「考えられた構成で面白い復讐劇でした」去年の冬、きみと別れ かわさんの映画レビュー(感想・評価)
考えられた構成で面白い復讐劇でした
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私は、映画の結末を知ってしまってから作品に興味を持ち鑑賞することしたので、オチを知っているからこそ、映画が本の構成でいうところの第2章から始まるところや、主人公の恭介が巧みに木原坂の行動を誘導している様子に感心したり、面白いと感じたりしました。
復讐の全てを綴った本を、章を入れ替えた形で映像化した映画という構成になっているのも良いと思いました。
私は結末を知った上で、この映画を観ていますが、何も知らずに観て騙されて、結末を知ってもう一度観れば2度楽しめる作品だと思います。
木原坂姉弟への復讐で、姉への復讐が恋人と同じ焼死だったのは、彼女が恋人を焼死させた本人だったからなのかな?とか思ったり。
しかし、あの姉はなぜ真相を恭介に伝えたんでしょうね?
苦しめたかったのかもしれないけど、復讐されるかもしれないとか少しも考えなかったのか?というのと、恭介を知っているのに自ら恭介に会いにいった姉の行動はちょっと浅はかすぎるんじゃないのか?とツッコミ入れたくなりましたw
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