、平凡ではない日常を展開します。
それが自分の様な女性に縁のなかったオタクのオッサンの妄想と大差ない内容で、どうにも2〜3歩先が予想できてしまい、そして当然のごとくその通りになっていきます。いささか素直すぎな展開(予定調和)と思え、余命幾ばくもない短い時間をセッセとフラグを立ててるんだなと。ヒロインはソレを否定?しましたが、まァそう言う妄想的な展開はこの際アリかもです。
ところがそのオチは予想を裏切るまさかの展開となる訳ですが、描写があまりにアッサリ片付けたため印象が薄く、そんなんでいいの?と疑問に変わってしまいます。
ですがこのオチも別の意図を勘ぐります。ヒョッとして〝不謹慎論〟を警戒したのかな? ならば余計に、ンじゃ今までのは何だったの?となりかねず、誰にでも起こり得る不幸をなぜワザワザ病気のヒロインに降りかけたのか? ポジティブな結果に導かれない踏んだり蹴ったりな不幸超過はサスガに疑問が残ります。
終盤に至っては、事の次第の全てを説明しようとした感の間延びが気になります。星の王子さまっぽい演出のクダリはあのタイミングで必要なんですかね?
命の儚さや人同士の繋がりや絆などの大切さを表したかったのかも知れませんが、映画は娯楽であり国語の授業教材でもないので、個人的には面白いかそうでないかのベクトルでしか観ないし評価しません。そう言う意味では今ひとつ物足りない作品で、このお話そのものがあまり自分には馴染めず趣味じゃないかな、と言う結論に至りました。
膵臓は食べなくても………
実写版を見てみたい
期待していたのとは何か違う
とてもきれいな絵で、「僕」と桜良が生き生きと描かれ、すばらしい作品だと思いました。人との関わりを避けていた「僕」が、桜良との出会いと別れを通して、大きく変容したことがとても丁寧に描かれていました。
ただ、期待していたのとは何か違う、何か足りないという印象でした。原作未読のため、そのよさがどこにあるのかはわかりません。しかし、少なくとも昨年の実写版のような感動は、本作では味わうことができませんでした。
実写版では、桜良の生きざまを通して「今を生きる大切さ」を描き、それが胸にずんと響き、自分の生き方にも影響を与えてくれた気がします。それに対して本作は、「僕」の成長を描いているように感じ、視線が「僕」に向かってしまい、どこか客観的に見ていたからかもしれません。結果、目が潤む場面はあっても、泣けるほどの感動はありませんでした。
また、ドストライク級にかわいいヒロイン桜良を、声優のLynnさんがこれまた魅力的に演じていますが、本作ではそれが仇となっているような気がしました。というのも、いかにもアニメのキラキラヒロインといった感じで、現実感が乏しく感じてしまったからです。むしろ、「僕」を演じた高杉真宙くんの、場慣れしてない素朴な演技の方が、本作にはマッチしているように感じました。ついでにいうと、心象風景ともいえるファンタジックというかメルヘンチックな描写も、アニメらしいといえばそれまでですが、正直なんだかなあという感じでした。
いろいろ書きましたが、実写版がよかったので、つい比較してしまっただけのことです。本作単体で見れば、十分鑑賞に値する作品に仕上がっていると思います。興味のある方は、ぜひ「僕」の中に咲いた桜を見てきてください。
悲しい…せつない…
この作品を観た人の大半は実写を観てて内容を知ってる人達だと思われるので
ただただ感動
40過ぎたおっさんが
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