去年の冬、きみと別れのレビュー・感想・評価
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ぜひ劇場で!!
とにかく2回は観て欲しい作品です。
1回目に観たときの大げさにも見える芝居は2回目以降切なさに変わります!
ああ、だからそんな目してたのね…と。
恥ずかしながらEXILEの彼を存じあげませんでしたが、俳優岩田剛典の可能性を大いに感じる作品です。
数年後このような難役も自然にやってのけるでしょうが、今しか見られない成長期ならではの勢いがありながらもどかしい、それでいてまっすぐな姿が主人公の姿に重なって心に響きました。
ぜひ多くの大人に観て欲しいです。
本当に好きな人の前でみせる笑顔…泣けます。
何度も何度も噛みしめたくなる映画に久々に出会いました。
美しく激しく切ない…ぜひ劇場でご覧ください。
私もまた観に行きます!
楽しめたが、予告編で騙されると謳っていたのでどれほどのものかと身構...
構えなかったら面白い
純文学よりミステリー。
2018年初頭、中村文則原作の映画化が相次いだ。その2本目である。
フリーライター耶雲(岩田剛典)は、気鋭の写真家木原坂雄大(斎藤工)に密着取材を試みる。木原坂には過去に放火殺人の疑いをかけられて、殺人の罪は免れたが執行猶予つきの判決を受けた過去がある。
木原坂のなんともいいようのないモンスターぶりが、映画のトーンを決めてしまっていて、そういう意味では斎藤工の役割は大きい。
瀧本智行監督の作り出した湿った画面が効果的である。
「悪と仮面のルール」は小説でないと表現できないものがあって、そこが未消化だったが、本作は映画らしい編集で、おそらくは原作のエッセンスを汲んだものになったと思われる。
岩田剛典も好演であった。映像の仕事が増えてきているのも納得である。
スカッとジャパンスペシャル編?
湿度高め。
プロットが優れたサスペンス
岩田剛典は2016年の「植物図鑑」のときの演技に比べると、見違えるように上手くなった。真意を隠しながら仇敵にアプローチするというややこしい役柄をリアリティの感じられる演技でこなしていた。
猟奇殺人事件とその真相を追うジャーナリストという構図が、物語が進むにつれて徐々に崩されていくプロットは、とても優れている。「全員、ダマされる」というキャッチフレーズも強ち大袈裟ではない。
殺人の量刑は懲役5年から死刑まで幅広いが、放火も同じく懲役5年から死刑まである。二つが合わさった放火殺人となると、死刑になる確率が一気に上がりそうだ。この作品のリアリティはそういった法律的な側面にも裏打ちされている。
山本美月も相当に演技力が鍛えられていて、このややこしい作品でもなるほどと頷かせる演技をしていた。監督の演出も要所要所で作品の世界観から逸脱しないように気を配っているように見える。
プロットも役者の演技も監督の演出もとても優れた傑作だと思う。
あまりにも...
すごい
う~ん…なんか皆 哀しい…
久々に かなり入り込んでしまう作品だった。
まあまあ長い作品だろうが、私には長くは感じなかった。
色々書きたい様な気もするがやめておこう。
とにもかくにも 登場人物全員が 色んな意味で哀しすぎる…
そして その哀しみが複数の怪物をつくったのだとしたら、諸悪の根元は後ろ姿しか登場しない"父親"である事は間違いない!
最後に捕捉させて頂くとしたら、主演の岩ちゃんは決して達者な演技をする俳優さんではないかも知れないが、その淡々とした演技が此の役柄にはピッタリと合っていた様な気がしました。
それと、出演シーンこそ多くはないけどキーパーソンとも云える゙あきごを演じてた女優さんは『恋が下手でも生きています』(というタイトルだったと思うが)というドラマで主演の女優さんを喰ってるな~と あくまで私の主観だが そう思った人で、これまた とてもハマり役だな~と感じました。
前評判以上では無いけれど。
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