「陰鬱なトーンの展開」去年の冬、きみと別れ 重さんの映画レビュー(感想・評価)
陰鬱なトーンの展開
岩田剛典扮する婚約中のフリーライター耶雲恭介は執行猶予で終わったと言われている斎藤工扮する写真家木原坂雄大の盲目モデル焼死事件について北村一輝扮する週刊誌の小林デスクに持ち込んだ。
今回の岩田剛典はちょっと暗めでヒステリックなキャラクターで意外だったね。取材対象の木原坂も異常体質だから無気味な雰囲気だ。小林デスクも木原坂の姉と関係を持つ曲者だ。だからどうしても陰鬱なトーンの展開になるね。そして木原坂は山本美月扮する恭介の婚約者に狙いを定める。まあ一種のホラーかな。執念深いのもほどほどにしておかないとね。
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