「意外なほどさわやかな印象に昇華していました」去年の冬、きみと別れ ちいまめさんの映画レビュー(感想・評価)
意外なほどさわやかな印象に昇華していました
原作と違う魅力を引き出した映画でした。
賛否はあると思いますが、個人的には映画単品でも楽しめる作品だと思いました。
序章のうつうつと静かに、人物の不気味さを際立たせる進みから、後半での立ち位置の逆転。
筋を知っていたのでどうやって映像化するのかと思っていましたが、脚本の妙と配役の熱演が見事でした。
そして後味が悪くなるところを意外なほどすっきりと昇華し、最後はさわやかな印象にまとめ上げていて関心しました。
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